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エレマテックJP:2715
沿革
1947-04 | 法人組織に改組し、高千穂電気株式会社の商号にて設立 |
1957-07 | 大阪営業所(現 大阪支店)を開設 |
1970-03 | 三島営業所(現 三島支店)を開設 |
1971-01 | 仙台営業所(現 仙台支店)を開設 |
1976-01 | 名古屋支店を開設 |
1977-07 | 関東支店(現 熊谷支店)を開設 |
1979-04 | 株式会社高千穂技研(現 エレマテックロジサーブ株式会社)を設立 |
1979-09 | シンガポール事務所(現 Elematec Singapore(Pte.)Ltd.)を開設 |
1982-10 | 八王子支店を開設 |
1986-09 | 長岡支店を開設 |
1989-09 | 加古川営業所(現 神戸支店)を開設 |
1992-04 | 福岡営業所(現 福岡支店)を開設 |
1994-06 | 香港事務所(現 依摩泰香港有限公司)を開設 |
1995-07 | 横浜支店を開設 |
1998-01 | フィリピン事務所(現 Elematec Philippines,Inc.)を開設 |
1999-02 | 台北事務所(現 台湾依摩泰股份有限公司)を開設 |
2000-09 | 上海事務所(現 依摩泰(上海)国際貿易有限公司)を開設 |
2001-06 | 「ISO 14001」の認証を取得 |
2002-04 | 長野支店(現 上田支店)を開設 高千穂貿易(大連保税区)有限公司(現 依摩泰貿易(大連)有限公司)を設立 TAKACHIHO ELECTRIC(THAILAND)CO.,LTD.(現 Elematec(Thailand)Co.,Ltd.)を設立 |
2002-06 | JASDAQ市場に上場 |
2002-08 | 高千穂国際貿易(深圳)有限公司(現 依摩泰国際貿易(深圳)有限公司)を設立 |
2003-03 | 天津事務所(現 依摩泰(天津)国際貿易有限公司)を開設 |
2003-09 | 大連高千穂電子有限公司(現 依摩泰電子(大連)有限公司)を設立 |
2003-12 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
2004-03 | TAKACHIHO KOREA CO.,LTD.(現 Elematec Korea Co.,Ltd.)を設立 |
2005-03 | 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2005-07 | 無錫高千穂燦科技有限公司(現 依摩泰無錫科技有限公司)を設立 |
2005-12 | 「ISO 9001」の認証を取得 |
2006-00 | ハノイ事務所(現 ELEMATEC VIETNAM CO.,LTD.)を開設 |
2006-08 | Takachiho USA,Inc.(現 Elematec USA Corporation)を設立 |
2006-10 | 本社を東京都港区三田三丁目5番27号に移転 |
2006-11 | TAKACHIHO Czech s.r.o.(現 Elematec Europe s.r.o.)を設立 |
2007-06 | 宇都宮支店(現 那須支店)を開設 |
2008-08 | クアラルンプール駐在員事務所(現 Elematec Malaysia Sdn.Bhd.)を設立 |
2009-00 | 青島事務所(現 依摩泰(青島)商貿有限公司)を開設 |
2009-10 | 大西電気株式会社と合併、商号をエレマテック株式会社へ変更 大西電気株式会社の本社事務所を京都本店として開設 広島支店を開設 |
2009-11 | 石川営業所(現 金沢支店)を開設 |
2010-07 | ジャカルタ事務所(現 PT.Elematec Indonesia)を開設 |
2011-03 | Elematec Trading India Private Limitedを設立 |
2011-08 | 豊田通商株式会社との間で資本業務提携契約を締結 |
2012-03 | 豊田通商株式会社による株式公開買付けにより、同社の連結子会社となる |
2013-08 | アンヘレス事務所(現 Elematec Angeles Inc.)を開設 |
2013-12 | 千葉支店を開設 |
2014-01 | ELEMATEC MEXICO S.A.DE C.V.を設立 |
2014-10 | 豊田通商株式会社の子会社であった株式会社トムキの全株式を取得し、同社を当社の連結子会社化 |
2014-12 | 当社の連結子会社である株式会社トムキを吸収合併 |
2017-08 | 刈谷営業所(現 刈谷支店)を開設 |
2019-08 | 大宮営業所(現 大宮支店)を開設 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2023-10 | 本社を東京都港区三田三丁目5番19号に移転 |
事業内容
エレマテックは、カーエレクトロニクス、スマートフォン、産業機器、医療機器などのエレクトロニクス製品分野において、電子材料、電子部品、設備の販売及び加工・組立、設計、製造受託を国内外で行っています。同社は豊田通商グループに属し、化学品・エレクトロニクス事業の一翼を担っています。主要取引品目には、基板、シリコン、異方性導電フィルム(ACF)、放熱材料、高機能フィルム、高機能樹脂、絶縁テープ、前面板、高機能接着剤、レンズフィルム、反射防止材、不活性液体などがあります。これらの製品は、小型化、耐久性、作業性、省スペース化、電気絶縁などの特性を持ち、スマートフォン、タブレット、ゲーム機器、車載機器、デスクトップパソコン、サーバーCPU冷却用など、幅広い用途に使用されています。
また、エレマテックは電子部品、機構部品、その他のカテゴリーに分けられる多様な製品を取り扱っています。電子部品には、コネクタ、サーモスタット、サーミスタ、レゾルバ、センサ、ヒューズ、インダクタ、バックライト、液晶表示装置、パワーIC、メモリーIC、ドライバーIC、抵抗部品、コンデンサー、電圧コンバーター、電源モジュールなどが含まれます。機構部品には、強化プラスチック成形品、フィルタ、外装品、内装品、ASSY品、放熱部品などがあります。その他のカテゴリーでは、ケーブルアクセサリ、研磨材、加工品、装置、カメラ・モニター、ロボット及び周辺システム、梱包材などが取り扱われています。
これらの製品は、エレマテックのグローバルなネットワークを通じて、国内外の顧客に提供されています。同社は、技術革新と市場のニーズに応えるため、幅広い製品とサービスを提供しています。
経営方針
エレマテックは、エレクトロニクス業界における競争の激化と市場環境の変化に対応するため、2023年4月から3年間の中期経営戦略を策定しました。同社は、「良いつながりを広げ新たな価値を提供する」ことを使命とし、多様で高品質な商品とサービスのグローバル提供、自己革新の追求、企業統治の重視、そしてサステナビリティ基本方針の下での持続可能な社会の実現に貢献することを経営方針としています。
この戦略の下、エレマテックは高付加価値型ビジネスの強化、国内外の有力顧客の開拓、自動車領域への注力、ポテンシャルエリアの本格開拓、開発部の機能強化、M&Aやアライアンスによる顧客基盤・事業領域の拡大、そしてサステナビリティと人的資本への取り組みを重点施策として掲げています。
具体的には、独自の企画開発や設計機能の強化、モジュール化や完成品(ODM)の提案力向上、国内外の顧客開発拠点の設置、CASE化等の技術革新に対応するための経営資源の重点配分、欧米及びASEAN市場への本格的な進出、開発部の全社戦略推進機能の強化、そして持続可能な社会の実現に貢献するためのマテリアリティを軸とした取り組みなどが挙げられます。
これらの施策を通じて、エレマテックは変化する市場ニーズに応え、持続可能な社会の実現に向けた貢献と、人々の暮らしを豊かにする企業を目指し、企業価値の最大化に努めています。