ダイショーJP:2816

時価総額
¥140.2億
PER
26.6倍
液体調味料、味塩こしょうを含む食品事業を展開、たれやスープ等の製造・販売に注力。

沿革

1966年12月

焼肉栄養調味料並びに食品の製造及び販売を目的として大昌食品株式会社を設立

1966年12月

福岡県福岡市箱崎前川町に本社工場を設置、“焼肉のたれ”の製造販売を開始(ブランド名「焼肉一番」)

1968年5月

「味・塩こしょう」の製造販売開始

1970年4月

福岡県福岡市に福岡営業所(現福岡支店)を設置

1970年4月

名古屋市西区に名古屋営業所(現名古屋支店)を設置し、東海地区での営業活動を開始

1970年11月

神奈川県相模原市に横浜営業所を設置し、関東地区での営業活動を開始

1973年4月

大阪府門真市に大阪営業所(現関西営業部)を設置し、関西地区での営業活動を開始

1974年4月

福岡市東区社領に本社工場を新築移転

1974年6月

福岡市東区社領に本社を移転

1974年9月

宮城県泉市(現仙台市)に仙台営業所(現仙台支店)を設置し、東北地区での営業活動を開始

1977年10月

石川県金沢市に金沢営業所を設置し、北陸地区での営業活動を開始

1978年9月

広島県広島市に広島営業所(現広島支店)を設置し、中国地区での営業活動を開始

1982年4月

愛媛県松山市に松山営業所を設置し、四国地区での営業活動を開始

1982年5月

「焼肉一番」商標登録

1985年4月

札幌市白石区に札幌営業所(現札幌支店)を設置し、北海道地区での営業活動を開始

1987年5月

福岡市東区松田に本社・本社工場を移転

1989年9月

茨城県東茨城郡(現小美玉市)に関東第一工場を新築設置

1991年12月

「もつ鍋スープ」製造販売開始

1993年6月

茨城県西茨城郡に関東第二工場を新築設置

1993年8月

「味・塩こしょう」商標登録

1994年1月

子会社ロックフーズ株式会社を合併

1994年4月

商号を株式会社ダイショーに変更

1995年10月

東京都墨田区に東日本地域の拠点となる自社ビルを竣工

1996年1月

東京本社を新設し福岡との二本社体制を発足させるとともに本社工場を福岡工場に名称変更

1996年2月

東京都墨田区に本店を移転

1997年4月

日本証券業協会に店頭登録

2000年5月

福岡工場レトルト部門においてHACCP(危害分析重点管理方式)承認取得

2000年11月

東京証券取引所市場第二部に上場

2001年4月

関東第一工場(現関東工場)を増設し、関東第二工場を統合

2002年4月

支店制度を導入

2004年2月

韓国(ソウル)に駐在事務所を設置

2004年4月

福岡工場の近隣に福岡第二工場を新設

2004年11月

現地法人㈱韓国ダイショーを設立

2005年4月

通信販売部を新設

2006年9月

子会社㈱韓国ダイショーを清算

2008年2月

子会社㈱ダイショーフードシステムズを設立

2010年7月

福岡工場、福岡第二工場、関東工場において食品安全マネジメントシステム(ISO22000)を取得

2012年4月

子会社㈱ダイショーフードシステムズを清算

2012年10月

福岡県糟屋郡に九州工場を新築設置

2013年7月

九州工場において食品安全認証規格(FSSC22000)を取得

2014年6月

関東工場において食品安全認証規格(FSSC22000)を取得

2016年7月

福岡工場、福岡第二工場において食品安全認証規格(FSSC22000)を取得

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ移行

事業内容

ダイショーは、創業以来、液体調味料や味塩こしょうなどを中心に展開する食品事業を主軸に据えています。同社の事業セグメントは、主にたれやスープ等の液体調味料、さらには味塩こしょう等の調味料を含む幅広い食品製品群を提供しており、これらを通じて食文化の発展に貢献しています。

ダイショーの製品は、家庭用市場だけでなく、業務用市場にも広く供給されており、その品質と多様性が高く評価されています。同社は、消費者の嗜好の変化に応じた新しい味わいや利便性を追求し続けることで、市場のニーズに応える製品開発に励んでいます。

また、ダイショーは事業の多角化を図りながらも、その核となる食品事業において、継続的な成長を目指しています。同社の事業戦略は、品質の高い製品を提供することにより、消費者からの信頼を獲得し、長期的な事業の発展を図ることにあります。

経営方針

ダイショーは、その中期経営計画において、コロナ禍による「新しいライフスタイル」の定着と食品市場の変化に対応するための成長戦略を推進しています。同社は、「おいしさで・しあわせをつくる」という企業理念のもと、安心・安全を最優先に考え、品質の高い調合調味料を中心に、食場面におけるおいしさと楽しさを創造することを目指しています。この戦略の一環として、小売用調味料市場では主力製品の売上拡大を目指し、消費者の多様なニーズに応える製品開発と販促活動の強化を図っています。

業務用調味料市場の開拓にも注力し、スーパーやドラッグストア、コンビニエンスストアなどの販売チャネルごとに専任部署を設け、メニュー開発・提案を強化しています。また、海外販売体制の強化による売上拡大も進めており、鍋スープ群などの定番製品や新製品の販売拡大に向けた持続可能な成長投資も行っています。

ダイショーは、組織マネジメントや次世代人材育成への投資を積極化し、認知度・満足度・生産性の向上、商物分離などの経営課題の解決に取り組んでいます。さらに、事業分野の「選択と集中」を通じて新たな主力製品の開発や販売チャネル戦略の立案など、事業再編や機会創出の機能を強化しています。これらの取り組みを通じて、売上の拡大と利益率の改善を目指し、企業価値の向上に努めています。