ホットランドホールディングス (3196) 株価

時価総額
¥339.3億
PER
41.6倍
たこ焼き専門店の有力企業。「築地銀だこ」を中心に全国で744店舗を展開。25年4月に持株会社体制へ移行。近年はサウナ・温泉施設などリゾート事業も展開。海外は香港、台湾、東南アジア、米国などに74店舗。

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事業内容

ホットランドホールディングスは、「築地銀だこ」を主力ブランドとする外食チェーンを全国展開している持株会社です。同社は2025年4月に持株会社体制に移行し、たこ焼き専門店「築地銀だこ」をはじめ、たい焼き「銀のあん」、おでん「おでん屋たけし」、油そば「東京油組総本店」など30種類以上のブランドを直営・業務委託・フランチャイズで国内外に展開しています。また、群馬県でサウナ施設を含む滞在型リゾート事業も手がけています。

同社の主な収益源は3つのセグメントから構成されます。飲食事業では全国744店舗を運営し、直営店397店舗、業務委託店163店舗、フランチャイズ店184店舗の収益構造となっています。リゾート事業では「駅の天然温泉&サウナの森 水沼ヴィレッジ」として天然温泉やフィンランド式サウナ、グランピング施設を運営しています。製販事業では冷凍たこ焼きや家庭用ミックス粉の製造販売、アイスクリーム自動販売機事業を展開し、店舗での販売以外の収益チャネルを構築しています。

同社の事業の特徴は「銀だこスタイル」と呼ぶ独自のビジネスモデルにあります。原料調達から加工、専用機械の自社開発製造、店舗運営まで一貫して手がけることで、品質管理とコスト削減を実現しています。世界有数のたこ使用量を誇る強みを活かし、世界各地から原料を調達するとともに、真だこの完全養殖研究にも取り組んでいます。海外では香港、台湾、東南アジア、米国など74店舗を展開し、ロサンゼルス・ドジャースとのパートナーシップによる球場内出店など、日本の食文化を世界に広める取り組みも積極的に進めています。

経営方針

ホットランドホールディングスは1,000億円規模の外食グループを目指す明確な成長戦略を掲げており、2025年4月に持株会社体制へ移行することで事業拡大を加速させています。同社は「築地銀だこ」を中核として、多様なブランドポートフォリオを展開し、持株会社がグループ全体の戦略立案と資本効率向上を担う一方、各事業会社が独立した責任の下で自立的な成長を図る体制を構築しています。この新体制により、グループの持続的成長と企業価値向上の実現を目指しています。

同社の重点投資分野は、主力の「築地銀だこ」のバージョンアップ計画と高収益ブランドの全国展開にあります。築地銀だこでは「焼きそば」の生産性改革と「たこ焼」の品質向上を通じて収益力強化を図る一方、「銀だこハイボール酒場」「おでん屋たけし」「東京油組総本店<油そば>」「厚切りとんかつ よし平」などの高収益業態を積極展開しています。特に差別化戦略として、原料となるタコの安定調達体制を構築するため、モーリタニア第2工場の本格稼働と熊本県上天草におけるマダコ養殖事業を推進し、川上から川下まで一貫した自社責任体制を強化しています。

新市場開拓では、海外フランチャイズ展開と国内観光地事業に注力しています。アジア・ASEAN地域のタイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア等での展開拡大に加え、集客実績を背景に2026年から欧州展開を開始する計画です。国内では京都を中心とした観光地で、京町家を活用したリノベーション型店舗展開や「宵の小町」プロジェクトによるエリア価値創出を進めています。また、群馬県の「駅の天然温泉&サウナの森水沼ヴィレッジ」では第3ステージとして総合リゾートヴィレッジ化を推進し、新たな事業領域の開拓を図っています。

技術革新への取り組みとしては、製販事業における冷凍たこ焼きの新商品開発と冷凍スナック市場拡大に向けた新工場新設を計画しています。同社は冷凍たこ焼き市場のグローバル展開と成長戦略の一環として、新工場での生産能力拡大により販路拡大を推進し、冷凍たこ焼きの輸出販売も強化しています。これらの取り組みにより、店舗事業以外の収益チャネルを拡充し、事業の多角化と安定性向上を目指しています。

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