ホリイフードサービスJP:3077

時価総額
¥19.3億
PER
新和風ダイニング「隠れ庵 忍家」、多彩な料理の「ご馳走本舗 益益」、地産地消「常陸之國 もんどころ」、牛たん専門「牛たん うま囲」、もつ煮込み「大釜もつ煮 五右衛門」、スンドゥブと焼肉「チェゴ!!」、ナポリピッツァ「ボンジョルノ食堂」、もつ鍋「博多もつ鍋 まるも」、赤から鍋「赤から」、肉寿司、本格ラーメン「らぁ麺 ふじ田」を展開。

沿革

1983年3月

茨城県ひたちなか市勝田泉町9-14にホリイフードサービス有限会社設立

1983年4月

株式会社村さ来本社(現株式会社ジー・テイスト)とフランチャイズ契約を締結し、「村さ来 勝田泉町店」(フランチャイズ部門1号店、村さ来業態1号店)出店

1993年7月

ホリイフードサービス有限会社を資本金10,000千円の株式会社に組織変更

1993年9月

「サントリー居酒屋大都会」(オリジナル部門1号店、2002年7月「炭火deグリルちょーほーず」・2003年12月「昭和屋水戸店」・2006年3月「村サ来水戸駅南横丁」へ業態変更)出店

1994年4月

茨城県水戸市城南町に本社移転

1995年9月

株式会社ホリイプロジェクト設立(当社の出資比率100%)

1997年6月

「刺身や海楽」(オリジナル部門2号店、2002年7月「かいらく」・2011年10月「もんどころ水戸駅南店」へ業態変更)出

2000年11月

茨城県水戸市中央に本社移転

2001年5月

株式会社ホリイプロジェクトにより「くいどころBAR 壱豆」(くいどころBAR業態1号店)出店

2003年7月

株式会社村さ来本社(現株式会社ジー・テイスト)と益益業態でのフランチャイズ契約を締結し、「益益 真岡店」(益益業態1号店)出店

2004年3月

業務の効率化を目的とし、株式会社ホリイプロジェクトを吸収合併

2004年4月

「隠れ庵 忍家 鶴田店」(忍家業態1号店)出店

2005年5月

埼玉県における忍家業態1号店(忍家北越谷店)出店

2005年10月

千葉県進出1号店(忍家成田ウイング店)出店

福島県進出1号店(現:忍家イオンタウン須賀川店)出店

2007年4月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式上場

2008年8月

 「しゃぶしゃぶ三昧 巴 ひたちなか店」(巴業態1号店)出店

2009年4月

「常陸之國 もんどころ 水戸サウスタワー店」(もんどころ業態1号店)出店

2011年10月

統合による合理化及び柔軟な運営環境の整備等を推進するため、「益益」事業を株式会社ジーテイストより事業譲受にて取得

2013年7月

普通株式1株を普通株式2株に分割を実施

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に株式を上場

2017年4月

株式会社TBIホールディングスと資本業務提携契約を締結

2017年11月

株式会社甲羅とフランチャイズ契約を締結し、「赤から 大田原店」(赤から業態1号店)出店

2019年2月

茨城県水戸市城南に本社移転

2019年5月

「うま囲 浦和駅西口店」(うま囲業態1号店)出店

2019年10月

株式会社ガーデンとフランチャイズ契約を締結し、「水戸肉寿司」(肉寿司業態1号店)出店

2020年1月

株式会社TBIJAPANとフランチャイズ契約を締結し、「上ル商店 荻窪店」(上ル商店業態1号店)出店

2020年2月

「しゃぶ将軍田なべ いわき湯本店」(しゃぶ将軍田なべ業態1号店)出店

2020年8月

「大釜もつ煮五右衛門 古川駅前店」(大釜もつ煮五右衛門業態1号店)出店

2021年3月

「たんとんたん 新鎌ヶ谷店」(たんとんたん業態1号店)出店

2021年7月

「チェゴ いわき駅前店」(チェゴ業態1号店)出店

2022年2月

「らぁ麺ふじ田 水戸本店」(ふじ田業態1号店)出店

「ボンジョルノ食堂 水戸北口店」(ボンジョルノ食堂業態1号店)出店

2022年4月

東京証券取引所市場再編に伴うスタンダード市場へ移行

2022年11月

「まるも 土浦神立店」(まるも業態1号店)出店

事業内容

ホリイフードサービスは、親会社である株式会社TBIホールディングスと関連会社の株式会社ホリイ物流を含むグループ企業として、和風ダイニングレストランを中心に外食産業を展開しています。同社は、北関東エリア(茨城県・栃木県・群馬県)、首都圏エリア(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)、東北エリア(福島県・宮城県・山形県)において事業を営んでおり、各地域での食文化の発展に貢献しています。

同社の事業セグメントは多岐にわたり、特色あるレストラン業態を数多く展開しています。例えば、「隠れ庵 忍家」は、上質な個室空間で新和風ダイニングを提供し、45店舗を運営。また、「ご馳走本舗 益益」は、多彩な料理を個室で楽しめる新タイプのダイニング風レストランで、3店舗を展開しています。「常陸之國 もんどころ」は、地産地消にこだわった6店舗、「牛たん うま囲」は、牛たんと美味しい食材に囲まれた楽しい食事の場を提供する4店舗を持ちます。

その他にも、「大釜もつ煮 五右衛門」では究極のもつ煮込みを、韓国料理の「焼肉とスンドゥブ チェゴ!!」では本格派のスンドゥブと焼肉を、イタリアンの「ボンジョルノ食堂」ではナポリピッツァと生ハムを、そして「博多もつ鍋 まるも」では厳選された和牛もつ鍋を提供しています。さらに、「赤から」では名物の赤から鍋とセセリ焼き、「肉寿司」では新鮮な馬肉を使った寿司、「らぁ麺 ふじ田」ではこだわりのラーメンを楽しむことができます。

これらの業態は、それぞれの特徴を活かし、顧客に多様な食体験を提供することで、ホリイフードサービスの事業の幅を広げています。

経営方針

ホリイフードサービスは、総合飲食企業として、顧客満足を最優先に掲げ、多様化するニーズに応えることを経営の根幹としています。同社は、創業の精神に則り、「それでお客様は満足か!」をスローガンに、一人でも多くの笑顔を実現することを目指しています。外食産業の成熟化が進む中、価値ある商品や感動的なサービスを提供し、地域社会に貢献することで、お客様満足度及び従業員満足度を高め、企業価値の増大を図っています。

経営上の目標達成のため、ホリイフードサービスはEBITDA(償却前営業利益)やFLA値売上高比(食材及び飲料原価、人件費、広告宣伝及び販売促進費用の比率)を重要な経営指標として採用しています。これにより、投資に対する回収状況や店舗の経費管理状況を判断し、効率的な経営を目指しています。

新型コロナウイルス感染症への対応として、ホリイフードサービスは、感染リスクからお客様と従業員を守りながら業況の改善を進めています。また、顧客満足度及び従業員満足度の向上、商品力の強化、業態構成の適正化、事業構成の多角化、人事制度・教育体制の充実、営業エリアの選定、店舗網の拡充、管理体制の確立、自然災害への対処など、多角的な成長戦略を推進しています。

特に、業態構成の適正化では、「忍家」業態を中心に店舗展開を進め、新たにラーメン業態やイタリアン業態、もつ鍋業態の展開をスタートさせています。これにより、酒類販売に過剰に依存しない食事性の高い業態の開発を進め、総合飲食企業としての地位を確立しています。また、事業構成の多角化を進め、持続可能な企業体質の強化に努めています。

これらの戦略を通じて、ホリイフードサービスは、外食産業における競争力を高め、安定的な成長基盤の構築を目指しています。