ICDAホールディングスJP:3184

時価総額
¥60.9億
PER
8.7倍
自動車の新車・中古車販売、車検・整備、リサイクル等を手掛ける、ホンダ車及び輸入車の正規ディーラーとリサイクルセンターを運営。

沿革

2009年10月

株式移転により持株会社ICDAホールディングス㈱を設立、㈱ホンダ四輪販売三重北(連結子会社)、㈱オートモール(連結子会社)及び㈱マーク・コーポレーション(連結子会社)を子会社化

2010年9月

㈱ホンダ四輪販売三重北がホンダカーズ三重北四日市あかつき台店、㈱オートモールがヴァーサス四日市東インター店を開店

2010年10月

㈱ホンダ四輪販売三重北がPOINT⑤四日市羽津店を開店(2019年3月閉店)

2010年12月

㈱ホンダ四輪販売三重北がPOINT⑤四日市日永店を開店(2015年5月閉店)

2012年2月

㈱ホンダ四輪販売三重北がホンダカーズ三重北桑名陽だまりの丘店及びヴァーサス桑名店を開店

2012年12月

㈱ホンダ四輪販売三重北が桑名大桑通店及びPOINT⑤桑名店を開店

2013年1月

㈱オートモールがフォルクスワーゲン鈴鹿を移転

2013年6月

大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

(2013年7月16日に東京証券取引所と大阪証券取引所の統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に変更)

2013年11月

名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場

2014年3月

㈱オートモールが八野モータープールを開設

2014年4月

㈱ホンダ四輪販売三重北が四日市松本店及びPOINT⑤四日市松本店を開店

2014年6月

㈱オートモールがアウディ三重四日市をリニューアル

2014年6月

東京証券取引所市場第二部に市場変更

2017年1月

㈱ホンダ四輪販売三重北が亀山オートモールを開店(ホンダカーズ三重北亀山長明寺店、オートテラス亀山長明寺(現ユーセレクト亀山長明寺)、POINT⑤亀山店)

2019年4月

㈱オートモールがハイクラス車専門中古車販売店のヴァーサスプラス鈴鹿店を開店

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。

名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からメイン市場へ移行。

1967年5月

三重県鈴鹿市に日産自動車㈱の新車の販売を目的として向井自動車商会を設立

1969年10月

本田技研工業㈱の新車の販売を開始

1972年9月

自動車販売業を目的とし資本金500万円にて、向井自動車販売㈲(現㈱オートモール)を設立

1976年1月

向井自動車商会を向井自動車販売㈲に事業譲渡

1977年12月

向井自動車販売㈱(現㈱ホンダ四輪販売三重北)を設立、向井自動車販売㈲より自動車販売業務を譲受

1978年9月

㈱ホンダベルノ三重北を設立

1998年4月

㈱オートモールで輸入車ディーラーを開始

三重県鈴鹿市に複合型店舗「鈴鹿オートモール」を開店

ホンダベルノ三重北鈴鹿中央通店(現ホンダカーズ三重北飯野中央通店)、ファーレン鈴鹿(現フォルクスワーゲン鈴鹿)、ユーランドヴァーサス(現ヴァーサス鈴鹿本店)、サターン鈴鹿(2001年10月閉店)の4事業とカー用品販売のモンテカルロ鈴鹿(2002年5月閉店)を同時開店

1999年1月

㈱オートモールが鈴鹿オートモール内にポルシェセンター鈴鹿を開店(2018年12月閉店)

2002年10月

㈱ホンダクリオ三重北が㈱ホンダベルノ三重北を合併し、㈱ホンダ四輪販売三重北に商号変更

2004年11月

鈴鹿商工会議所会員企業、三重県自動車販売ディーラー各社等の事業者11社の出資により、協同組合三重オートリサイクルセンター(現㈱マーク・コーポレーション)を設立

2007年5月

㈱オートモールが津オートモール内にPOINT⑤津店を開店

2009年4月

協同組合三重オートリサイクルセンター(現㈱マーク・コーポレーション)を株式会社に組織変更

事業内容

ICDAホールディングス及びそのグループ企業は、自動車販売関連事業と自動車リサイクル事業の二つの主要セグメントで事業を展開しています。自動車販売関連事業では、ホンダ四輪販売三重北が本田技研工業の新車ディーラーとして活動し、ホンダカーズ三重北の12店舗を運営しています。また、オートモールはフォルクスワーゲンとアウディの正規ディーラーとして、四日市と鈴鹿に店舗を構えています。中古車販売では、ユーセレクト、ヴァーサス、POINT⑤の三つの業態を展開し、全メーカーの中古車を取り扱っています。サービス部門では、車検、点検整備、鈑金修理等を行い、各店舗にサービス工場を併設しています。

自動車リサイクル事業では、マーク・コーポレーションが鈴鹿オートリサイクルセンターを運営し、使用済み自動車の解体及びリサイクル資源の販売、リユースパーツの国内外への販売を行っています。この事業は、自動車リサイクル法に基づいた適正解体を行い、リユースパーツやリサイクル資源を生産しています。また、三菱マテリアルとの協業による希少希土類回収事業も進めており、レアアースやレアメタルの回収に取り組んでいます。

ICDAホールディングスグループは、新車販売から中古車販売、車両のメンテナンス、リサイクルまでを一貫して提供することで、顧客に対して高い付加価値を提供しています。

経営方針

ICDAホールディングスは、自動車販売関連事業と自動車リサイクル事業を軸に、顧客満足度(CS)、従業員満足度(ES)、社会貢献(CSR)を重視した経営を推進しています。同社は、自動車流通事業を通じて社会に必要とされる事業を構築し、バリューチェーンクロス・ミックスビジネスの革新を目指しています。これには、自動車販売市場の変化、特に消費者の嗜好の変化やカーボンニュートラルへのシフトに対応するための戦略が含まれます。

中期経営戦略として、ICDAホールディングスは、企業間連携を強化し、顧客の期待に応える商品やサービスの付加価値を最大化することを目指しています。これには、内部統制の強化とコーポレート・ガバナンスの充実、人材の確保と育成、そして経営指標として売上高経常利益率4.0%の安定的達成が含まれます。

自動車販売関連事業では、アフターサービスの充実と新規出店の推進を重視しています。特に、新車ディーラーと中古車販売を組み合わせた複合店舗の展開や、環境に配慮した店舗開発を進めています。自動車リサイクル事業では、事業の知名度向上と全部再資源化の推進を目標としており、適正な解体作業を通じて地球環境保護に貢献することを目指しています。

ICDAホールディングスは、これらの戦略を通じて、顧客の生涯カーライフパートナーとしての地位を確立し、持続可能な成長を目指しています。