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イントランスJP:3237
沿革
1998-05 | 東京都渋谷区初台一丁目51番1号にて不動産の仲介及びコンサルティングを事業目的として株式会社イントランスを設立(資本金 10,000千円) |
1998-06 | 宅地建物取引業免許(東京都知事免許(1)第76430号)を取得し不動産仲介業を開始 |
2002-12 | 賃貸管理事業を開始 |
2003-06 | 本社を東京都渋谷区東三丁目14番16号に移転 |
2004-12 | 本社を東京都渋谷区東三丁目14番15号に移転 |
2005-12 | プロパティマネジメント事業を開始 |
2006-12 | 東京証券取引所マザーズに上場 |
2007-05 | 宅地建物取引業免許(国土交通大臣免許(1)第7500号)を取得 |
2008-02 | 第二種金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第1732号)の登録 |
2008-04 | 本社を東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号に移転 |
2009-07 | 本社を東京都渋谷区道玄坂一丁目16番5号に移転 |
2014-02 | 株式会社大多喜ハーブガーデンを連結子会社化 |
2019-07 | 瀛創(上海)商務咨洵有限公司(イントランス上海)を設立 |
2019-10 | 株式会社イントランスホテルズアンドリゾーツを設立 |
2020-03 | 当社連結子会社である株式会社大多喜ハーブガーデンの子会社としてハーブ生産出荷組合株式会社を設立 |
2020-05 | ホスピタリティインベストメント合同会社を設立 |
2020-09 | ジャパンホテルインベストメント株式会社を設立 |
2020-11 | 宅地建物取引業免許(東京都知事免許(1)第105555号)へ変更 |
2020-12 | 金融商品取引業者として投資助言・代理業(関東財務局長(金商)第1732号)の追加登録 |
2022-02 | 一般社団法人Keystoneを設立 |
2022-03 | YUMIHA沖縄合同会社を設立 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しによりグロース市場へ移行 |
2022-07 | 賃貸住宅管理業(国土交通大臣(1)第7482号)を登録 京都ホテルオペレーション合同会社を設立 |
2022-09 | 当社連結子会社である株式会社イントランスホテルズアンドリゾーツとBanyan Tree Japanによる合弁会社としてジャパンホテルオペレーション株式会社を設立 |
2023-08 | 株式会社大多喜ハーブガーデンの株式譲渡により、株式会社大多喜ハーブガーデン及びその子会社であるハーブ生産出荷組合株式会社を連結除外 |
事業内容
イントランスは、不動産事業、ホテル運営事業、ハーブガーデン運営事業、その他事業を展開している多角的な企業グループです。同社グループは、全国の商業ビルやオフィスビル、レジデンスなどの中古物件を対象にした不動産再生事業を主軸に据えています。これには、未利用または低稼働の不動産を取得し、エリアの特性やニーズに合わせて価値を高め、再生させることが含まれます。また、不動産の売買仲介、アセットマネジメント、プロパティマネジメント事業を通じて、不動産に関するトータルサービスを提供しています。
ホテル運営事業では、中国マーケットをターゲットとしたインバウンド送客の受け皿として、国内で宿泊施設の運営や運営受託、運営コンサルティングを行っています。これにより、訪日外国人観光客の増加に対応し、宿泊業界における同社のポジションを強化しています。
ハーブガーデン運営事業では、連結子会社である大多喜ハーブガーデンが中心となり、ハーブガーデン施設の運営やハーブの卸売販売、生産を手掛けています。この事業を通じて、自然との共生や健康志向の高まりに対応した商品やサービスを提供しています。
その他事業としては、瀛創(上海)商務咨洵有限公司を通じた国内インバウンド送客関連事業や、ジャパンホテルインベストメント株式会社及びホスピタリティインベストメント合同会社によるホテル投資ファンドの企画など、幅広い分野での事業展開を行っています。これらの事業を通じて、イントランスは多様なニーズに応える企業グループとして成長を続けています。
経営方針
イントランスは、不動産事業を安定収益の基盤としながら、ホテル運営事業において高い成長を目指しています。同社グループは、ホテル施設運営、ホテル運営受託、ホテル運営アドバイザリー、そしてホテル投資ファンドの組成を中核とした事業展開を推進しており、これらを通じて企業価値の向上及び財務体質の強化を目標としています。現在は、ホテル運営事業の基盤確立に向けた投資段階にあり、収益の拡大を経営指標として定めています。
不動産業界の資材価格高騰や消費マインドの低下などの影響があるものの、低水準の資金調達コストを背景に投資家の意欲は旺盛で、不動産市場は堅調に推移しています。また、ホテル関連分野では、国内旅行の需要回復やインバウンド需要の増加基調が見られ、これらを追い風にホテル運営事業の成長が期待されています。
イントランスは、財務基盤の強化、ホテル運営事業の早期拡大と収益化、そして人材の確保を優先的に対処すべき課題としています。特に、ホテル運営事業の成長と収益化のためには、多様な収益機会の確保及び規模の拡大が必要であり、事業間の連携を高める取り組みが進められています。また、施設運営や事業開発に必要な人材の確保にも努めており、これらの戦略を通じて、イントランスは持続的な成長を目指しています。