キーウェアソリューションズJP:3799

時価総額
¥70.8億
PER
9.7倍
システム開発、SI事業、サポートサービス、販売、新事業を展開し、社会インフラ基盤構築、ERPパッケージシステムインテグレーション、運用保守支援、関連機器販売、農業ICTなどを手がける。

沿革

年 月

概   要

1965年5月

エレクトロニクスの総合コンサルタント会社として、日本電子開発株式会社(資本金1,000万円)を設立

1974年9月

宇宙開発事業団・種子島宇宙センター大崎射場から試験ロケットN1型の打ち上げをソフト部門で支援協力、宇宙開発分野でのソフトシステム開発事業に本格参入

1986年5月

財団法人無人宇宙実験システム研究開発機構の設立に唯一のソフトウェア会社として参画(理事会社)

1986年7月

大阪支店(現・キーウェア西日本株式会社)開設

1987年6月

八幡山事業所(現・本社)開設

1988年12月

SI企業(第1期認定企業)として通商産業省より認可

1990年1月

九州支店(現・キーウェア九州株式会社)開設

1990年4月

中部技術センター(現・キーウェア西日本株式会社中部ITセンタ)開設

1991年2月

北海道技術センター(現・キーウェア北海道株式会社)開設

1993年6月

システム監査企業台帳登録(通商産業省)

1994年10月

SAPジャパン社との協業により、ERP(R/3)事業の立ち上げ

1996年9月

制御システムの分野で、ISO 9001の認証取得

1999年9月

ISO 9001の全社認証を取得(子会社設立時に各社へ適用)

2000年2月

プライバシーマーク認証取得

2000年11月

「北海道ビジネスオートメーション株式会社(現・株式会社HBA)」(関連会社)の出資比率の引上げによる持分法適用会社化

2001年1月

「キーウェアソリューションズ株式会社」に社名変更

2001年3月

「キーウェアサービス株式会社」(連結子会社)設立

2001年11月

建設業許可取得(電気通信工事業)

2002年4月

「キーウェアマネジメント株式会社」(連結子会社)設立

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証取得(本社〔管理部門〕)

2003年3月

特定システムオペレーション企業等認定取得(経済産業省)

2003年4月

「キーウェア北海道株式会社」「キーウェア西日本株式会社」「キーウェア九州株式会社」設立
(3社とも新設分割による連結子会社)

2003年7月

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証取得(グループ全社)

情報セキュリティ監査企業台帳に登録(経済産業省)

2005年12月

JISQ14001:2004(ISO14001:2004)認証取得

2006年6月

株式会社ジャスダック証券取引所に上場

2008年3月

株式会社東京証券取引所市場第二部に上場

2008年4月

「株式会社クレヴァシステムズ」の株式67%取得により子会社化(連結子会社)

2008年9月

「株式会社クレヴァシステムズ」の株式を追加取得により完全子会社化

2012年4月

「キーウェアマネジメント株式会社」(連結子会社)を吸収合併

東北支店開設

2017年5月

合弁会社「株式会社イーテア」設立(当社の出資比率21%、持分法非適用会社)

2019年7月

株式会社HBAおよびテクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社と資本業務提携契約締結

2021年5月

兼松エレクトロニクス株式会社およびキヤノンマーケティングジャパン株式会社と資本業務提携契約締結

2021年8月

「株式会社オーガル」(連結子会社)設立

2021年11月

株式会社JR東日本情報システムと資本業務提携契約締結

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行

2022年7月

「キーウェア東北株式会社」(連結子会社)設立

事業内容

キーウェアソリューションズは、システム開発事業、システムインテグレーション(SI)事業、サポートサービス事業、販売事業、および新事業を含む多岐にわたる事業セグメントを展開しています。

システム開発事業では、コンピュータシステム構築に必要なソフトウェア開発を受託しています。この事業には、キーウェア北海道株式会社、キーウェア東北株式会社、キーウェア西日本株式会社、キーウェア九州株式会社、および株式会社クレヴァシステムズが関与しています。

SI事業では、各種ERPパッケージを用いたシステム構築を核としたエンドユーザー向けのシステムインテグレーションを提供しています。

その他事業として、サポートサービス事業では、顧客のコンピュータシステム運用に関する様々なニーズに対応し、運用・保守・教育を支援しています。このセグメントにはキーウェアサービス株式会社が含まれます。販売事業では、顧客の要求に応じたコンピュータや関連機器、パッケージソフトウェア等の販売を行っています。

新事業では、事業領域の拡大や新分野への進出を目指し、農業ICT(OGALシリーズ)、RPA導入支援サービス、DXファーストステップソリューションなどのソリューション・サービスを提供しています。このセグメントには株式会社オーガルが関与しています。

これらの事業を通じて、キーウェアソリューションズは、特殊な業種・業務ノウハウや先進技術を背景に、企業の情報システム構築を支えています。

経営方針

キーウェアソリューションズは、情報技術を事業領域とし、創造性に富んだソリューションを提供することで、社会の発展に貢献することを経営の基本方針としています。同社は、「IT can create it.」を企業スローガンに掲げ、情報技術の新たな可能性の実現に取り組んでいます。また、CSRへの取り組みを重要視し、ステークホルダーとの積極的なコミュニケーションを通じて、社会の持続的発展に貢献することを目指しています。

同社は、売上高、営業利益、当期純利益、自己資本比率を重要な経営指標としており、安定性と成長性を兼ね備えた企業集団を目指しています。経営基盤の強化と収益力の向上、効率化を追求し、企業価値の向上に努めています。

2023年3月期を初年度とする5年間の中期経営計画「Vision2026」を策定し、持続的な成長を目指しています。この計画では、「基盤事業の質的転換」「プライムビジネスの拡大」「新領域へのチャレンジ」の3つの方針を掲げています。2027年3月期の数値目標として、売上高240億円、営業利益14億円、営業利益率6%を目指しています。

同社は、情報サービス産業におけるIT投資需要の拡大と、IT技術の進化、社会環境や顧客ニーズの変化に対応するため、これまで培った強みを磨き、高収益化に取り組むとともに、将来の事業環境の変化にも対応するための改革を進めています。