ドリコムJP:3793

時価総額
¥306.6億
PER
330.6倍
スマートフォン向けゲームの企画・開発・運用、オンラインゲーム配信プラットフォーム「enza」の開発・運営、書籍・電子書籍出版・販売、ARアプリ開発プラットフォーム提供、事業支援サービス。

沿革

2001年11月

インターネットコミュニティサービス「マイプロフィール」の運営と受託開発を主要事業として、京都市南区に有限会社ドリコムを設立

2002年8月

京都市下京区へ本社移転

2003年3月

株式会社へ組織変更

2004年8月

東京都港区虎ノ門に東京支店を開設

2005年1月

検索エンジン事業の研究開発を主要事業として、滋賀県草津市に株式会社ドリコムテック(当社100%子会社)を設立

2005年7月

東京都港区三田に東京支店を拡張移転

2006年2月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2006年4月

2006年6月
 

2006年8月

2006年12月

2007年4月

2007年8月

2008年3月

東京都渋谷区恵比寿に東京支店を拡張移転

ドリコムブログ事業部門及びカテゴリー特化型検索サービス事業部門を会社分割し株式会社ドリコムジェネレーティッドメディアに移管

京都支社を閉鎖して東京本社に統合

光通信グループから株式会社ドリコムマーケティングを取得

株式会社ジェイケンの株式を取得し子会社化

 NECネクサソリューションズ株式会社との資本業務提携を発表

 楽天株式会社(現楽天グループ株式会社)との資本業務提携を発表

2008年8月

 東京都新宿区高田馬場に本社を移転

2009年5月

 株式会社ジェイケンを吸収合併

2009年10月

 法人向けブログパッケージ事業、個人向け無料ブログサービスの事業譲渡を発表

2010年9月

 子会社(株式会社じげん)を譲渡

2010年10月

 子会社(株式会社ドリコムマーケティング)を譲渡

2011年10月

 株式分割を実施し、普通株式1株を5株に分割

2012年3月

2012年4月

2014年4月

2014年11月

2016年10月

2017年4月

2017年8月

2020年3月

2020年3月

 モバイルコンテンツ事業の事業譲渡を発表

 東京都目黒区下目黒に本社を移転

 株式分割を実施し、普通株式1株を100株に分割
ソーシャルラーニング事業について、当社を分割会社、当社の連結子会社(楽天株式会社(現楽天グループ株式会社)との合弁会社)である株式会社ReDucateを承継会社とする吸収分割を実施

 子会社(株式会社グリモア)を譲渡

 株式分割を実施し、普通株式1株を2株に分割

 株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社である株式会社BXD(現株式会社バンダイナムコネクサス)(持分法適用関連会社)を設立

 株式会社スタジオレックス(現・連結子会社)の株式取得

 持分法適用会社(株式会社BXD(現株式会社バンダイナムコネクサス))の全株式を株式会社バンダイナムコエンターテインメントに譲渡

2021年6月

2022年4月

 東京都品川区大崎に本社を移転

 東京証券取引所の市場区分の見直しより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行

事業内容

ドリコム株式会社とそのグループ企業は、主に二つの事業セグメントで活動しています。一つ目はゲーム事業で、スマートフォンやPC向けのゲームや教育コンテンツの企画、開発、運用を行っています。このセグメントでは、HTML5を中心とした技術を活用し、オンラインゲームや配信プラットフォーム「enza」の開発と運営を手掛けています。ドリコムは、国内外のプラットフォーム上でユーザーに無料で提供される課金型ビジネスモデルのゲームを中心に、IPゲームの企画、開発、運用に注力しています。この事業には、ドリコム自身のほか、株式会社スタジオレックス、株式会社ドリアップ、株式会社BlasTrainが関与しています。

二つ目のセグメントはメディア事業で、ドリコムが有する技術やノウハウを活用した顧客企業への事業支援サービスや、ゲーム以外のエンターテインメント領域での新規事業創出に取り組んでいます。このセグメントでは、書籍や電子書籍の出版・販売、ARスマートフォンアプリの構築、ファンコミュニティ促進サービス、負荷テストのコンサルティングや脆弱性診断など、多岐にわたるサービスを提供しています。

ドリコムグループは、これらの事業を通じて、ゲームとメディアの両領域で革新的なサービスを提供し、エンターテインメント業界における成長と発展を目指しています。

経営方針

ドリコム株式会社は、エンターテインメント業界における革新的なサービスの提供を通じて、企業価値の向上を目指しています。同社は「with entertainment」を存在意義とし、質の高いサービス提供を通じて多くの人々の期待を超える価値を生み出すことを経営の基本方針としています。この方針の下、インターネットの分野での新しい楽しさや便利さを創出し、ユーザー満足度の向上に努めることで、継続的な成長を目指しています。

ドリコムは、ゲーム事業とメディア事業の2つの主要セグメントに注力しています。ゲーム事業では、スマートフォンやPC向けのゲームの企画・開発・提供を行い、メディア事業では、顧客企業への事業支援サービスや新規事業創出に取り組んでいます。これらの事業を通じて、安定的な収益構造の構築を目指しています。

経営戦略として、ドリコムは既存ゲーム事業の収益性向上とサービスポートフォリオの見直しに注力し、利益の創出とキャッシュフローの確保を最優先事項と位置づけています。また、新規事業開発にも継続的に取り組み、中長期的な成長を意識しています。

インターネット市場の技術進歩の速さとサービスの多様化に対応するため、ドリコムは経営資源の選択と集中、組織体制の整備、システムの安定稼働、技術革新への対応といった課題に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、高い利益率の確保とコーポレート・ガバナンスの充実を目指しています。

ドリコムグループは、これらの戦略的取り組みを基に、ゲームとメディアの両領域での成長を目指し、エンターテインメント業界における革新的なサービスを提供し続けることで、企業価値の拡大を図っています。