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きちりホールディングスJP:3082
沿革
1998年7月 |
有限会社吉利を設立し、飲食事業を展開 |
2000年11月 |
株式会社に改組し、商号を株式会社きちりに変更 |
2002年10月 |
神戸市中央区に「Casual Dining KICHIRI」第1号店となる「KICHIRI 三宮店」を開店 |
2003年4月 |
本社を大阪市中央区南本町に移転 |
2005年9月 |
大阪市中央区に「本格酒場 フクリキ」第1号店となる「本町酒場 福力」を開店 |
2006年12月 |
東京都豊島区に「Casual Dining KICHIRI」関東第1号店となる「KICHIRI 池袋東口店」(現KICHIRI ORANGE LABEL 池袋東口)を開店 |
2007年7月 |
大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」市場(現 東京証券取引所JASDAQ(グロース))上場 |
2008年6月 |
「きちり 真菜や」第1号店となる「きちり真菜や 茶屋町店」を開店 |
2009年8月 |
「ちゃぶちゃぶ」第1号店となる「六角酒場 ちゃぶちゃぶ」を開店 |
2010年4月 |
ジャスダック市場と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(グロース))に上場 |
2010年9月 |
「いしがまやハンバーグ」第1号店となる「いしがまやハンバーグ アトレ吉祥寺」を開店 |
2010年11月 |
株式会社オープンクラウド(現 株式会社ApplyNow)を設立 |
2011年6月 |
本社を大阪市中央区安土町に移転 |
2013年3月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
2013年5月 |
東京証券取引所市場第二部上場に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(グロース)を上場廃止 |
2014年5月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
2015年4月 |
「3Little Eggs」第1号店となる「3Little Eggs ららぽーと富士見」を開店 |
2016年6月 |
「遊休不動産を活用したリノベーション戦略」第1号店となる「Anchor Point」を開店 |
2016年10月 |
株式会社湘南ベルマーレとの業務提携による「MEAT COMPANY with Bellmare」を開店 |
2016年12月 |
愛知県長久手市にとんかつ専門店である「黒豚とんかつ コシヒカリ かまど炊き 鬼おろし とん久」第1号店を開店 |
2017年4月 |
広島県広島市に「いしがまやハンバーグ」中国地方第1号店となる「いしがまやハンバーグ広島LECT」開店 |
2018年4月 |
LUCUA osaka地下2階『キッチン&マーケット』内にイタリアンフードマーケット「Merca」とFresh Gardenエリアに「石窯焼きハンバーグ&ステーキ」を開店 |
2018年6月 |
株式会社ユニゾン・ブルーを設立 |
2018年7月 |
東京都新宿区にビビンバ専門店である「VEGEGO」第1号店を開店 表参道にウバ茶・抹茶・ほうじ茶を使用した本物志向のミルクティー専門店「CHAVATY」1号店を開店 |
2018年8月 |
株式会社きちり分割準備会社(現 株式会社KICHIRI)を設立 株式会社Eggs&Plants(現 株式会社サニタイズ、非連結子会社)を設立 |
2018年11月 |
東京都江東区のダイバーシティ東京プラザのフードコートに新しいスタイルのかつの楽しみ方を提案する新業態「元祖 変わりかつめし専門店 かつゑもん」第1号店を開店 |
2019年1月 |
持株体制への移行に伴い、株式会社きちりを「株式会社きちりホールディングス」へ商号変更 |
2019年7月 |
東京都・表参道に「いしがまやハンバーグ」初のグローバル旗艦店「いしがまやGOKU BURGER」を開店 |
2019年10月 |
静岡県沼津市に焼き鳥専門店の第1号店となる「ひな鶏伊勢ゐ」を開店 PT KICHIRI RIZKI ABADIの株式を取得し子会社化 |
2020年4月 |
当社子会社である株式会社サニタイズ(非連結子会社)による除菌サービス事業を開始 |
2020年7月 |
当社子会社である株式会社レストランX(非連結子会社)を設立し、デリバリー・D2C事業を開始 |
2021年4月 |
兵庫県神戸市に、買ってその場で楽しめるグローサラント「キッチン&マーケット」内(地下 1 階)にイタリア食材&デリ「ローマ商店」を開店 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所第一部からスタンダード市場に移行。 |
2022年5月 |
当社孫会社である株式会社Webryday(連結子会社)を設立し、Web制作事業を開始 |
2022年8月 |
愛知県名古屋市にいしがまやハンバーグ業態のフードコートスタイル初出店となる「ハンバーグ&ステーキ いしがま工房」を開店 |
2023年4月 |
地方創生事業(プラットフォームシェアリング事業)を開始 |
事業内容
きちりホールディングス及びその連結子会社5社は、飲食店の経営及びこれに付随する業務を主たる業務としています。同社グループの報告セグメントは「飲食事業」のみで、料理の提供だけでなく、手作り感のある料理と徹底したおもてなしにより、付加価値を提供しています。低価格競争には参入せず、高品質な料理とサービスで顧客に納得感を提供しており、デリバリーサービスも手がけています。
同社グループが展開する代表的な業態には、「Casual Dining KICHIRI」、「新日本様式」、「いしがまやハンバーグ」、「VEGEGO」、「オムライス」などがあり、それぞれ異なるコンセプトと店舗数を持っています。また、「その他」のカテゴリーには、多様な飲食店舗が42店舗含まれています。
プラットフォームシェアリング事業では、外食企業運営基盤を活用し、地方創生や様々な分野の企業とのコラボレーションを通じて新たな顧客価値を提供しています。この事業では、ふるさと納税寄付に関する業務も受託しており、返礼品事業者への対応やプロモーションに関するサービスを提供しています。
フランチャイズ事業では、「いしがまやハンバーグ」の営業権を付与し、企画・開発・運営ノウハウを提供しています。これにより、加盟店のニーズに合わせたバックアップを行い、全国への店舗展開の加速とブランド認知度およびブランドイメージの向上を図っています。
経営方針
きちりホールディングスは、外食産業における新たなスタンダードの創造を目指し、その成長戦略を推進しています。同社は、「大好きがいっぱい」の企業理念のもと、ドミナント構築による規模拡大と、サービス・商品・空間全てにこだわる店舗運営を行っています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響から回復傾向にある外食需要の中で、原材料費や人手不足によるコスト増加などの厳しい経営環境に直面しています。
この環境下で、きちりホールディングスは、自社ブランドでの店舗展開のほか、プラットフォームシェアリング事業やフランチャイズ事業の拡大を通じて外食産業の新しい価値を創出しています。特に、プラットフォームシェアリング事業では、外食企業運営基盤を活用し、地方創生や様々な分野の企業とのコラボレーションを通じて新たな顧客価値を提供しており、フランチャイズ事業では、「いしがまやハンバーグ」の営業権を付与し、企画・開発・運営ノウハウを提供しています。
同社は、競合優位性の確立と人材確保・教育にも注力しています。多様な業態を保有し、トレンドを的確に捉える高い業態開発力と、企業理念を体現する従業員による独自のおもてなしで差別化を図っています。また、優秀な人材の継続的確保と育成に向け、中途採用と新卒採用を積極的に行い、フラットな組織体系を通じて風通しの良い職場環境を構築しています。
これらの戦略を通じて、きちりホールディングスは外食産業における新たなスタンダードの創造を目指し、持続可能な成長を追求しています。