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リミックスポイントJP:3825
沿革
2004年3月 |
業務用アプリケーション・ソフトウェアの開発を目的に、東京都港区西麻布において当社を設立 |
5月 |
本社を東京都港区元赤坂一丁目に移転 |
2006年12月 |
東京証券取引所マザーズ市場へ上場 |
2007年4月 |
本社を東京都千代田区二番町に移転 |
2009年3月 |
本社を東京都中央区日本橋箱崎町に移転 |
2011年2月 |
本社を東京都中央区日本橋蛎殻町に移転 |
2013年12月 |
省エネコンサルティング事業として、エネルギー管理システム「ENeSYS(エネシス)」の販売を開始 |
2014年7月 |
本社を東京都目黒区東山に移転 |
10月 |
電力売買事業開始 |
12月 |
中古車売買事業開始 |
2015年12月 |
小売電気事業者として登録 |
2016年2月 |
高圧需要家への電気小売供給を開始 |
3月 |
金融関連事業として仮想通貨交換業を主な事業目的とする株式会社ビットポイント(現 株式会社ビットポイントジャパン)を設立 |
8月 |
旅行関連事業としてホテル事業開発を主な事業目的とする株式会社ジャービス(現連結子会社)を設立 |
2017年8月 |
東京証券取引所(市場第二部)へ上場市場変更 |
9月 |
株式会社ビットポイントジャパンが仮想通貨交換業者(現 暗号資産交換業者)として登録 |
2018年1月 |
本社を東京都港区六本木に移転 |
3月 |
低圧需要家向け電気小売供給サービス「リミックスでんき」を開始 |
10月 |
北海道エリアでの電気小売供給を開始し、電気小売供給エリアが沖縄を除く全国へ拡大 |
2019年1月 |
金融関連事業として証券事業参入を主な事業目的とするスマートフィナンシャル株式会社を設立 |
2月 |
旅行関連事業としてホテル運営を主な事業目的とする株式会社アナザーを設立 |
8月 |
スマートフィナンシャル株式会社の全株式を譲渡 |
9月 |
株式会社アナザーの全株式を譲渡 |
2020年3月 |
金融関連事業の中間持株会社として株式会社ビットポイント・ホールディングス(現 連結子会社)を設立 |
2020年10月 |
感染症対策関連事業(現 レジリエンス事業)に本格的に着手 |
2021年8月 |
本社を東京都港区虎ノ門に移転 |
2022年4月 |
東京証券取引所市場再編に伴い、スタンダード市場へ移行 |
2022年7月 |
株式会社ビットポイントジャパンの株式51%を譲渡 |
2023年3月 |
株式会社ビットポイントジャパンの残り全株式を譲渡 |
事業内容
リミックスポイントは、複数の事業セグメントを展開している企業で、その主要な事業内容はエネルギー事業、自動車事業、レジリエンス事業、金融関連事業、およびその他の事業に分類されます。エネルギー事業では、電力の売買を行っています。自動車事業では、中古車の売買に関するコンサルティングや中古車の売買などを手掛けていましたが、2023年2月14日の取締役会において撤退が決議されました。レジリエンス事業では、省エネルギー化支援コンサルティングや蓄電池などの省エネルギー関連機器の販売、感染症対策関連商品の販売などを行っています。金融関連事業では、暗号資産事業に関連した投資を行っていましたが、これも2023年5月12日の取締役会で廃止が決議されました。その他の事業としては、マーケティングコンサルティングなどがあります。なお、リミックスポイントは、子会社である株式会社ビットポイント・ホールディングス(BPH)及び株式会社ジャービスを含むグループ企業で構成されており、以前は株式会社ビットポイントジャパン(BPJ)も完全子会社でしたが、2022年7月1日に株式の51%を譲渡し、2023年3月31日に残りの株式49%も譲渡したため、関連会社からも外れています。
経営方針
リミックスポイントは、社会の変化に対応し、持続的な成長を目指す企業です。同社は、エネルギー事業、レジリエンス事業を中心に、事業の選択と集中を進めています。特に、自動車事業からの撤退や金融関連事業の主たる部門であった暗号資産交換業からの撤退を決定し、エネルギー事業とレジリエンス事業に注力しています。
エネルギー事業では、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた電源の低炭素化推進や、非化石電源比率の拡大など、環境価値の高い電力供給プランの推進に取り組んでいます。また、電力調達コストの抑制や需要家の開拓にも力を入れています。
レジリエンス事業では、家庭用蓄電池や産業用蓄電池の販売網の拡充、防災・減災をテーマとしたサービスやプロダクトの開発・提供に注力しています。これにより、エネルギー事業とのシナジーを促進し、社会的な価値の創出を目指しています。
同社は、事業規模及び収益の拡大を戦略的に推進し、市場のニーズや時代の変化に機動的に対応することで、既存事業の強化や新規事業機会の創出に取り組んでいます。また、脱炭素を志向する企業との協業や戦略的な投資を通じて、成長を加速させる方針です。
内部管理体制の拡充やコンプライアンス及びリスクマネジメントの強化、優秀な人財の確保・育成にも注力し、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を図っています。これらの取り組みを通じて、リミックスポイントは、社会が変化するタイミングで生じる課題を解決し、持続可能な成長を目指しています。