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あいホールディングスJP:3076
沿革
2007-02 | 株式会社ドッドウエル ビー・エム・エス及びグラフテック株式会社の株主総会において、両社が共同で株式移転の方法により当社を設立し、両社が完全子会社となることについて承認決議。 |
2007-04 | 当社設立。 東京証券取引所市場第一部へ株式上場。 |
2007-07 | 株式会社USTAGEの株式を第三者割当増資の引受けにより取得し、当社の子会社とする。 |
2008-07 | 株式会社ニューロンの株式を取得し、当社の子会社とする。また、株式会社ニューロンの100%子会社であるNEURON ELECTRONICS, INC.についても当社の子会社とする。 |
2009-01 | 株式会社塩見設計の株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2009-02 | 株式会社塩見設計が構造設計、耐震診断・補強設計及び建築設計事業を譲受け、設計事業を開始。 |
2009-07 | あいエンジニアリング株式会社を設立。 |
2009-09 | Silhouette America, Inc.を設立。 |
2010-07 | 株式会社塩見設計が商号を株式会社あい設計に変更。 |
2013-02 | 株式会社ディーマテリアルが商号を環境ソリューションズ株式会社に変更。 |
2013-03 | GRAPHTEC LATIN AMERICA SAを設立。 |
2013-06 | グラフテック ヨーロッパ B.V.を解散。 |
2014-06 | Graphtec Digital Solutions, Inc.を設立。 |
2015-03 | NBS Technologies Inc. 及び同社子会社5社の株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2015-05 | 株式会社プロメックが商号をNBSカード株式会社に変更。 |
2015-07 | Aspex Research and Technology Ltd.の株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2015-08 | Aspex Research and Technology Ltd.が商号をSilhouette Research & Technology Ltd.に変更。 |
2015-10 | 株式会社メディックの株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2016-04 | プールス株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2016-06 | 株式会社エスエスユニットの株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2016-11 | 株式会社アレスシステムの株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2017-03 | アドバンスフードテック株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2017-05 | GRAPHTEC LATIN AMERICA SAが商号をSilhouette Latin America S.A.に変更。 |
2017-07 | グラフテック株式会社が株式会社ニューロンを吸収合併。 |
2018-02 | イシモリテクニックス株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2018-12 | 環境ソリューションズ株式会社が商号をあい環境計画株式会社に変更。 NBSカード株式会社が商号を株式会社アイフィンクに変更。 |
2019-03 | 杜の公園ゴルフクラブ株式会社の株式を追加取得し、当社の子会社とする。 |
2019-07 | グラフテック株式会社がアドバンスフードテック株式会社を吸収合併。 中央設計株式会社を売却。 |
2019-09 | Graphtec Digital Solutions, Inc.を清算。 NBS Technologies SASを売却。 |
2020-05 | GRAPHTEC ASIA PACIFIC CO.,LTD.を設立。 |
2020-10 | 株式会社ドッドウエル ビー・エム・エスがあい環境計画株式会社を吸収合併。 |
2021-02 | 株式会社アレスシステムを売却。 |
2021-03 | Graphtec Europe B.V.を設立。 |
2022-02 | ナノ・ソルテック株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。 |
2022-06 | NBS Technologies Limited、Card Technology Corporation及びNBS Technologies(US)Inc.を売却。 |
2022-11 | シルエットジャパン株式会社を設立 |
2023-04 | 株式会社アイグリーズを設立 Silhouette Europe B.V.を設立 |
事業内容
あいホールディングス株式会社とそのグループ企業は、セキュリティ機器、カード機器及びその他事務用機器、情報機器、設計事業を主要な業務としています。同社は純粋持株会社として、グループ会社の経営指導などを行っています。
セキュリティ機器セグメントでは、セキュリティシステム機器の開発、製造、販売を手掛けており、株式会社ドッドウエル ビー・エム・エス、あいエンジニアリング株式会社、株式会社エスエスユニットが主要な関連会社です。
カード機器及びその他事務用機器セグメントでは、病院向けや金融向けのカード発行機器などの開発、製造、販売を行っており、株式会社ドッドウエル ビー・エム・エスがこのセグメントに含まれます。
情報機器セグメントでは、プロッタやスキャナなどのコンピュータ周辺機器の開発、製造、販売及び保守サービスを提供しています。グラフテック株式会社やシルエットジャパン株式会社などがこのセグメントの主要な会社です。
設計事業セグメントでは、構造設計や耐震診断を中心とした建築設計事業を展開しており、株式会社あい設計や株式会社田辺設計が関連会社として挙げられます。
その他の事業としては、節電・省エネシステムの開発、製造、販売、カードリーダーや自動おしぼり製造機の製造、販売、ソフトウェアの開発、販売、セキュリティ機器・カード機器等の保守サービス、リース及び割賦事業、計測機器の開発、製造及び販売など、多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業は、株式会社ドッドウエル ビー・エム・エスやグラフテック株式会社など、複数のグループ会社によって支えられています。
経営方針
あいホールディングス株式会社とそのグループ企業は、セキュリティ機器、カード機器及びその他事務用機器、情報機器、設計事業を中心に展開しています。同社は、「信頼」と「誠実」を経営の基本理念とし、これを実現するために、国内外の顧客ニーズに応える商品の企画、研究開発、製造、販売を推進しています。特に、セキュリティ市場とニッチ市場を戦略的なコア事業領域と位置付け、これらの市場に向けて独自の商品及びビジネスモデルを提供しています。
同社は、市場競争力の強化と新規市場の開拓を目指し、節電・省エネシステムの開発、製品・サービスのIoT化、AI化に注力しています。これらの取り組みを支える重要施策として、積極的なM&A及び業務提携を行い、商品開発力と営業力の強化を図っています。
中長期的な経営戦略として、高い収益力と安定性の確保を目指し、変化の激しい業界環境に対応しています。M&Aを経営上の重要な戦略手段と位置付け、積極的に取り組む方針です。また、事業ポートフォリオの見直しを随時行い、成長事業においても、状況や必要に応じて事業売却等を行い、新たな成長分野への投資を進めています。
経営環境としては、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復傾向にあるものの、世界的な金融引締めや海外景気の下振れリスク、資材価格の高騰、供給面での制約などに注意が必要です。これらの環境下で、同社はセキュリティ機器事業やカード機器事業など、各事業領域での成長と収益力の向上を目指しています。