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JFLAホールディングスJP:3069
沿革
1995年9月 |
飲食店舗運営会社「株式会社プライム・リンク」設立 |
1998年5月 |
炭火焼肉酒家「牛角」のフランチャイズ加盟店として加盟店事業の展開を開始 |
1999年12月 |
炭火焼肉酒家「牛角」のエリアフランチャイズ本部の権利を取得し、エリアフランチャイズ本部事業の展開を開始 |
2000年9月 |
釜めしと串焼「とりでん」のエリアフランチャイズ本部の権利を取得し、加盟店事業及びエリアフランチャイズ本部事業の展開を開始 |
2001年11月 |
大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現:東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場 |
2006年10月 |
釜めしと串焼「とりでん」の特定地域における総本部運営を開始 |
2007年1月 |
「株式会社プライム・リンク」から株式移転により「株式会社アスラポート・ダイニング」設立 「株式会社アスラポート・ダイニング」が大阪証券取引所ヘラクレス・スタンダード市場(現:東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場 「株式会社プライム・リンク」を連結子会社化 |
2007年8月 |
「株式会社とり鉄」を連結子会社化 |
2009年3月 |
「HSIグローバル株式会社」を引受先に第三者割当増資を実施 |
2013年9月 |
「株式会社弘乳舎」を連結子会社化 |
2014年9月 |
「レゾナンスダイニング株式会社」を連結子会社化 |
2014年10月 |
英国法人「T&S Enterprises (London) Limited」「S.K.Y. Enterprise UK Limited」及び「Sushi Bar Atari-Ya Limited」の株式を取得し、持分法適用会社(2015年5月、追加取得し、連結子会社化) |
2015年3月 |
「TACO BELL RESTAURANTS ASIA PTE,LTD」との間で日本国内での出店を目的としたフランチャイズ契約を締結し、「Taco Bell」事業を開始 |
2015年4月 |
「茨城乳業株式会社」を連結子会社化 |
2015年8月 |
「株式会社TOMONIゆめ牧舎」を連結子会社化(株式会社弘乳舎の子会社) |
2015年10月 |
「九州乳業株式会社」を連結子会社化 |
2016年3月 |
米国法人「Pacific Paradise Foods,Inc.」の株式を取得及び第三者割当増資を実施し、連結子会社化 |
2016年11月 |
「株式会社ドリームコーポレーション」の株式を取得及び第三者割当増資を実施し、連結子会社化 |
2017年4月 |
「株式会社とり鉄」が「株式会社プライム・リンク」「レゾナンスダイニング株式会社」及び「株式会社どさん子」を吸収合併、「株式会社アスラポート」に商号変更 |
2017年8月 |
「株式会社モミアンドトイ・エンターテイメント」を連結子会社化 |
2017年10月 |
「株式会社菊家」を連結子会社化(九州乳業株式会社の子会社) |
2017年12月 |
「Atari-Ya shops」事業(小売事業)を譲り受けた英国法人「Atariya Foods Retail(UK) Limited」を連結子会社化(Atariya Foods Limitedの子会社) |
2018年6月 |
「株式会社ジェイアンドジェイ」から海鮮居酒屋事業を譲り受けた「株式会社十徳」を連結子会化(株式会社アスラポートの子会社) |
2018年7月 |
「株式会社ドリームコーポレーション」が「株式会社モミアンドトイ・エンターテイメント」及び「株式会社フードスタンドインターナショナル」を吸収合併、「株式会社アルテゴ」に商号変更 |
2018年8月 |
「盛田株式会社」「株式会社アルカン」「東洋商事株式会社」などを傘下に持つ「ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社」の株式を追加取得し、連結子会社化 |
2020年3月 |
炭火焼肉酒家「牛角」の直営事業及びフランチャイズ事業を譲渡 |
2020年4月 |
「モリヨシ株式会社」を連結子会社化(東洋商事株式会社の子会社) |
2021年4月 |
「ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社」を「株式会社JFLAホールディングス」へ吸収合併 |
2021年7月 |
鶏業態居酒屋「とり鉄」「とりでん」を小僧寿しに移管 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
2022年7月 |
「株式会社アスラポート」の「どさん子ラーメン」など販売事業を譲渡 |
2022年10月 |
「株式会社TBジャパン」の「Taco Bell」事業を譲渡 |
2023年1月 |
「富士高砂酒造株式会社」など酒造会社10社を譲渡 |
2023年2月 |
「株式会社TOMONIゆめ牧舎」を譲渡 |
2023年5月 |
「東洋商事株式会社」を譲渡 |
事業内容
JFLAホールディングスは、食を通じた新たな価値の創造と提供をミッションに掲げ、生産、流通、販売(外食)の3つの主要事業セグメントを展開しています。同社は、乳製品や発酵調味料、酒類の製造販売を手掛ける生産事業、欧州を中心に世界各国から輸入した食品・酒類の国内販売や業務用食品の卸売を行う流通事業、そしてフランチャイズ加盟店や直営店の運営を含む販売事業を展開しています。
生産事業では、弘乳舎や九州乳業、茨城乳業をはじめとする企業が乳製品の製造販売を、盛田株式会社や株式会社菊家が発酵調味料や酒類、菓子の製造販売を行っています。流通事業では、株式会社アルカンや東栄貿易株式会社が輸入食品・酒類の販売を、T&S Enterprises (London) LimitedやAtariya Foods Limitedが欧州での食材卸売を、Pacific Paradise Foods, Inc.が北米での和食材製造加工及び流通を担当しています。
販売事業においては、さまざまな飲食店ブランドのフランチャイズ加盟店や直営店の運営を行っており、「たこばやし」や「BAGEL & BAGEL」、「MOMI&TOY’S」などのブランドがあります。また、英国では「Atari-Ya shop」として和食材関連スーパーの運営も行っています。
さらに、同社はウェルエイジング事業など、「食」を通じて健康増進や豊かな生活を実現するその他の事業も手掛けています。これらの事業を通じて、JFLAホールディングスは国内外で多様な食関連サービスを提供し、持続的な成長を目指しています。
経営方針
JFLAホールディングスは、食を通じた新たな価値の創造と提供を目指し、そのミッションを実現するために、中長期的な成長戦略を推進しています。同社は、ブランド創出、多様な販売手法の構築、そして経営基盤の確立と持続的成長を3つの主要戦略として掲げています。これらの戦略を通じて、生産、流通、販売の各機能が相互に価値を発揮する事業ポートフォリオの構築に努めています。
具体的には、消費者のライフスタイルの変化に応える商品やサービスの提供、デジタルトランスフォーメーション(DX)による生産・流通・販売機能の競争力強化、製販一体型モデルの深化による事業の生産性と収益性の向上、そして「食」を通じて健康増進や豊かな生活を実現する新規事業(ウェルエイジング事業)の推進に注力しています。
また、事業リスクの耐性強化にも取り組んでおり、安定的な生産と供給を確保するためのリスクへの耐性強化、グループ会社の収益率基準の設定、財務体質の強化を進めています。さらに、SDGsの実現に向けた取り組みも重要な戦略の一つであり、CO2削減による環境保全や地域貢献、フードロスや食材廃棄の低減、障がい者雇用や人材の多様化推進に努めています。
これらの戦略を通じて、JFLAホールディングスは新たな価値を創造し、提供するグローバル食品・飲料メーカーへの変革を目指しています。同社は、最適な事業ポートフォリオの構築、経営基盤の強化、既存事業の深化と転換、新規事業の創出と既存事業との融合、コーポレート・ガバナンス体制の強化など、複数の重点目標に取り組んでおり、これらの戦略的取り組みが同社の持続的な成長を支えています。