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ホットリンクJP:3680
沿革
2000年6月 |
東京都渋谷区代々木にて株式会社ホットリンク(当社)設立 |
2004年11月 |
東京都品川区西五反田に本社を移転 |
2005年11月 |
株式会社オプト(現:東証プライム上場)と業務資本提携 |
2006年8月 |
東京都千代田区大手町に本社を移転 |
2008年3月 |
株式会社ガーラバズから電通バズリサーチ事業(ソーシャル・ビッグデータの分析)を譲受 |
2008年7月 |
ソーシャル・ビッグデータ分析ツール「クチコミ@係長」正式版をリリース |
2009年4月 |
東京都千代田区神田に本社を移転 |
2009年7月 |
「クチコミ@係長」に、TV露出データ、ネットニュース記事データ、口コミデータを統合 |
2010年12月 |
「Infinity Ventures Summit 2011 Fall in Kyoto」(注)の新サービスコンテストにおいて、「株ロボット(金融予測サービス)」が1位受賞 |
2011年6月 |
「クチコミ@係長」が、「ASP・SaaS・クラウドアワード2011」先進技術賞を受賞 |
2012年2月 |
金融予測サービス事業が、株式会社電通国際情報サービスが主催する「金融イノベーションビジネスカンファレンス FIBC2012」にて、初代大賞を受賞 |
2012年2月 |
東京都千代田区四番町に本社を移転 |
2012年5月 |
ソーシャルリスク・モニタリングサービスとして「e-mining」を提供している株式会社ガーラバズの株式を全株取得し子会社化 |
2012年5月 |
「クチコミ@係長」が、「ASP・SaaS・クラウドアワード2012」分野別グランプリを受賞 |
2012年10月 |
2ちゃんねるサイトを運営する東京プラス株式会社及び有限会社未来検索ブラジルと2ちゃんねるサイトの掲載情報に関し独占商用利用許諾契約の締結を得る(個人向けサービスは含まれない) |
2012年10月 |
株式会社ガーラバズを吸収合併 |
2012年11月 |
米国Gnipと、日本におけるTwitterデータの独占販売代理権契約を締結 |
2013年3月 |
連結子会社の株式会社ホットリンクコンサルティングを設立 |
2013年12月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2014年6月 |
米国Effyis社と、アジア・パシフィック地域における中国ソーシャル・ビッグデータの独占販売代理権契約を締結 |
2015年1月 |
米国Effyis社を子会社化 |
2015年6月 |
株式会社トレンドExpress(旧 株式会社ホットリンクコンサルティング)、インバウンド消費に特化した定期レポート「図解トレンドExpress」を提供開始 |
2015年11月 |
株式会社ホットリンクコンサルティングを株式会社トレンドExpressに商号変更 |
2016年6月 |
中国天津に連結子会社の流行特急网絡技術(天津)有限公司を設立 |
2016年6月 |
中国香港に連結子会社のHotto Link Hong Kong Limited を設立 |
2016年11月 |
東京都千代田区富士見に本社を移転 |
2017年12月 |
株式会社トレンドExpress、越境ECへのトライアルを可能にするサービス「トレンドEKKYO」を提供開始 |
2018年4月 |
株式会社トレンドExpress、越境ECサービス「越境EC X(クロス)」を提供開始 |
2018年5月 |
SNSマーケティングツール「BuzzSpreader」正式版をリリース |
2018年7月 |
SNSマーケティング支援サービスを提供開始 |
2018年11月 |
東京大学「ブロックチェーンイノベーション寄付講座」に参画 |
2018年12月 |
リスクモニタリング領域を当社の連結子会社である株式会社リリーフサインに承継し、株式会社リリーフサインの発行済株式総数の63%を有限会社エスフロントに譲渡(株式会社リリーフサインはマスターピース・グループの連結子会社になる) あわせて、マスターピース・グループ株式会社と業務提携を開始 |
2019年3月 |
ブロックチェーンを活用するスポーツテック企業、SAMURAI Security株式会社へ出資 |
2019年8月 |
一般社団法人Famieeのファウンディングスポンサーとして活動支援開始 |
2019年10月 |
LGBTに関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を受賞 |
2019年11月 |
中国上海に連結子会社の株式会社トレンドExpressの子会社、数慧光(上海)商務諮詢有限公司を設立 |
2020年1月 |
数慧光(上海)商務諮詢有限公司が、普千(上海)商務諮訊有限公司から全部の事業を譲受 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、マザーズ市場からグロース市場へ移行 |
2022年5月 |
連結子会社の合同会社Nonagon Capitalを設立し、Web3関連事業を開始 |
2022年11月 |
クロスバウンド事業を担う連結子会社の株式会社トレンドExpress(現:株式会社NOVARCA)を売却 |
事業内容
ホットリンクグループは、ホットリンク株式会社とその子会社4社で構成されています。同社グループの主要な事業セグメントは、ソーシャルメディアマーケティング支援事業とWeb3関連事業です。
ソーシャルメディアマーケティング支援事業では、SNS広告、SNS運用コンサルティング、SNS分析ツールの提供を行っています。これにより、企業のSNSを活用したマーケティング活動を支援しています。また、中国市場向けのプロモーションや越境EC支援サービスも提供していましたが、これは当連結会計年度までの事業であり、一部売却が行われました。さらに、DaaS(Data as a Service)として、各種SNSデータアクセス権の販売も手がけています。
Web3関連事業については、新たに設立された合同会社Nonagon Capitalを通じて、Web3分野への投資運用業を展開しています。当連結会計年度では、事業の立ち上げと投資先の調査、選定が主な活動であり、売上は発生していません。
ホットリンクグループは、これらの事業を通じて、デジタルマーケティングの新たな領域への進出を図り、企業のマーケティング活動を多角的に支援しています。
経営方針
ホットリンクグループは、その存在意義「Make the World “HOTTO”」を実現するため、『両利きの経営』を推進しています。この戦略は、既存事業の深化と新規事業の探索の二つの柱に分かれています。既存事業では、ソーシャルメディアマーケティング支援を中心に展開し、新規事業ではWeb3分野へのファンド事業を通じたリサーチや事業シナジーの創出に取り組んでいます。さらに、M&Aや事業インキュベーションを通じて、外部環境の変化に対応する事業ポートフォリオの創出を目指し、企業価値の向上を図っています。
ソーシャルメディアマーケティング支援事業では、SNS広告、SNS運用コンサルティング、SNS分析ツールの提供を行い、企業のマーケティング活動を支援しています。また、DaaS事業では、SNSデータアクセス権の販売を通じて、サービス内容及び価格体系の変更による顧客単価の向上や新たな業界開拓に努めています。
Web3関連事業では、合同会社Nonagon Capitalを通じて、Web3分野への投資運用業を展開し、業界リサーチや優良企業への出資強化、自社での事業や既存事業とのシナジー創出を模索しています。
ホットリンクグループは、これらの戦略を通じて、ソーシャルメディアマーケティング支援事業とWeb3関連事業の両軸で成長を目指しています。同社は、インターネット業界の変化を成長機会と捉え、新規事業の開発やM&A等を活用した事業シナジーの創出に向けた投資を積極的に行う方針です。これにより、短期的には業績にボラティリティが生じる場合がありますが、中長期的な成長の実現を目指しています。