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大森屋【JP:2917】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
大森屋は、海苔を中心とした食料品の製造・販売を主力とする企業です。同社は家庭用海苔や進物品、ふりかけなど日常消費向けの商品を中心に、業務用海苔も手掛けています。
主要な顧客は家庭の消費者と小売業者、外食や食品加工業などの業務用需要です。同社は国内販売が中心で、卸売・小売の流通経路や業務用供給を通じて収益を得ており、連結子会社を通じた中国向け販売も重要な収入源になっています。
同社の事業セグメントは食品製造販売事業が中心で、家庭用、進物、ふりかけ、業務用という製品ラインをそろえています。国内での生産・販売が主力で、上海の連結子会社が中国市場での販売を担い海外展開を図っています。
経営方針
大森屋は売上と収益の回復を成長戦略の中心に据えており、短期的には次期(2026年9月期)で売上高180億円、営業利益3.71億円、経常利益3.21億円、当期純利益1.96億円を見込んでいます。同社は株主資本の効率化を示すROEを重要指標と位置づけており、前期のROEは▲0.6%と目標の1.5%を下回ったことから、価格改定や経費削減を含む施策を継続し、収益性の改善を図る方針です。さらに安全・安定供給を前提に生産性向上とコスト管理を強化し、変動する原料価格に耐えうる収益基盤の確立を目指しています。
重点投資分野としてはまず新製品開発を挙げており、多様化する消費者ニーズに応える商品群の拡充に資金と人材を投入します。同社は「消費者的視点に立った経営」を掲げ、ふりかけやお茶漬け海苔といった日常消費商品に加え、個性化・機能性を打ち出した新商品で差別化を図る計画です。また品質・安全性の面ではISO9001等の認証取得実績を基盤に、一層の品質安定化投資を行い、製造ラインの効率化や全社的な経費削減を通じて競争力を高めます。原料の海苔は気候変動や生産者減少で価格変動リスクがあるため、調達管理や仕入れ改善も重要な投資先です。
新市場開拓では国内の販売チャネル拡大と海外展開を並行して進めます。国内では卸売・小売に加えて外食や食品加工向けの業務用需要をより強く取り込み、販路の多様化でリスク分散を図ります。海外については連結子会社を通じた中国市場の開拓を重視しており、中国での販売基盤拡大が中期的な成長の柱と位置づけられています。これらに加え、少子高齢化を踏まえた「食べやすさ」や簡便性を重視した商品設計で高齢者市場や時短需要を狙う計画です。
技術革新への取り組みは品質管理と生産効率の両面で進められています。既存の品質マネジメント体制を継続的に見直すとともに、生産ラインの自動化や省力化投資で一食当たりのコスト低減を図ります。包装や保存技術の改善による賞味期間延長、トレーサビリティの強化、環境負荷低減を意識した素材選定など、SDGsを念頭に置いた技術導入も推進しており、「大森屋にできることから始める」というコンセプトで持続可能な事業運営を目指しています。