- 日本企業
- ドリコム
ドリコムJP:3793
沿革
2001年11月 |
インターネットコミュニティサービス「マイプロフィール」の運営と受託開発を主要事業として、京都市南区に有限会社ドリコムを設立 |
2002年8月 |
京都市下京区へ本社移転 |
2003年3月 |
株式会社へ組織変更 |
2004年8月 |
東京都港区虎ノ門に東京支店を開設 |
2005年1月 |
検索エンジン事業の研究開発を主要事業として、滋賀県草津市に株式会社ドリコムテック(当社100%子会社)を設立 |
2005年7月 |
東京都港区三田に東京支店を拡張移転 |
2006年2月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2006年4月 2006年6月 2006年8月 2006年12月 2007年4月 2007年8月 2008年3月 |
東京都渋谷区恵比寿に東京支店を拡張移転 ドリコムブログ事業部門及びカテゴリー特化型検索サービス事業部門を会社分割し株式会社ドリコムジェネレーティッドメディアに移管 京都支社を閉鎖して東京本社に統合 光通信グループから株式会社ドリコムマーケティングを取得 株式会社ジェイケンの株式を取得し子会社化 NECネクサソリューションズ株式会社との資本業務提携を発表 楽天株式会社(現楽天グループ株式会社)との資本業務提携を発表 |
2008年8月 |
東京都新宿区高田馬場に本社を移転 |
2009年5月 |
株式会社ジェイケンを吸収合併 |
2009年10月 |
法人向けブログパッケージ事業、個人向け無料ブログサービスの事業譲渡を発表 |
2010年9月 |
子会社(株式会社じげん)を譲渡 |
2010年10月 |
子会社(株式会社ドリコムマーケティング)を譲渡 |
2011年10月 |
株式分割を実施し、普通株式1株を5株に分割 |
2012年3月 2012年4月 2014年4月 2014年11月 2016年10月 2017年4月 2017年8月 2020年3月 2020年3月 |
モバイルコンテンツ事業の事業譲渡を発表 東京都目黒区下目黒に本社を移転 株式分割を実施し、普通株式1株を100株に分割 子会社(株式会社グリモア)を譲渡 株式分割を実施し、普通株式1株を2株に分割 株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社である株式会社BXD(現株式会社バンダイナムコネクサス)(持分法適用関連会社)を設立 株式会社スタジオレックス(現・連結子会社)の株式取得 持分法適用会社(株式会社BXD(現株式会社バンダイナムコネクサス))の全株式を株式会社バンダイナムコエンターテインメントに譲渡 |
2021年6月 2022年4月 |
東京都品川区大崎に本社を移転 東京証券取引所の市場区分の見直しより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行 |
事業内容
ドリコム株式会社とそのグループ企業は、主に二つの事業セグメントで活動しています。一つ目はゲーム事業で、スマートフォンやPC向けのゲームや教育コンテンツの企画、開発、運用を行っています。このセグメントでは、HTML5を中心とした技術を活用し、オンラインゲームや配信プラットフォーム「enza」の開発と運営を手掛けています。ドリコムは、国内外のプラットフォーム上でユーザーに無料で提供される課金型ビジネスモデルのゲームを中心に、IPゲームの企画、開発、運用に注力しています。この事業には、ドリコム自身のほか、株式会社スタジオレックス、株式会社ドリアップ、株式会社BlasTrainが関与しています。
二つ目のセグメントはメディア事業で、ドリコムが有する技術やノウハウを活用した顧客企業への事業支援サービスや、ゲーム以外のエンターテインメント領域での新規事業創出に取り組んでいます。このセグメントでは、書籍や電子書籍の出版・販売、ARスマートフォンアプリの構築、ファンコミュニティ促進サービス、負荷テストのコンサルティングや脆弱性診断など、多岐にわたるサービスを提供しています。
ドリコムグループは、これらの事業を通じて、ゲームとメディアの両領域で革新的なサービスを提供し、エンターテインメント業界における成長と発展を目指しています。
経営方針
ドリコム株式会社は、エンターテインメント業界における革新的なサービスの提供を通じて、企業価値の向上を目指しています。同社は「with entertainment」を存在意義とし、質の高いサービス提供を通じて多くの人々の期待を超える価値を生み出すことを経営の基本方針としています。この方針の下、インターネットの分野での新しい楽しさや便利さを創出し、ユーザー満足度の向上に努めることで、継続的な成長を目指しています。
ドリコムは、ゲーム事業とメディア事業の2つの主要セグメントに注力しています。ゲーム事業では、スマートフォンやPC向けのゲームの企画・開発・提供を行い、メディア事業では、顧客企業への事業支援サービスや新規事業創出に取り組んでいます。これらの事業を通じて、安定的な収益構造の構築を目指しています。
経営戦略として、ドリコムは既存ゲーム事業の収益性向上とサービスポートフォリオの見直しに注力し、利益の創出とキャッシュフローの確保を最優先事項と位置づけています。また、新規事業開発にも継続的に取り組み、中長期的な成長を意識しています。
インターネット市場の技術進歩の速さとサービスの多様化に対応するため、ドリコムは経営資源の選択と集中、組織体制の整備、システムの安定稼働、技術革新への対応といった課題に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、高い利益率の確保とコーポレート・ガバナンスの充実を目指しています。
ドリコムグループは、これらの戦略的取り組みを基に、ゲームとメディアの両領域での成長を目指し、エンターテインメント業界における革新的なサービスを提供し続けることで、企業価値の拡大を図っています。