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ADワークスグループJP:2982
沿革
1936-05 | 法人組織として株式会社青木染工場を設立 |
1976-08 | 宅地建物取引業者免許を取得、不動産取引業務を開始 |
1995-02 | 商号を株式会社青木染工場から株式会社エー・ディー・ワークスに変更 |
1999-03 | 事業の目的を染色業から不動産の売買、仲介、賃貸管理、鑑定、コンサルティングおよび投資顧問業務に転換 |
1999-08 | 不動産鑑定業登録 |
2001-11 | 不動産投資顧問業登録 |
2005-12 | 信託受益権販売業登録 |
2006-01 | 投資顧問業登録 |
2007-02 | 一級建築士事務所登録 |
2007-10 | ジャスダック証券取引所に株式上場 |
2008-12 | 子会社、株式会社エー・ディー・エステートを設立 |
2011-02 | 子会社、株式会社エー・ディー・リモデリングを設立 |
2013-04 | 米国における収益不動産事業を担う子会社、ADW-No.1 LLCを米国カリフォルニア州に設立 |
2013-07 | 株式会社エー・ディー・リモデリングに対し、当社のプロパティ・マネジメント事業を吸収分割により承継し、商号を、株式会社エー・ディー・パートナーズに変更 |
2013-09 | 米国におけるプロパティ・マネジメント事業を担う子会社、ADW Management USA,Incを米国カリフォルニア州に設立 |
2014-01 | エー・ディー・ワークスグループ オーナーズクラブ『torch』(現『Royaltorch』)発足 |
2015-02 | 不動産特定共同事業法に基づく許可取得 米国における事業の統括を担う子会社、A.D.Works USA,Inc.を米国カリフォルニア州に設立 |
2015-04 | 東京証券取引所市場第二部に市場変更 |
2015-10 | 東京証券取引所市場第一部に指定 |
2016-09 | 大阪営業所を開設 |
2016-10 | 子会社、株式会社スマートマネー・インベストメントを設立 |
2017-02 | 建設事業の本格展開に向け、株式会社エー・ディー・エステートの商号を、株式会社エー・ディー・デザインビルドに変更 |
2017-09 | エー・ディー・ワークス株主クラブ発足 初の自社開発オフィスビル『AD-O渋谷道玄坂』竣工 |
2018-08 | 初の不動産小口化商品『ARISTO京都』の発売開始 |
2018-10 | 自社開発オフィスビル『AD-O渋谷道玄坂』が、グッドデザイン賞を受賞 |
2019-03 | 株式会社スマートマネー・インベストメントより事業譲受 |
2019-04 | 当社の完全子会社である株式会社エー・ディー・デザインビルドが、建設事業を営む株式会社澄川工務店の全株式を取得しグループ会社化 米国における住宅債権投資事業を担う子会社、ADW Lending LLCを米国カリフォルニア州に設立 |
2020-03 | 持株会社体制への移行に伴う完全親会社の株式会社ADワークスグループ設立および同社の東京証券取引所市場第一部へのテクニカル上場(2020年4月1日付)により上場廃止 |
2020-04 | 4月1日付で株式会社エー・ディー・ワークスが単独株式移転により当社を設立、同日、テクニカル上場により東京証券取引所市場第一部に上場 |
2020-09 | 米国ハワイ州における不動産の売買、開発、保有等を行うADW Hawaii LLCを設立 |
2020-10 | 宅地建物取引業者免許を取得 |
2020-12 | コーポレート・ベンチャー・キャピタル事業(CVC事業)へ進出すべく、株式会社スマートマネー・インベストメントを株式会社エンジェル・トーチに商号変更 クラウドファンディング等を活用した資金調達を行う株式会社ジュピター・ファンディングを設立 |
2021-09 | サステナビリティ委員会を設置 |
2022-04 | 株式会社エー・ディー・デザインビルドを存続会社、株式会社澄川工務店を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を株式会社スミカワADDに変更 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
ADワークスグループは、主に収益不動産販売事業とストック型フィービジネスの2つのセグメントで事業を展開しています。収益不動産販売事業では、収益不動産を仕入れ、バリューアップを施した上で、個人富裕層や不動産オーナー、事業法人、機関投資家などに販売しています。この事業は、国内では株式会社エー・ディー・ワークスが、米国ではADW-No.1 LLC、ADW Hawaii LLC、Avenue Works Burnside LLC、Avenue Works Normandie LLC、Avenue Works Ardmore LLCが担当しています。
一方、ストック型フィービジネスでは、同社グループ保有の収益不動産からの賃料収入確保を主軸に、プロパティ・マネジメント、資産運用コンサルティング、不動産鑑定評価・デューデリジェンスなどを行っています。プロパティ・マネジメント業務には、入居者募集、入退去手続き、賃貸借条件の交渉、ニーズ対応、賃料滞納に伴う督促業務、建物管理などが含まれます。また、収益不動産のバリューアップのためのリノベーション工事のアドバイザリー・施工も提供しています。この業務は、国内では株式会社エー・ディー・ワークス、株式会社エー・ディー・パートナーズ、株式会社スミカワADDが、米国ではADW Management USA,Inc.、ADW Lending LLCが担っています。
経営方針
ADワークスグループは、収益不動産販売事業とストック型フィービジネスを中心に展開している企業です。同社は、収益不動産を仕入れ、バリューアップを施した上で販売することで、個人富裕層や不動産オーナー、事業法人、機関投資家などに対応しています。また、保有する収益不動産からの賃料収入確保を主軸に、プロパティ・マネジメントや資産運用コンサルティングなどのサービスを提供しています。
成長戦略として、ADワークスグループは「第1次中期経営計画」を策定し、売上高40,000百万円、EBITDA2,730百万円、経常利益1,870百万円、税引前当期純利益2,000百万円という目標を掲げています。この計画の達成に向けて、同社は商品企画力を軸にした仕入・販売の一体的推進を進めています。また、マーケティング力、販売ネットワーク、デジタルトランスフォーメーション(DX)、そして人的資本投資など、様々な観点から蓄積を進めることが重要と考えています。
さらに、ADワークスグループはサステナブルな社会の実現に貢献することを目指し、不動産再生事業を通じて人々の生活や社会活動の活性化を促すことに社会的意義を見出しています。この他にも、SDGs経営の推進や、新たな事業の柱の構築など、長期的な視点で企業価値の向上に努めています。
このようにADワークスグループは、既存事業の強化と新規事業の開拓を通じて、持続可能な成長を目指しています。同社の戦略は、変化に柔軟に対応し、独創的な価値を提供することにより、人と社会の発展に貢献することにあります。