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AGSJP:3648
沿革
あさひ銀総合システム株式会社 (旧 サイギンコンピューターサービス株式会社) |
あさひ銀情報システム株式会社 (旧 昭和コンピューターサービス株式会社) |
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1971年2月 |
株式会社協和銀行の顧客向け受託計算サービスを目的として昭和コンピューターサービス株式会社を東京都港区に設立 |
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1971年7月 |
株式会社埼玉銀行の顧客向け受託計算サービスを目的としてサイギンコンピューターサービス株式会社を埼玉県浦和市(現さいたま市)に設立 |
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1971年11月 |
本社を東京都新宿区に移転 大阪市東区(現中央区)に大阪営業所を設置 |
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1975年2月 |
埼玉銀行事務センター(東京都千代田区)内に東京分室を設置 |
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1978年3月 |
商号を昭和コンピュータシステム株式会社に変更 本社を東京都港区に移転 |
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1982年8月 |
当社で初めてのオンラインサービスである「埼玉県民共済オンラインシステム」稼動 |
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1983年10月 |
IBM製品販売を目的としてエスシーエスコンピュータービジネス株式会社(現AGSビジネスコンピューター株式会社)を設立 |
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1983年12月 |
東京分室を廃止し、東京都千代田区に東京事業所を設置 |
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1987年7月 |
株式会社国際マイクロフォト研究所に出資し経営参加 |
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1992年9月 |
商号をあさひ銀総合システム株式会社に変更 |
商号をあさひ銀情報システム株式会社に変更 |
1994年12月 |
東京事業所を廃止 |
AGS株式会社 (旧 あさひ銀総合システム株式会社) |
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1995年4月 |
あさひ銀総合システム株式会社を存続会社とし、あさひ銀情報システム株式会社と合併。本社は、あさひ銀総合システム株式会社の本社とし、あさひ銀情報システム株式会社の本社を東京本社とする |
1997年10月 |
エスシーエスコンピュータービジネス株式会社を株式会社シービーシーに商号変更 |
1999年3月 |
「プライバシーマーク」の認定を受ける |
2002年9月 |
株式会社国際マイクロフォト研究所の株式を売却 |
2002年12月 |
「能力成熟度モデル:CMMレベル2(*1)」を達成 |
2003年1月 |
本社を現住所に移転 |
本社内に、インターネットデータセンター「さいたまiDC」を開設 |
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2003年2月 |
株式会社シービーシーが、株式会社サティスコムを合併 |
2003年3月 |
東京本社を東京都千代田区に移転 |
2003年8月 |
「ISMS(*2)(情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度Ver.2.0)」の認証を取得 |
2004年1月 |
経済産業省の「情報セキュリティ監査企業台帳」へ登録 |
2004年3月 |
株式会社りそな銀行の連結子会社から外れ、りそなグループから独立 |
2004年5月 |
情報処理運用部門を独立させ、AGSプロサービス株式会社(100%子会社)を設立 |
「能力成熟度モデル:CMMレベル3(*1)」を達成 |
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2004年7月 |
商号をAGS株式会社に変更 |
2005年3月 |
大阪営業所を廃止 |
2006年6月 |
「能力成熟度モデル統合:CMMIレベル3(*1)」を達成 |
2006年11月 |
セキュリティコンサルティング部門を独立させ、AGSシステムアドバイザリー株式会社(100%子会社)を設立 |
2006年12月 |
「ISO14001:2004(環境マネジメントシステム)(*3)」認証を取得 |
2007年3月 |
経済産業省「特定システムオペレーション企業等登録認定制度」の認定を取得 |
2007年8月 |
ISMS(*2)のISO化に伴い、ISO/IEC27001:2005(*4)の移行認証を取得 |
2008年4月 |
株式会社シービーシーがAGSビジネスコンピューター株式会社に商号変更 |
2010年2月 |
さいたま市南区に浦和ソリューションセンターを開設。東京本社を東京都豊島区に移転 |
2011年3月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
2011年12月 |
「ITサービスマネジメントシステム(ISO/IEC20000-1:2005)(*5)」の認証を取得 |
2012年2月 |
新社屋(AGSビル)を埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷四丁目3番25号に開設 |
2012年3月 |
インターネットデータセンター「さいたまiDC」新センターを開設 |
2013年9月 |
「データセンターの安全・信頼性に係る情報開示認定制度(*6)」の認定を取得 |
2013年12月 |
「ISO22301(事業継続マネジメントシステム)(*7)」の認証を取得 |
2014年3月 |
東京証券取引所市場第一部指定 |
2014年3月 |
「さいたまiDC」西日本DRサイト開設 |
2015年10月 |
「IaaS・PaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度(*8)」の認定を取得 |
2015年11月 |
東京本社を浦和ソリューションセンターに集約 |
2016年8月 |
「ASP・PaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度(*9)」の認定を取得 |
2017年3月 |
日本カード情報セキュリティ協議会より「PCI DSS Ver3.2(*10)」の認定を取得 |
2018年1月 |
「ISMSクラウドセキュリティ(ISO/IEC27017)(*11)」の認証を取得 |
2021年1月 |
インターネットデータセンター「さいたまiDC」新フロア運用開始 |
2021年7月 |
創立50周年 |
2022年4月 |
東京証券取引所スタンダード市場へ移行 |
事業内容
AGSグループは、ソフトウェア開発と運用を融合させたITサービスを提供する企業であり、システムコンサルティングからアウトソーシングまでの総合情報サービスを手掛けています。同社は主に4つの事業セグメントに分かれています。
第一のセグメントは「情報処理サービス」で、データセンターを基盤とした受託計算サービスやデータ入力・印刷・デリバリーなどの周辺業務、さらにIDCサービスやクラウドサービス、BPOサービスを提供しています。特に「さいたまiDC」では、24時間365日体制でシステムの監視から運用までをサポートしています。
第二のセグメントは「ソフトウェア開発」で、金融機関や公共団体、一般法人向けに情報戦略策定支援からアプリケーション・ソフトの受託開発、ネットワークの設計・構築までをトータルに提供しています。AGSはCMMIレベル3の認証を取得し、高品質なソフトウェア開発を行っています。
第三のセグメントは「その他情報サービス」で、システムパッケージ商品の販売や導入支援、コンピュータ機器の賃貸・保守、ヘルプデスクやIT教育・研修・監査、ネットワーク環境構築など、多岐にわたるITソリューションを提供しています。
最後のセグメントは「システム機器販売」で、特定のコンピュータメーカーに依存せず、最適なコンピュータ機器や周辺機器・備品、コンピュータ帳票の販売を行っています。
AGSグループは、これらの事業を通じて、企業の情報化ニーズに幅広く応えるサービスを展開しています。
経営方針
AGSグループは、IT事業を通じて社会課題の解決に取り組み、夢のある未来の創造に貢献する企業を目指しています。同社は、お客様から選ばれ続けるITパートナーであるために、変革と挑戦を続けることを長期経営ビジョンとして掲げています。2022年度を開始年度とする中期経営計画「Keep On Changing」では、5つの重点施策に取り組んでいます。これには、DX・クラウドインテグレーションビジネスの推進、新サービス・新事業の創出、既存ビジネスの深化、構造改革による経営の効率化、そして人材育成及び人材成長戦略が含まれます。
AGSグループは、データセンタービジネスをはじめとしたデジタル化受託業務の強化・拡大を図り、顧客提供価値と収益力の強化を目指しています。また、組織体制の更なる強化やグループ組織体制の見直しを通じて、事業推進と経営効率化を実現しています。さらに、DXビジネスをはじめとした成長戦略の推進に必要な人材を計画的に育成し、多様な人材が活躍できる組織への変革を進めています。
同社は、情報サービス産業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを強化し、高品質・高付加価値のサービス提供に努めています。また、競合他社との競争優位性を確保するため、コンサルティングからシステム構築、保守・運用までのワンストップサービス提供が可能な企業構造を強みとしています。これらの取り組みを通じて、AGSグループは持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。