ハローズJP:2742

時価総額
¥967.3億
PER
瀬戸内沿岸部を中心に、24時間営業の食品スーパーマーケットと近隣購買型ショッピングセンターを展開、青果や鮮魚、惣菜などの販売を行う。

沿革

1958年10月

広島県府中市に株式会社府中スーパーマーケット設立。

1974年7月

広島県福山市伊勢丘に本店移転。

1983年3月

広島県福山市南蔵王町に本店移転。

1988年3月

CI導入、株式会社ハローズに社名変更、以後順次、既存店の店名をハローズに変更。

1989年6月

広島県福山市に惣菜加工工場として株式会社ハローエンタープライズ設立。

1990年11月

オフコンによる情報システム導入、EOS、POSシステム導入。

1994年3月

24時間営業開始(引野店)、以後、売場面積300坪規模で24時間営業店舗を展開。

1996年6月

コンピュータシステム入替、社内オープンシステム導入。

1999年12月

神辺店にテナント棟3棟を建設し複合化。

2000年7月

株式会社ハローエンタープライズを吸収合併。

2001年2月

広島県深安郡神辺町(現福山市)に本部移転、物流センター (青果物流、チルド物流) 稼動。

2001年11月

岡山県に初の出店。(広江店)

2002年9月

株式を日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録。

2003年10月

広島県尾道市でドライ共配センター稼動。

2003年12月

PB(プライベートブランド)商品名を「ハローズセレクション」ブランド・ロゴに集約、運用開始。

2004年5月

資材一括物流(HFPC)開始。

2004年5月

岡山県倉敷市に売場面積600坪規模の中庄店開店。

2004年12月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2005年10月

広島県深安郡神辺町(現福山市)にドライ共配センターを移転。

2007年2月

岡山県倉敷市で岡山チルドセンター稼動。

2007年4月

岡山県岡山市でフローズンセンター稼動。

2008年6月

香川県に初の出店。(丸亀店)

2010年4月
 

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。

2010年10月
 

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2010年10月

岡山県都窪郡早島町に本部移転。

2011年1月

岡山県都窪郡早島町で早島物流センター稼動。(2011年3月全面稼動)

2011年8月

愛媛県に初の出店。(西条飯岡店)

2012年9月

岡山県都窪郡早島町でエコセンター稼動。

2012年10月

香川県坂出市で坂出低温センター稼動。

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2013年12月

徳島県に初の出店。(鳴門店)

2015年2月

兵庫県に初の出店。(夢前台店)

2015年10月

香川県綾歌郡宇多津町で四国物流センター稼働。

2015年10月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所市場第一部へ市場変更。

2021年5月

監査等委員会設置会社へ移行。

2022年4月

市場区分の再編に伴い、東京証券取引所市場第一部から東京証券取引所プライム市場へ市場変更。

2023年2月28日現在 102店舗

事業内容

ハローズは、主に瀬戸内沿岸部に位置する広島、岡山、香川、愛媛、徳島、兵庫の各県において、102店舗の食品スーパーマーケットを展開しています。同社は24時間営業を主体とし、地域密着型のドミナント戦略を採用しています。店舗の出店形態は、600坪型及び450坪型の売場面積を持つ食品スーパーマーケットを核とした、異業種と複合化したオープンモール型の近隣購買型ショッピングセンター(NSC)です。

ハローズの店舗立地は、商圏人口3万人を基準に、郊外住宅地域(サバブ)や都市住宅地域(アーバン)に設定されています。敷地面積は2,000坪から10,000坪を目安にし、売場面積3坪に対して1台以上の駐車スペースを確保しています。

同社の主な販売品目には、青果、鮮魚、惣菜、精肉、デイリー製品、一般食品、菓子、酒類、雑貨などがあります。季節ごとの上位品目の豊富な品揃えや、広く停めやすい駐車場、ストレスを感じさせない高い天井を特徴とした明るく快適な店舗作りを推進しています。

ハローズは商品小売事業を単一セグメントとしており、セグメント別の区分は設けていません。事業の系統図によると、同社の事業構造はシンプルであり、地域社会に根ざした食品スーパーマーケットの運営に特化しています。

経営方針

ハローズは、地域社会の生活文化向上に貢献することを目指し、従業員の幸せづくり、お取引先様との共存共栄、そして成長発展のための利益確保を経営理念としています。同社は、瀬戸内沿岸部を中心に食品スーパーマーケットを展開し、2024年2月期からは山口県を新たな出店エリアに加えることで、地域密着型のドミナント戦略をさらに強化しています。中期経営計画「2125計画」においては、2025年度決算期(2026年2月期)までに120店舗体制で営業収益2,000億円を目標としています。

競争力の強化として、標準化された売場面積600坪型及び450坪型の24時間営業食品スーパーマーケットを主力業態とし、生活に密着した店舗を同敷地内に誘致することで、近隣購買型ショッピングセンター(NSC)化の比率を高める戦略を推進しています。また、新型コロナウイルス感染症の影響やライフスタイルの変化に柔軟に対応し、消費者ニーズを的確に把握しながら「地域一番お客様貢献店づくり」を目指しています。

経営上の目標指標としては、総資産経常利益率(ROA)を重視し、売上高経常利益率及び総資産回転率の向上を目指しています。これには、高収益商品の開発、情報システム及び物流システムの改革、固定費の削減などが含まれます。ハローズは、これらの取り組みにより、業界内で高い水準の売上高経常利益率を確保し、資産を有効活用しながら総資産経常利益率10%以上を目指しています。