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システムズ・デザインJP:3766
事業内容
システムズ・デザイン株式会社は、システム開発事業とアウトソーシング事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業は、同社とその子会社3社によって運営されています。1社はシステム開発事業を、2社はアウトソーシング事業を担当しています。
システム開発事業では、製造、物流、流通、通信、金融、医療、文教など多岐にわたる業種の大手・中堅企業向けに業務システムを開発しています。また、システムインテグレーションサービスとして、情報システムの調査分析から開発、インフラ構築、保守・運用まで一貫したサービスを提供しています。
さらに、ソリューションサービスでは、ソフトウェアを利用したソリューションや、ウェブやネットワーク構築、ハンディターミナルやスマートフォンに対応したミドルウェアパッケージソフトなどを提供しています。
アウトソーシング事業では、コンタクトセンターサービスを通じて、インバウンド・アウトバウンドのコールセンターサービスを提供しています。ビジネスプロセッシングサービスでは、個別システムの企画から開発・運用までのサポートを行い、トータルなアウトソーシングサービスを提供しています。
データエントリーサービスでは、オペレーターによるデータ入力業務やドキュメントの電子化、電子データのファイル形式変換を行っています。ライブラリーサービスでは、大学図書館や研究機関図書館の文書管理に関するトータルなサービスを提供しています。
プロダクトサービスでは、パッケージソフトウェアの媒体制作に伴うCD-ROMの大量プレスや梱包資材の調達・印刷、実際の梱包作業までを一貫してサポートしています。ID/ICカード発行ソリューションサービスでは、自社開発のカード発行システムを用いたID/ICカードの受託発行やシステムの販売・保守を行っています。
経営方針
システムズ・デザイン株式会社は、システム開発事業とアウトソーシング事業を基盤に、デジタルサービス企業としての成長を目指しています。同社は、社会の持続的な成長に貢献することを企業理念とし、デジタル技術を活用した価値あるサービスの提供を続けています。
同社は、変化の激しい市場環境に対応するため、企業理念やビジョンを見直し、新たなコーポレートスローガン「Design for the future」を掲げています。これにより、企業価値の向上を図り、透明性と公正さを重視した経営を推進しています。
システムズ・デザインは、AIやDXの進展に伴う技術者不足に対応し、システム開発事業ではローコード開発ツールを活用したサービスを強化しています。また、アウトソーシング事業では、顧客ニーズに応じた複合的なサービス提供を進めています。
中期経営計画では、「ONEsdc」を基本メッセージに掲げ、安定的な収益拡大と社会貢献を目指しています。成長事業の拡大や新たな収益基盤の確立を通じて、ROEやPERの改善を図り、企業価値の向上を目指しています。
同社は、コンプライアンスの徹底や社員の働きがい向上にも注力しています。賃金の引き上げや健康経営の推進、職場環境の改善を通じて、社員の満足度を高め、優秀な人材の確保を図っています。
さらに、SDGsの推進を通じて、社会の持続的な成長に貢献することを目指しています。温室効果ガス排出量削減やダイバーシティの推進、地域貢献活動を通じて、サステナビリティの実現に向けた取り組みを加速しています。