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アルファクス・フード・システムJP:3814
沿革
2006年9月 2007年2月 2010年2月
2016年12月 2017年1月 2017年8月 2017年9月 2017年9月 2017年9月 2017年12月 2018年3月 2018年6月 2018年11月 2019年2月2019年7月 2019年11月 2019年12月 2020年3月 2020年6月 2022年4月 2022年6月 2022年8月 2022年11月 2023年3月 2023年4月 |
大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」(現 東京証券取引所JASDAQ(グロース))に株式を上場 リアルタイム予約システムのR2事業を事業譲渡 RAID型SSD搭載オリジナルPCPOS「FOODα5000」リリース
株式会社光通信と合弁により株式会社AFSマーケティング設立 「飲食店経営管理システム(R)」拡張機能「自動発注システム」の特許取得 シェン・ヒーロー株式会社と業務提携 株式会社ユニティ マーケティング ソリューションよりCRM事業譲受 国内初となるオフグリッド型本社/データセンター竣工(ビル名:AUTOMATIC ORDERING CENTER)と同時にZEB(ゼロエネルギービル)5つ星を取得 ナチュラルグリーンパークホテル(ナチュラルグリーンリゾート株式会社)の不動産取得及び事業譲受 グローリー株式会社とセルフレジによる業務提携 ナチュラルグリーンパークホテル内に実証実験店「マスターズカフェ」オープン 一般社団法人「外食産業 自動発注業務改革機構」の設立 エネルギーコスト削減事業への進出に伴う、日栄インテック株式会社との業務提携 広島市中区に、広島営業所を開設 東京都中央区に、IT武装実証実験店「マスターズカフェ日本橋兜町店」オープン 「セルフショット」と「自動発注システム」が国土交通省管轄の道の駅(マスターズカフェのつはる店)で採用 札幌市北区に、札幌営業所を開設 株式会社Mビジュアル共同開発、外食産業向け配膳AIロボット「サービスショット」のレンタルサービス開始 セルフオーダーシステム、セルフオーダー管理方法、およびプログラム「セルフショット」が特許取得。 東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所のJASDAQからグロース市場に移行 山口県宇部市に飲食店の効率化DXモデル店として「コメコメバーガー宇部店」オープン(2023年4末システム実証終了) 東京都中央区に飲食店の効率化DXモデル店2号店として「コメコメバーガー日本橋兜町店」オープン ナチュラルグリーンパークホテルに係る不動産をリゾリート株式会社へ譲渡(2023年7月末事業譲渡) 飲食店向けシステム機器の当社への供給及びソフトウェア共同開発よるパートナーテック株式会社との業務提携 双日株式会社とOrion Star社製配膳・案内ロボットに関する国内外食・飲食業への独占販売店契約を締結(注2) |
1993年12月 |
1994年2月 |
1994年11月 |
1996年4月 |
1996年4月 1996年8月 |
1998年3月 |
2004年12月 |
2012年7月 |
2016年2月 |
2016年7月 |
株式会社アルファクス・フード・システムを山口県宇部市に設立 |
株式会社アルファクスから営業の一部を譲受(国内初の無担保融資MBOで独立)(注1) |
福岡市博多区に福岡営業所開設 |
インターネット利用のASP業務サービスのためソリューションサービス支援本部を開設 東京都中央区新富に東京営業所開設 |
ASP業務サービス拠点として山口県宇部市に集配信技術センター(データセンター)開設 |
東京都中央区日本橋に営業及びシステムソリューションサービス拠点として営業所移転拡大 |
外食企業向けリアルタイム予約システム「R2」のサイトを開設(特許取得) |
本社事務所機能の一部を山口県山陽小野田市に移転 |
「飲食店経営管理システム(R)」Win版 リリース(ASP業務サービスとのハイブリッド版) |
LINE Pay株式会社と業務提携 |
事業内容
アルファクス・フード・システムは、外食企業向けに特化した情報システムの提供を行っている企業です。同社は「食文化の発展に情報システムで貢献する」という社是のもと、外食業界の経営効率化を目指しています。その主な事業内容として、基幹業務システムのASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)/パッケージ提供、POSシステム、オーダーエントリーシステム、テーブルオーダーリングシステムなどの販売及び関連サービスの提供をワンストップで行っています。
同社は、外食企業における食材原価ロスや過剰人件費などの経営コストのロスを削減するため、「飲食店経営管理システム(R)」と勤怠集計管理システム「Timely」を主力製品として提供しています。特に「飲食店経営管理システム(R)」の自動発注システムは、2017年に特許を取得し、同社の経営戦略の中心となっています。
事業は大きく分けて、ASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業の3つの部門から構成されています。ASP/パッケージシステム事業では、売上分析、勤怠管理、在庫管理などの基幹業務システムを提供。システム機器事業では、POSシステムやオーダーエントリーシステムなどの販売を行い、周辺サービス事業では、サプライ品の販売やメンテナンス、インテグレーション販売などを手がけています。
また、ホテル関連事業も展開していましたが、2023年7月31日に事業譲渡を実施し、2024年9月期からは報告セグメントを変更しています。これにより、アルファクス・フード・システムは外食企業向けの情報システムサービスにより一層注力していく方針です。
経営方針
アルファクス・フード・システムは、外食産業の発展に貢献することを目指し、情報システムを通じた経営効率化を推進しています。同社は、食材ロス削減や人件費の最適化を目的とした「飲食店経営管理システム(R)」や勤怠集計管理システム「Timely」を主力製品として提供。これらのシステムは、外食企業の経営コスト削減に貢献し、同社の成長戦略の核となっています。
同社は、外食業界における人手不足の課題に対応するため、配膳AIロボットの二次開発に注力しています。これにより、人とロボットが融合した新たなサービス提供を目指しています。また、特許を取得した「自動発注システム」を通じて、食材の発注適正化に取り組み、外食企業の営業支援を強化しています。
販売戦略としては、自社製品の高粗利ソフトウエア販売に集中し、水平展開と代理店販売施策による収益力向上を図っています。さらに、情報セキュリティの継続的な強化やガバナンス体制の整備にも注力し、企業の信頼性と安定性を高めています。
アルファクス・フード・システムは、外食業界への利益貢献と地球環境の改善を目標に掲げ、省力化に対応した製品やサービスの迅速な投入を通じて、企業価値の向上を目指しています。同社は、これらの成長戦略を基軸に、外食産業の発展に貢献し続けることを目指しています。