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クラウディアホールディングスJP:3607
沿革
1976-12 | 京都市右京区嵯峨広沢北下馬野町9番地31において株式会社クラウディア(資本金2百万円)を設立 |
1982-06 | 本社を京都市右京区西院高田町34番地(現在地)に移転 |
1984-03 | 東京都新宿区に東京支店を新設 |
1987-01 | 福岡市中央区に福岡支店を新設 |
1987-07 | 札幌市中央区に札幌支店を新設 |
1988-03 | 本社にリース事業部を設置、レンタル事業を開始 |
1995-05 | 縫製工場拡充のため中国青島市に青島瑪莎礼服有限公司を設立、ウエディングドレスの海外生産に着手 |
1996-12 | 東京都中央区に直営ドレスショップ「銀座クチュールNAOCO」を開設、エンドユーザー向けにウエディングドレスの販売を開始 |
1999-02 | 有限会社ラブリー(現 株式会社クラウディアコスチュームサービス)を設立 |
2000-06 | 米国ハワイ州にKURAUDIA USA.LLC.(現 KURAUDIA USA.LTD.)を設立、リゾート挙式事業を開始 |
2001-02 | 京都市左京区の結婚式場「アイネス宝ケ池ウエディングビレッジBIS」(現 「アイネス ヴィラノッツェ 宝ケ池」)において式場事業を開始 |
2001-12 | 青島瑪莎礼服有限公司の青島工場がISO9001の認証取得 |
2004-05 | 大阪証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2005-03 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2007-03 | 兵庫県神戸市の株式会社つるや衣裳店を子会社化 |
2007-08 | 東京証券取引所及び大阪証券取引所の市場第一部に指定 |
2008-09 | 当社の「銀座クチュールNAOCO」店舗が運営する事業を、会社分割により株式会社クラウディアコスチュームサービスに承継 |
2008-12 | ベトナム ホーチミン市にVIETNAM KURAUDIA CO.,LTD.を設立 |
2010-08 | 株式会社クラウディアブライダルサービスを設立 |
2010-09 | 当社の式場事業を、事業譲渡により株式会社クラウディアブライダルサービスに譲渡 株式会社クラウディア沖縄を設立 |
2011-03 | 株式会社クラウディア沖縄にて、沖縄県名護市の結婚式場「アイネス ヴィラノッツェ 沖縄」の事業を開始 |
2013-05 | リース事業部の業務拡大に伴い、同事業部を京都市南区の現在地に移転 |
2013-06 | 「銀座クチュールNAOCO 銀座店」を東京都中央区の新店舗ビルに移転 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部は、東京証券取引所市場第一部に統合 |
2013-09 | 株式会社つるや衣裳店を株式会社クラウディアコスチュームサービスに吸収合併 |
2014-06 | インナー事業の譲受けにより、インナーの製造及びインナー専門店「The D」の運営を開始 |
2016-09 | 株式会社クラウディアブライダルサービスが運営する式場事業を、会社分割により株式会社クラウディアコスチュームサービスに承継 持株会社体制への移行に先立ち、京都市右京区に株式会社クラウディア分割準備会社(現 株式会社クラウディア)を設立 |
2017-03 | 株式会社クラウディアブライダルサービスを当社に吸収合併 |
2017-09 | 持株会社体制へ移行 当社の商号を株式会社クラウディアホールディングスに変更するとともに、会社分割により株式会社クラウディアへ事業を承継 |
2018-12 | 内田写真株式会社からの事業承継に先立ち、当社の連結子会社である内田写真株式会社を設立 |
2019-03 | 会社分割により内田写真株式会社から写真事業を承継 |
2020-03 | 株式会社梅花ブライダルを設立 |
2020-05 | 株式会社梅花ブライダルにて、天満宮会館(大阪市北区)における婚礼事業の運営を開始 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行 |
事業内容
クラウディアホールディングスとその連結子会社13社は、ブライダル業界における多角的な事業を展開しています。同社グループは、主に二つの事業セグメントに分かれております。一つ目はホールセール事業部門で、婚礼衣裳の企画・製造・卸売事業と貸衣裳店向けの婚礼衣裳レンタル事業を手掛けています。この部門では、クラウディア株式会社が国内での販売・レンタルを、青島瑪莎礼服有限公司とVIETNAM KURAUDIA CO., LTD.が海外での製造をそれぞれ担当しています。
二つ目はコンシューマー事業部門で、婚礼衣裳の販売・レンタル、リゾート挙式のプロデュース、写真・映像、美容事業、そして結婚式場の運営を行っています。クラウディアコスチュームサービス株式会社は、ホテルや結婚式場との業務提携によるインショップの運営や、路面店「銀座クチュールNAOCO」でのウエディングドレスのレンタル・販売、国内外リゾート挙式のプロデュース、直営の結婚式場の運営を担っています。また、内田写真株式会社は写真・映像事業を、海外ではKURAUDIA USA.LTD.が婚礼衣裳のレンタル・販売及び海外挙式サービスを提供しています。
これらの事業を通じて、クラウディアホールディングスグループは、ブライダル業界における包括的なサービスを提供し、結婚式をトータルでサポートする体制を整えています。
経営方針
クラウディアホールディングスは、ブライダル業界において多角的な事業を展開し、その成長戦略を推進しています。同社は、ホールセール事業部門とコンシューマー事業部門の二つのセグメントを中心に事業を行っており、それぞれの部門で高付加価値の商品・サービスの提供を目指しています。特に、ホールセール事業部門では、ウエディングドレスのトップメーカーとして市場の需要開拓に注力し、コンシューマー事業部門では、顧客満足度の高いサービス提供を通じてマーケットシェアの拡大を図っています。
同社グループは、経営指標として売上高、自己資本利益率(ROE)、自己資本比率を重視し、これらの改善に努めています。また、経営環境の変化に対応するため、人材の確保と育成、内部管理体制の強化、新型コロナウイルス感染症への対応など、複数の課題に取り組んでいます。
人材面では、事業戦略に沿った採用施策の強化と社員教育の充実を図り、多様化する顧客ニーズに対応できる人材の育成に注力しています。内部管理体制においては、コーポレートガバナンスの強化、リスク管理、コンプライアンスの徹底を目指し、同時にデジタルトランスフォーメーションへの取り組みも強化しています。
これらの戦略を通じて、クラウディアホールディングスは、ブライダル業界における競争の激化や経済環境の変化に対応し、中長期的な成長を目指しています。