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セキュアヴェイルJP:3042
沿革
2001年8月 |
大阪市北区において、コンピュータネットワークセキュリティサービスとログ分析サービスの提供を目的として株式会社セキュアヴェイル(資本金1,000万円)を設立 |
10月 |
大阪市此花区 大阪市都市型産業振興センター内に本社を移転 コンピュータ・ネットワークマネージメント及びログレポートサービスを開始 |
12月 2002年4月 |
ファイアウォール運用・監視サービス『NetStare®(ネットステア) Ver.1.0』をリリース ログ解析ASPサービス『LogStare®(ログステア) Ver.1.0』をリリース |
2003年1月 |
大阪市北区 アーバンエース東天満ビルに本社を移転 |
4月 |
24時間有人対応監視サービス『NetStare® Ver.2.0』をリリース ログ解析ASPサービス『LogStare® Ver.2.0』をリリース |
10月 2004年4月 |
東京都千代田区 帝国ホテルタワーに東京ブランチを開設 ファイアウォール・IDS運用・監視サービス『NetStare® Ver.3.0』ユーザーポータル提供開始 |
6月 |
情報セキュリティマネージメントシステム(ISMS) Ver.2 取得(認定番号 JQA-IM0173) |
2005年1月 10月 |
UTM運用・監視サービス『NetStare® Ver.4.0』をリリース 『LogStare® Enterprise(ログステア・エンタープライズ)』(Ver.3.0)をリリース |
2006年4月 |
愛媛県松山市に研究開発施設として松山ブランチを開設 |
6月 |
大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所グロース市場)に上場 |
2007年6月 10月 |
『LogStare® Tetra(ログステア・テトラ)』(Ver.4.0)をリリース UTM運用・監視サービス(NetStare® Ver.5.0)新ユーザーポータル提供開始 |
2008年4月 |
名古屋市中区に東海ブランチを開設 |
2009年2月 10月 |
『NetStare®』にネットワーク機器やサーバー監視を追加した『NetStare® for SaaS』(Ver.6.0)をリリース NRIセキュアテクノロジーズ株式会社に第三者割当による新株式発行を実施 |
2011年9月 |
東海ブランチを本社に統合 |
2012年1月 2013年2月 |
『NetStare®』に専用ボックスを接続するだけで内部ネットワークの運用監視を実現するサービスを開始(Ver.7.0) 東京都中央区 トラッドビルに東京ブランチを移転 |
7月 2014年6月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(グロース)に上場 統合ログ管理システム『LogStare®』クラウド版をリリース(Ver.4.5) |
2015年8月 |
統合セキュリティサービス『NetStare®』に新ラインナップとしてIPS専用機「McAfee NSPシリーズ」をリリース(Ver.8.0) |
10月 |
沖縄にグループ会社『株式会社セキュアイノベーション』を設立 |
2016年10月 11月 |
東京ブランチを東京本部に改称、東京都中央区 聖路加タワーに移転 統合セキュリティサービス『NetStare®』の新ラインナップとして、「F5 BIG-IP ASM」WAF運用監視サービスをリリース |
2017年5月 8月 12月 |
東京にグループ会社『株式会社キャリアヴェイル』を設立 株式会社セキュアイノベーションの保有株式一部売却により、持分法適用関連会社から除外 クラウドセキュリティ運用サービス『NetStare® for Cloud』をリリース |
2018年3月 |
ネットワーク監視・ログ管理フリーソフトウェア「LogStare®Collector」の新バージョンと『有償バージョン』をリリース 松山ブランチ(開発センター)を東京本部に集約 |
10月 2019年1月 |
『株式会社インサイト』を連結子会社化 セキュリティ運用支援ソフトウェア 『LogStare®Collector クラウド』のサービスを開始 |
2020年3月 8月 |
株式会社セキュアイノベーションの株式を取得し、持分法適用関連会社化 東京にグループ会社『株式会社LogStare』を設立 |
2021年2月 2022年4月 |
株式会社インサイトの全保有株式売却により、資本関係の解消 東京証券取引所の市場区分再編に伴い、JASDAQ(グロース)からグロース市場へ移行 沖縄県那覇市に沖縄カスタマーサポートセンターを開設 |
事業内容
セキュアヴェイルグループは、セキュアヴェイル株式会社を中心に、株式会社キャリアヴェイル、株式会社LogStareの3社で構成されています。このグループは主に2つの事業セグメント、情報セキュリティ事業と人材サービス事業を展開しています。
情報セキュリティ事業では、セキュアヴェイルがセキュリティ運用監視サービス「NetStare®(ネットステア)」を提供しています。このサービスは、24時間365日体制で顧客のネットワークインフラを監視し、機器故障やサイバー攻撃などを迅速に発見する統合セキュリティ運用サービスです。また、キャリアヴェイルは運用アウトソーシングサービス「CustomerStare(カスタマーステア)」を提供し、LogStareはセキュリティ運用基盤の開発・販売を手がけています。「LogStare(ログステア)」は、システム監視、ログ管理、AI予測を一体化したソフトウェアで、クラウド提供により導入障壁とコストを低減します。
人材サービス事業では、キャリアヴェイルが情報セキュリティエンジニアの育成・派遣を行っています。専門知識を有するプロフェッショナルの助力が必要な情報セキュリティ対策に対応するため、セキュアヴェイルの育成プログラムを基に実習訓練を実施し、情報セキュリティエンジニアを派遣しています。また、既存顧客へのネットワーク型サービスに加え、情報セキュリティエンジニア派遣サービスを組み合わせたハイブリッド型のビジネスモデルを提案しています。
セキュアヴェイルグループは、情報セキュリティサービス業としての原点を意識しながら、ログ分析やセキュリティ運用監視サービスを軸に、グループとしての経営基盤の安定化を目指しています。
経営方針
セキュアヴェイルグループは、情報セキュリティ業界における変化をビジネス機会と捉え、事業の拡大と成長を目指しています。同社は、ITセキュリティ専業の日本企業集団として、事業ノウハウ、人材、自社開発ソフトウェアの3つの強みを軸に事業を展開しています。特に、セキュリティ運用に関する豊富なノウハウ、専門人材の育成、そして自社開発のセキュリティ運用プラットフォームが同社の競争力の源泉です。
セキュアヴェイルグループは、垂直統合型ビジネスモデルを確立し、24時間365日体制での運用・監視サービス、ログ分析システム、ネットワーク運用監視システムの開発、提供、保守まで、ワンストップサービスを提供しています。これにより、サービス品質の向上に努めています。
経営戦略としては、営業力の強化、顧客との関係性強化、人材確保と育成、研究開発の充実に重点を置いています。新たな販売パートナーの開拓や既存パートナーの深耕、新サービス開発、セミナーやイベントの開催を通じて、新規顧客の獲得と既存顧客との関係強化を図っています。また、技術者を中心とした優秀な人材の確保と育成、サイバー攻撃への対策としての運用監視サービスの基盤強化や新サービス開発にも注力しています。
さらに、セキュアヴェイルグループは、グロース市場の上場維持基準への適合を重要な経営課題として位置づけ、企業価値の向上に取り組んでいます。これらの戦略的取り組みを通じて、同社は持続的な成長を目指しています。