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ZOAJP:3375
沿革
1984年4月 |
静岡県沼津市において、コンピュータ及びその周辺機器の販売、システム及びソフトウェア商品の製造販売を目的として「ナガシマ情報通信株式会社」を設立 |
1997年2月 |
静岡県沼津市大諏訪に本社社屋完成に伴い本部移設 |
1997年2月 |
静岡県沼津市大諏訪に「ロジスティクスセンター」開設 |
2000年5月 |
資本金100,000千円に増資 |
2000年9月 |
静岡県沼津市岡宮に「ロジスティクスセンター」移設 |
2001年11月 |
ダイワボウ情報システム株式会社の資本参加を受け入れ、同社の子会社となる |
業容拡大を図る目的をもってディーアイエス情報機器販売株式会社及び株式会社達城の株式を取得し、100%子会社化 |
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2002年4月 |
業容拡大を図る目的をもってディーアイエス情報機器販売株式会社を吸収合併し、ディーアイエスナガシマ株式会社に商号変更 |
2004年6月 |
資本金112,750千円に増資 |
2004年6月 |
バイク用品の取扱いを新規に開始。静岡県沼津市中沢田にバイク用品に特化した「BYQ-PLAZA沼津国一店」を開設 |
2004年10月 |
株式会社ZOAに商号変更 |
2005年3月 |
株式分割(1株を10株に分割) |
2005年6月 |
ジャスダック証券取引所に上場 |
資本金282,325千円に増資。ダイワボウ情報システム株式会社の関連会社となる |
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2005年7月 |
資本金331,986千円に増資 |
2007年4月 |
インターネット通信販売サイト「e-zoa.com」を開設 |
2009年9月 |
子会社の株式会社達城を清算 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2013年10月 |
株式分割(1株を100株に分割) |
2014年4月 |
「BYQ-PLAZA沼津国一店」を閉鎖し、「OAナガシマ沼津本店」に移設 |
2014年10月 |
「ロジスティクスセンター」を閉鎖し、物流部門をアウトソーシング |
2018年8月 |
ダイワボウ情報システム株式会社より自己株式の取得による資本譲渡を受け入れ、同社の関連会社から外れる。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
事業内容
ZOAは、パソコンや周辺機器、バイク用品の小売販売、パソコン関連のサポート及び修理、そして不動産賃貸および販売を主軸とする多角的な事業を展開しています。同社は、小売事業と不動産事業の二つのセグメントに分かれており、特に不動産事業の量的な重要性が増しています。
小売事業では、「OAナガシマ」、「コンピュータプラザZOA」、「パソコンの館」という店舗ブランドを通じて、合計21店舗を運営しています。また、オンラインショップ「e-zoa.com」も展開し、幅広い顧客ニーズに応えています。このセグメントでは、パソコン本体、プリンター、タブレット、モニター、ハードディスク、ネットワーク機器、外部記憶装置、内部記憶装置、CPU、メモリー、マザーボード、グラフィックボードなどの組立パソコン用パーツ、ビジネスソフト、ゲームソフト、PCアクセサリー、インク、用紙、メディア、バイク部品、ヘルメット、グローブ、ウェア、カー用品などを取り扱っています。
サービス&サポート事業では、顧客サポート、修理サービス、ZOA倶楽部、延長保証などを提供しており、顧客満足度の向上に努めています。
不動産事業においては、土地や建物の売買および土地の賃貸契約を通じた収入を得ています。この事業の拡大は、同社の収益源の多様化に寄与しています。
ZOAは、これらの事業を通じて、顧客の多様なニーズに応える幅広い商品とサービスを提供しており、小売と不動産の両セグメントで事業を展開しています。
経営方針
ZOAは、パソコンや周辺機器、バイク用品の小売販売、パソコン関連のサポート及び修理、そして不動産賃貸および販売を主軸とする多角的な事業を展開している企業です。同社は、顧客の感動と企業の成長、従業員の成長を一致させることを経営の基本方針としています。市場の飽和と価格競争の激化の中、ZOAは価格の安さだけでなく、「感動・安心」を提供することで差別化を図っています。これを実現するため、従業員の知識と技術の向上、および顧客からのフィードバックに基づいた商品やサービスの開発に力を入れています。
経営環境の変化に対応するため、ZOAは接客力、サポート力、専門性の強化に注力しています。特に、eスポーツの人気上昇を背景に、ゲーミングパソコンや関連機器の販売が好調であり、これが他社との差別化につながっています。同社は、顧客ニーズに合わせた商品の品揃え強化と接客サービスの向上を通じて、リピーター顧客の増加と地域に根ざした経営を目指しています。
優先的に対処すべき課題として、ZOAはパソコン及び関連商品の販売強化に焦点を当てています。これには、従業員の知識・技術の向上、より高度な知識・技術の習得、および顧客の声を拾い上げて必要なサービスを提供することが含まれます。これらの取り組みを通じて、専門店としての競争力を高め、事業拡大を図っています。
ZOAは、小売と不動産の両セグメントで事業を展開し、顧客の多様なニーズに応える幅広い商品とサービスを提供しています。同社は、これらの成長戦略を推進することで、高い成長性を実現し、企業価値の最大化を目指しています。