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アツギJP:3529
沿革
1947年12月 |
創業者である堀禄助が厚木編織株式会社を設立、現在の本社所在地(神奈川県海老名市)で捕鯨用ロープ、撚糸、靴下、メリヤス肌着等の製造販売開始。(当社の設立年月日:1947年12月24日資本金195千円)。 |
1952年1月 |
シームレスストッキング及びタイツの製造販売に着手。 |
1960年1月 |
厚木ナイロン工業株式会社に商号変更。 |
1960年9月 |
東京店頭売買承認銘柄として株式公開。 |
1961年5月 |
全国に直販網の確立を目的として、厚木ナイロン商事株式会社を設立、シームレスストッキング、シームレスタイツ等の本格的国内販売開始。 |
1961年10月 |
東京証券取引所市場第二部発足と同時に同市場承認銘柄となる。 |
1962年10月 |
東京、大阪、名古屋、各証券取引所市場第一部及び福岡証券取引所に上場(2013年7月 現物市場統合に伴い大阪証券取引所市場第一部は東京証券取引所市場第一部に統合)。 |
1963年8月 |
海外販売を目的として厚木ナイロン香港有限公司(現連結子会社 厚木香港有限公司)を設立。 |
1963年10月 |
東京証券取引所市場第一部信用銘柄となる。 |
1964年4月 |
ファンデーション、ランジェリーの製造販売開始。 |
1966年5月 |
ストッキングの増産のため、アツギむつナイロン株式会社を設立(青森県むつ市)。 |
1968年6月 |
パンティストッキングの製造販売開始。 |
1968年12月 |
パンティストッキングの増産のため、アツギ白石ナイロン株式会社を設立(宮城県白石市)。 |
1970年6月 |
パンティストッキングの増産のため、アツギ佐世保ナイロン株式会社を設立(長崎県佐世保市)。 ソックス類の本格製造販売開始。 |
1971年9月 |
札幌証券取引所に上場。 |
1972年10月 |
ミサワホーム株式会社と業務提携し、厚木ナイロンミサワホーム株式会社を設立(神奈川県海老名市)。 |
1974年3月 |
メリヤス肌着の本格製造販売開始。 |
1977年6月 |
物流部門を独立させ、アツギ物流株式会社を設立(神奈川県海老名市)。 |
1977年10月 |
アツギむつナイロン株式会社がアツギ白石ナイロン株式会社を吸収合併し、東北アツギ株式会社に商号変更。 |
1979年3月 |
フルサポーティパンティストッキングの製造販売開始。 |
1984年11月 |
繊維機械研究開発部門を独立させ、アツギメカトロ株式会社を設立(神奈川県海老名市)。 |
1986年2月 |
本社を東京都中央区から、神奈川県海老名市へ移転。 |
1986年6月 |
厚木ナイロン商事株式会社がアツギ物流株式会社を吸収合併。 |
1988年12月 |
アツギメカトロ株式会社及び厚木ナイロンミサワホーム株式会社を吸収合併。 |
1989年10月 |
パンティストッキング等繊維製品の自動販売機による販売を行うため、厚木ナイロンサービス株式会社を設立(神奈川県海老名市)。 |
1992年10月 |
住宅の建設販売部門をアツギミサワ住宅㈱へ営業譲渡。 |
1998年11月 |
アツギむつ株式会社及びアツギ白石株式会社を設立。 業務請負会社として青森スタッフ株式会社、宮城スタッフ株式会社、神奈川スタッフ株式会社(現連結子会社)、長崎スタッフ株式会社を設立。 |
1999年3月 |
東北アツギ株式会社はアツギむつ株式会社及びアツギ白石株式会社に営業を譲渡し、東北アツギ株式会社は解散。 |
1999年10月 |
厚木ナイロン商事株式会社を吸収合併し、アツギ株式会社に商号変更。 |
2000年9月 |
介護用品の製造販売を目的として、アツギケア株式会社(現連結子会社)を設立。 印刷、製袋部門を独立させ、アツギ印刷株式会社を設立。 |
2000年10月 |
青森スタッフ株式会社はアツギむつ株式会社と、宮城スタッフ株式会社はアツギ白石株式会社と、長崎スタッフ株式会社はアツギ佐世保株式会社(現連結子会社)とそれぞれ合併。 |
2001年12月 |
中国での靴下製造を目的として煙台厚木華潤靴下有限公司(現連結子会社、2022年4月完全子会社化に伴い、煙台厚木針織有限公司へ商号変更)を設立。 |
2002年10月 |
中国でのインナーウェア製造を目的として、阿姿誼(上海)針織有限公司(2018年2月清算)を設立。 |
2003年3月 |
名古屋、福岡、札幌、各証券取引所の上場廃止。 |
2003年12月 |
アツギ佐世保株式会社は、繊維製品製造を中止し、物流業務請負会社に業態変更。 |
2004年6月 |
中国の輸出入業務の委託を目的として、阿姿誼(上海)国際貿易有限公司(現連結子会社)を設立。 |
2007年10月 |
アツギむつ株式会社がアツギ白石株式会社及びアツギ印刷株式会社を吸収合併し、アツギ東北株式会社(現連結子会社)に商号変更。 |
2008年7月 |
中国での販売を目的として、厚木(上海)時装貿易有限公司(現連結子会社)を設立。 |
2009年12月 2015年11月 2020年10月 2021年12月 2022年4月 2022年5月 |
中国での靴下製造を目的として、厚木靴下(煙台)有限公司(現連結子会社)を設立。 宮城県白石市で、太陽光発電による売電を開始。 株式会社レナウンインクス(現連結子会社)を株式取得により子会社化。 煙台厚木華潤靴下有限公司の工場移転を目的として、煙台阿姿誼靴下有限公司を設立。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 グループ生産体制の効率化および最適化を図るため、国内生産拠点のアツギ東北株式会社の生産業務を終了。 |
事業内容
アツギ株式会社とそのグループ会社は、複数の事業セグメントを展開しています。主要な事業は、レッグウェアやインナーウェアなどの繊維製品の製造、仕入れ、販売であり、これに加えて不動産の販売・賃貸、介護用品の仕入れ・販売、グループホームの運営、太陽光発電による売電など多岐にわたる事業を手がけています。
繊維事業では、アツギ株式会社、株式会社レナウンインクス、厚木香港有限公司、厚木(上海)時装貿易有限公司などが繊維製品の販売、製造、仕入れを行っており、神奈川スタッフ株式会社、アツギ佐世保株式会社は物流業務を請け負っています。
不動産事業においては、アツギ株式会社が不動産の販売や賃貸を行っています。
その他の事業として、アツギケア株式会社とアツギ株式会社が介護用品の仕入れ・販売、グループホームの運営を手がけ、太陽光発電による売電も行っています。
これらの事業を通じて、アツギ株式会社グループは多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。
経営方針
アツギ株式会社は、中期経営計画「ATSUGI VISION 2024」を軸に、事業ポートフォリオの強化、生産体制の再編、資本の効率化を推進しています。同社は、これらの取り組みを通じて黒字転換を目指し、持続的な成長と安定した財務基盤の確立を目標に掲げています。しかし、初年度は計画未達に終わり、市場の競争激化や円安進行などの逆風に直面しました。
これを受け、アツギは計画を見直し、「顧客視点に立脚した価値創り」、「ブランド力強化」、「企業風土改革」、「新ビジネスモデルの実現」の4つの新たな課題に取り組むことを決定しました。これらの戦略を実行することで、同社は市場でのポジションを明確にし、組織力を強化していく方針です。
さらに、アツギは「肌と心がよろこぶ、今と未来へ。」をパーパスに、「肌心地から、感動を生み出すフィールウェアのアツギへ。」というビジョンを掲げ、グループ全体でこれらの実現に向けて取り組んでいます。不確実な経営環境の中、同社はこれまでの歩みを振り返り、新たな方向性を定めています。アツギ株式会社グループは、繊維製品の製造・販売を主軸に、不動産や介護用品の販売、太陽光発電など多岐にわたる事業を展開しており、これらの事業を通じて多様なニーズに応えるサービスを提供しています。