メタプラネット (3350) 株価

時価総額
¥3803.8億
PER
ビットコイン関連事業とホテル事業を展開する有力企業。連結子会社6社を通じてビットコイン投資・運用サービスやホテル運営を手掛ける。当連結会計年度より報告セグメント区分を変更し事業体制を再編。

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事業内容

株式会社メタプラネットは、デジタル資産への投資を中核とするビットコイン関連事業と、宿泊サービスを提供するホテル事業を展開しています。同社は「日本版マイクロストラテジー」として注目を集めており、企業の資産としてビットコインを積極的に購入・保有する戦略を推進しています。

同社グループの収益構造は、主力のビットコイン関連事業とホテル事業の二本柱で構成されています。ビットコイン事業では保有資産の価値変動が業績に大きく影響し、ホテル事業では宿泊料金や稼働率が収益の基盤となっています。投資家にとっては、仮想通貨市場の動向と宿泊業界の回復状況の両方を注視する必要があります。

事業セグメントは、連結子会社5社がビットコイン関連事業を担い、別の連結子会社1社(ウェン東京株式会社)がホテル事業を運営する体制となっています。同社は当期より報告セグメントの区分を変更しており、事業構造の最適化を図りながら両事業の成長を目指しています。

経営方針

メタプラネットは「ビットコイントレジャリー戦略」を中核とした独自の成長戦略を展開しています。同社は2025年から2027年にかけて段階的な目標を設定しており、2025年に3万BTC、2026年に10万BTC、そして2027年末までに21万BTCの保有を目指しています。この21万BTCという数値は、ビットコインの理論上の総供給上限2,100万BTCの1%に相当する規模で、同社の野心的な成長計画を示しています。

同社の重点投資分野は、ビットコインを活用したインカム事業の拡大にあります。単純なビットコイン保有にとどまらず、現金担保付きビットコインオプション取引を中心とした収益創出モデルを構築しており、2025年12月期の売上高予想を期初の30億円から89億円へと大幅に上方修正しました。この戦略により、保有するビットコインから安定的なキャッシュフローを生み出し、さらなる資本調達とビットコイン蓄積の好循環を目指しています。

新市場開拓においては、永久型優先株式「メタプラネット・プレフ」という革新的な金融商品を通じて、ビットコインを裏付けとする「デジタル・クレジット」市場の形成を進めています。この商品は償還期限がなく、配当を予定している点で従来のビットコイン投資とは異なる特性を持ち、価格変動リスクを抑制しつつインカムを求める投資家層の開拓を狙っています。また、総額5億米ドルのクレジットファシリティ契約により、ビットコインを売却せずに機動的な資金調達を可能としています。

技術革新への取り組みでは、BTCイールド(1株当たりBTC保有量の増加率)という独自の経営指標を重視し、2025年通年で568%という高い成果を達成しました。同社は株式の希薄化を慎重に管理しながら、キャピタルアロケーションポリシーに基づく規律ある資本配分を実行しており、mNAV(企業価値÷BTC時価純資産)が1倍を下回る局面では自己株式取得を積極化するなど、柔軟かつ戦略的な資本政策を展開しています。

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