SANKO MARKETING FOODSJP:2762

時価総額
¥43.6億
PER
大衆酒場「アカマル屋」、焼肉店「焼肉万里」、居酒屋「金の蔵」、飲食施設運営受託、水産6次産業化事業、飲食・物販店のサービス業、ECサイト「ひとま」運営。

沿革

1977年4月

有限会社三光フーズ設立

1983年2月

有限会社三光フーズを組織変更し、株式会社三光フーズ設立

1984年9月

「だいこんの花」第1号店を東京都渋谷区に開店

1991年8月

「葡萄屋」渋谷店を開店

1991年10月

「酒菜屋 東方見聞録」渋谷店を東京都渋谷区に開店

1996年11月

スパゲティ専門店「パスタママ」新宿店を東京都新宿区に開店

1998年12月

「東方見聞録」新宿地域第1号店として新宿中央東口店を開店

2000年2月

神奈川県に初出店となる「東方見聞録」横浜西口店を横浜市西区に開店

2000年11月

「月の雫」第1号店として赤坂見附店を東京都港区に開店

2001年4月

株式会社三光フーズ業務拡大につき、本社を東京都新宿区新宿三丁目に移転

2001年12月

東京都下(23区外)に初出店となる「東方見聞録」府中店を東京都府中市に開店

2002年3月

駅ビルへの初出店となる「月の雫」アトレ上野店を東京都台東区に開店

2002年10月

商号を株式会社三光マーケティングフーズに変更

2003年3月

日本証券業協会ジャスダック市場に株式を店頭登録

2003年4月

大阪市北区梅田に初出店となる「月の雫」西梅田店を開店

2004年6月

業務拡大に伴い、本社を東京都新宿区西新宿二丁目新宿NSビルに移転

2004年7月

第三の業態「黄金の蔵ジパング」新宿東口店を東京都新宿区に開店

2004年9月

埼玉県さいたま市に初出店となる「月の雫」大宮店を開店

2004年9月

東京証券取引所市場第二部に上場

2004年9月

名古屋市中区錦にFC第1号店「月の雫」名古屋栄店を開店

2004年10月

神戸市中央区に初出店となる「月の雫」クレフィ三宮店を開店

2006年9月

新業態である「ごはんや 三光亭」東千葉店を開店

2006年9月

愛知県に直営初出店となる「月の雫」名駅南店を開店

2006年11月

東京都内にFC初出店となる「月の雫」池袋西口エル・クルーセ店を開店

2007年5月

長野県長野市に「ごはんや 三光亭」としてFC第1号店、長野徳間店を開店

2008年7月

アジアンエイト株式会社の全株式を取得

2008年12月

「金の蔵Jr.」第1号店を東京都調布市に開店

2009年3月

本社を東京都豊島区南池袋三丁目サトミビルに移転

2009年5月

全品300円居酒屋「金の蔵Jr.」第1号店を東京都豊島区に業態転換により開店

2009年10月

「楽釜製麺所」第1号店を東京都新宿区西新宿に開店

2011年6月

「東京チカラめし」第1号店を東京都豊島区西池袋に開店

2012年10月

関西第1号店となる「東京チカラめし」大阪日本橋店を開店

2013年2月

兵庫県尼崎市に「東京チカラめし」FC第1号店となる阪神尼崎店を開店

2014年11月

「アカマル屋」第1号店を埼玉県さいたま市大宮区宮町に開店

2015年1月

「焼肉万里」第1号店を埼玉県さいたま市大宮区大門町に開店

2015年8月

「Custard Lab Tokyo」第1号店を東京都台東区浅草に開店

2016年7月

「ゑびや」第1号店を埼玉県さいたま市大宮区大門町に開店

2017年1月

本社を東京都中央区新川一丁目に移転

2019年3月

本社所在地において弁当事業を開始

2019年6月

「にのまえ屋」第1号店を東京都渋谷区恵比寿西に開店

2019年8月

本社の事務・管理部門を東京都新宿区高田馬場一丁目に移転

2019年12月

「歌舞伎町 鶴千」を新宿区歌舞伎町に開店

2020年2月

東京おばんざい酒場「けけ」を神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町に開店

2020年9月

沼津我入道漁業協同組合と業務提携

2020年11月

水産プロジェクト第一弾「まるが水産沼津港本店」を静岡県沼津市に開店

2020年12月

沼津我入道漁業協同組合に加入

2020年12月

沼津支店を開設

2021年4月

香港における「東京チカラめし」ライセンス契約を締結

2021年6月

「東京チカラめし」香港1号店をライセンス契約に基づきFC出店

2021年8月

沼津魚市場株式会社より承認を受け、地方卸売市場沼津魚市場における買参権を取得

2021年9月

自社が保有する買参権による買い付けを開始

2021年10月

株式会社 SANKO MARKETING FOODSへ商号変更

2021年11月

株式会社海商(現 株式会社SANKO海商)の発行株式数の100%を取得し、子会社化

2021年12月

沼津我入道漁業協同組合員から漁船「辨天丸」を漁業研修船兼自社運用船として譲り受け

2022年3月

新業態である「宮益坂下 酒場」を開店

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ移行

2022年7月

綜合食品株式会社の発行株式数の100%を取得し、子会社化

2022年11月

タイにおける「東京チカラめし」ライセンス契約を締結

2023年2月

「東京チカラめし」タイ1号店をライセンス契約に基づきFC出店

2023年4月

新業態である「漁港産直 積極魚食 『サカナタベタイ』MEGA ドン・キホーテ本八幡店」を開店

2023年5月

当社所有の漁船「辨天丸」が下田漁港より初漁

2023年6月

当社子会社の株式会社ジーエスが清掃事業を営む株式会社サンヘイを子会社化

事業内容

SANKO MARKETING FOODSは、首都圏を中心に多様な飲食事業を展開している企業です。主要な事業セグメントには、大衆酒場「アカマル屋」、肉問屋直送の厚切り肉を提供する「焼肉万里」、そして幅広い客層に対応する居酒屋「金の蔵」があります。「アカマル屋」では、もつ煮込みや炭火串焼きなど、心温まる料理とお酒を提供し、地元の人々に愛されています。「焼肉万里」は、手切りにこだわり、肉問屋から直送された新鮮な肉を提供することで知られています。一方、「金の蔵」は、沼津・浜松の鮮魚を取り入れたメニューをリーズナブルな価格で提供し、様々な客層のニーズに応えています。

さらに、同社は官公庁を中心とした飲食施設の運営受託業務も手がけており、長年の経験を活かした店舗・商品開発、運営を一貫して行っています。また、「水産の6次産業化」を推進し、産地からのサプライチェーンを構築することで、飲食事業とのシナジーを追求しています。

その他にも、「チカラめし」や「パスタママ」などの飲食店舗運営、消毒・除菌・清掃サービス、自社サイト「ひとま」を通じたEC事業など、多岐にわたるサービスを提供しています。これらの事業を通じて、SANKO MARKETING FOODSは、多様な顧客ニーズに応える幅広いサービスを展開しています。

経営方針

SANKO MARKETING FOODSは、持続可能な成長と企業価値の拡大を目指し、独自の成長戦略を推進しています。同社は、「価値ある食文化の提案」を企業理念に掲げ、社会に必要とされる食ブランドの創造を目指しています。そのために、新業態の開発や既存業態のブラッシュアップを通じて、お客様に喜びと驚きを提供することを重視しています。

中期経営計画では、水産6次産業化モデルの構築と店舗事業における収益基盤の再構築を2つの主軸としています。これにより、中期的に売上高営業利益率5%以上を目標としています。特に、水産事業では、漁船から豊洲市場、そして飲食店舗までのサプライチェーンを構築し、独自の商品開発を推進しています。これにより、魚の価値を最大化し、産地活性化プラットフォーマーとしての地位を確立しようとしています。

店舗事業においては、新業態の開発や既存業態の再構築を進め、水産事業とのシナジーを追求しています。例えば、「アカマル屋鮮魚店」のような新しいコンセプトの大衆酒場の開発や、アジア地域でのライセンス契約獲得による海外展開など、多角的な成長戦略を展開しています。

また、コスト削減や財務基盤の強化にも注力しており、業務プロセスの見直しやITシステムの最適化、資本調達や金融機関との関係強化などを通じて、経営基盤の安定化を図っています。

これらの取り組みを通じて、SANKO MARKETING FOODSは、飲食事業と水産事業の一体化を進め、グループシナジーの創出による事業の成長と、中長期的な企業価値の向上を目指しています。