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ハイパーJP:3054
沿革
1990年5月 |
電話一体型簡易通信端末「テレメーション」の普及のための企画及びビジネスホン、ファクシミリ、複写機の販売を事業目的として、東京都渋谷区に「ハイパーコンセプション株式会社」を資本金10,000千円で設立 |
1991年6月 |
本社を東京都渋谷区南平台町15-13から東京都板橋区南町8-6エクセル西池903号に移転 |
1992年8月 |
本社を東京都板橋区南町8-6エクセル西池903号から東京都豊島区東池袋3-20-9に移転 |
1993年6月 |
神田営業所を新設し、パソコン事業に参入 |
1993年11月 |
秋葉原にパソコン・マルチメディアショップ「LITS FACTORY」を出店 当社オリジナルDOS/Vパソコン「FACTORY」シリーズを発表 |
1994年7月 |
本社を東京都豊島区東池袋3-20-9から東京都千代田区外神田1-15-6に移転 秋葉原にコンパック専門店、「SOUTH WIND」を出店 |
1995年3月 |
本社を東京都千代田区外神田1-15-6から東京都千代田区外神田1-11-6小暮ビルに移転 |
1998年4月 |
本社を東京都千代田区外神田1-11-6小暮ビルから東京都千代田区外神田1-11-5に移転 |
2000年2月 |
店舗を1店舗に統合 |
2000年7月 |
インターネットビジネス関連の子会社、「ハイパーネクスト株式会社」を設立 |
2001年12月 |
アスクル事業に本格進出 |
2003年12月 |
決算期を3月から12月に変更 |
2004年9月 |
「ハイパーネクスト株式会社」より営業を譲り受け、デジタルコンテンツ事業に本格進出 「ハイパーネクスト株式会社」解散(同年12月 清算結了) |
2006年9月 |
ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2009年9月 |
商号を「株式会社ハイパー」に変更 本社を東京都千代田区外神田1-11-5から東京都中央区日本橋堀留町2-9-6(現在地)に移転 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2011年6月 |
大阪支店及び広島支店を開設 |
2012年4月 |
小規模企業向けにサーバ等の情報通信機器の販売を行う連結子会社、「株式会社リステック」を設立 |
2013年3月 |
沖縄でのアスクル代理店業務を行う連結子会社、「株式会社らくさあ」を設立 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2014年8月 |
名古屋支店を開設 |
2015年6月 |
「株式会社らくさあ」を吸収合併 |
2016年1月 |
放課後等デイサービス事業等を行う連結子会社、「株式会社みらくる」を設立 |
2017年7月 |
「マルチネット株式会社」の全株式を取得し、連結子会社化 |
2017年9月 |
福岡支店を開設 |
2018年1月 |
セキュリティに特化したソフトウェア製品の販売事業を行う連結子会社、「株式会社セキュリティア」を設立 |
2019年3月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第二部へ市場変更 |
2020年3月 |
東京証券取引所市場第二部から同取引所市場第一部へ指定替え |
2021年3月 |
エプソン販売株式会社と業務提携 |
2021年6月 |
エプソン販売株式会社と資本提携 「株式会社セキュリティア」を吸収合併 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2023年1月 |
「株式会社メビウス」の全株式を取得し、連結子会社化 |
事業内容
ハイパー社及びそのグループ企業は、ITサービス事業、アスクルエージェント事業、およびその他の事業を展開しています。ITサービス事業では、法人ユーザーを主な対象として、サーバーやコンピュータ、プリンタ、トナー、周辺機器、ネットワーク関連機器、ビジネス用ソフトウェアなどの販売を行っています。これらの製品は、多様なメーカーから選ばれた優れたものを組み合わせて提供され、大量仕入れによる低価格販売と迅速な納品体制が特徴です。また、取引開始後のユーザーに対しては、オフィス設置保守業務、LAN配線、ネットワークインフラ構築、電話配線作業、オフィスレイアウト、ヘルプデスク運営、デジタルコンテンツ制作などのサービスを提供しています。さらに、中小企業向けのセキュリティシステムの製造・販売やITコンサルティング、セキュリティ対策など、専門性の高いサービスも手がけています。
アスクルエージェント事業では、アスクル株式会社の通信販売事業「ASKUL」の代理店業務を行い、事務用品やオフィス家具などの販売をしています。ITサービス事業での取引をきっかけに、中小事業所から大手企業まで幅広い顧客に対し、インターネットやFAXを通じたオフィス関連用品の翌日配送サービスを提供しています。
その他の事業としては、就労移行支援事業や放課後等デイサービス事業があり、職業訓練や就労支援、児童・生徒の発達支援サービスを提供しています。これらの事業を通じて、ハイパー社グループは多岐にわたるニーズに応えるサービスを展開しています。
経営方針
ハイパー社は、そのグループ企業と共に、ITサービス事業、アスクルエージェント事業、およびその他の事業を展開しており、多岐にわたる顧客ニーズに応えるサービスを提供しています。同社グループは、「ユーザーニーズ実現企業」として、すべてのステークホルダーとの長期的に安定した共存共栄を目指し、企業価値の向上を図ることを経営理念に掲げています。売上高の安定的拡大と事業の収益力向上を目標とし、これらを達成するための客観的な指標として営業利益や経常利益を重視しています。
経営環境の変化に対応するため、ハイパー社はセキュリティ関連事業への継続的な取り組みに注力し、新規顧客の開拓、ソリューション営業、ストックビジネスの強化、DX関連需要への対応、取引先とのアライアンス強化、CRM活用による顧客開拓と関係強化など、事業の収益力の継続的な向上に取り組んでいます。また、業界内での競争激化に対応するため、既存事業の収益力強化と市場ニーズに応える新たな事業の展開に力を入れています。
財務上の課題に対しては、安定した財政基盤の維持を前提に、企業価値向上のための自己資産の活用や資本効率の改善を進めています。これらの戦略を通じて、ハイパー社グループは、市場の縮小傾向や価格競争の激化といった課題に対処しつつ、持続可能な成長を目指しています。