朝日ネットJP:3834

時価総額
¥223.7億
PER
11.3倍
ISP事業を展開し、AsahiNet 光やWiMAX 2+などのインターネット接続サービスや、manabaなどの教育支援サービスを提供。

事業内容

朝日ネットは、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)事業を展開しており、個人および法人向けにインターネット接続サービスとインターネット関連サービスを提供しています。事業セグメントはISP事業の単一で報告されています。

インターネット接続サービスでは、顧客にインターネット接続環境を提供しています。朝日ネットは、全世界のサイトやネットワークと相互接続が可能な通信環境を構築し、バックボーン回線を自社技術で運用することで高品質な接続を提供しています。アクセス回線はFTTHやモバイル回線を利用し、通信機器も提供しています。

朝日ネットの主なインターネット接続サービスには、「AsahiNet 光」や「AsahiNet 光クロス」などがあります。これらのサービスは、東日本電信電話や西日本電信電話と提携し、最大10Gbpsの通信速度を提供しています。また、モバイル接続サービスとして「ASAHIネット WiMAX 2+」や「ASAHIネット LTE(ANSIM)」も展開しています。

インターネット関連サービスとしては、ホームページサービス、独自ドメインサービス、メールサービス、セキュリティサービスなどを提供しています。特に「manaba」は、クラウド型教育支援サービスとして、LMS機能を持ち、教育支援のソリューションを提供しています。

朝日ネットは、ISP「ASAHIネット」を運営し、インターネット接続サービスと関連サービスを提供しています。過去5年間の会員数の推移を示すデータもあり、FTTH、ADSL、モバイル接続の契約数が記録されています。これにより、顧客のニーズに応じた多様なサービスを展開しています。

経営方針

朝日ネットは、インターネット接続サービスの提供を通じて、社会基盤としての重要な役割を果たしています。同社は、通信品質の維持とオペレーションの向上を重視し、顧客の利便性を高めることを目指しています。また、Wi-FiやVPN、監視カメラソリューション、教育支援サービス「manaba」など、インターネット接続の周辺領域にも注力しています。

同社の成長戦略の一環として、ISP「ASAHIネット」の契約数増加を目指しています。特に、NTT東西との協業による「AsahiNet 光」や「フレッツ 光クロス」などのサービスを強化し、法人会員の拡大にも注力しています。これにより、収益基盤の強化を図り、安定した成長を目指しています。

教育支援サービス「manaba」においては、教育の質保証を実現するためのLMS機能開発を進めています。大学IRの実現に向けたログの抽出や、学生の能動的な学修を促す機能の開発を通じて、利用大学の拡大を図っています。これにより、教育機関のDX化を支援し、新たな事業領域への挑戦を続けています。

「v6 コネクト」では、提携事業者との協業関係を維持し、新たなVNO事業者との提携を拡大することに注力しています。通信品質の維持とコストコントロールを通じて、提携事業者との中期的な関係性を強化し、事業の拡大を図っています。

朝日ネットは、情報セキュリティの強化にも取り組んでいます。ISO/IEC27001:2022の取得やプライバシーマークの取得を通じて、個人情報の適切な管理を徹底し、顧客に安心して利用してもらえる環境を提供しています。これにより、信頼性の高いブランド構築を目指しています。