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カワチ薬品JP:2664
沿革
1967年4月 |
有限会社 河内薬品を設立。 |
1980年7月 |
株式会社カワチ薬品に改組。(資本金 2,200万円 保有店舗数12店舗) |
1982年3月 |
本社を現在の栃木県小山市に移転。 |
1984年10月 |
栃木県宇都宮市の三の沢店に当社初のPOS(販売時点情報管理システム)レジを導入。 |
1986年4月 |
プライベートブランド商品の開発及び販売を開始。 |
1986年10月 |
埼玉県久喜市に久喜店を設置。埼玉県への出店開始。 |
1989年11月 |
群馬県伊勢崎市に伊勢崎店を設置。群馬県への出店開始。 |
1990年12月 |
全店POS(販売時点情報管理システム)化計画を開始。 |
1992年1月 |
福島県福島市に鎌田店を設置。福島県への出店開始。 |
1992年4月 |
栃木県宇都宮市の川俣店を増床し、売場面積300坪型のドラッグストアを設置。 宮城県仙台市に南吉成店を設置。宮城県への出店開始。 |
1992年10月 |
茨城県日立市の田尻店を増床し、売場面積400坪型のメガ・ドラッグストアを設置。 |
1994年3月 |
EOS(電子発注システム)を導入。 |
1995年4月 |
福島県白河市に売場面積700坪型のメガ・ドラッグストア、白河店を設置。 |
1996年10月 |
茨城県日立市の田尻店に初の調剤薬局を併設。調剤事業を開始。 |
1999年8月 |
群馬県富岡市に、調剤薬局を組み入れた売場面積1,000坪型のメガ・ドラッグストア、富岡店を設置。 |
2000年4月 |
矢板南店が、福祉用具貸与事業所に指定され事業開始。 |
2000年6月 |
千葉県千葉市におゆみ野店を設置。千葉県への出店開始。 |
2000年9月 |
店頭売買有価証券として日本証券業協会(現東証JASDAQ)へ登録。 |
2000年11月 |
山形県山形市に山形南店を設置。山形県への出店開始。 |
2002年7月 |
岩手県盛岡市に盛岡みたけ店を設置。岩手県への出店開始。 |
2002年11月 |
新潟県長岡市に長岡店を設置。新潟県への出店開始。 |
2002年12月 |
東京証券取引所市場第一部へ上場。 |
2003年6月 |
長野県佐久市に佐久平店を設置。長野県への出店開始。 |
2005年8月 |
東京都多摩市に多摩ニュータウン店を設置。東京都への出店開始。 |
2006年12月 |
茨城県に本社を置く株式会社倉持薬局を完全子会社化。 |
2007年2月 |
静岡県静岡市に清水鳥坂店を設置。静岡県への出店開始。 |
2008年2月 |
山梨県甲府市に小瀬店を設置。山梨県への出店開始。 |
2008年4月 |
神奈川県川崎市にはるひ野店を設置。神奈川県への出店開始。 |
2011年3月 |
関東物流センター稼働。 |
2012年10月 |
東北物流センター稼働。 |
2014年1月 |
青森県に本社を置く株式会社横浜ファーマシーを完全子会社化。 |
2014年3月 |
子会社の株式会社倉持薬局を吸収合併。 |
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場へ移行。 |
2022年11月 |
飲料物流センター稼働。 |
2023年3月 |
関東物流センター閉鎖に伴い機能を移管、栃木物流センター稼働。 |
事業内容
カワチ薬品は、医薬品、化粧品、日用雑貨、食料品、酒類などを販売するドラッグストアと、処方箋調剤を主要業務とする調剤薬局併設型ドラッグストアを運営する小売業です。同社グループは単一セグメントで運営されており、具体的な商品区分としては、風邪薬、胃腸薬、ビタミン剤、目薬、外傷薬、健康食品、介護用品、調剤などの医薬品、基礎化粧品、メイク化粧品、男性化粧品などの化粧品、ヘアケア商品、オーラルケア商品、洗剤、紙類、ペット用品、育児用品などの日用雑貨、加工食品、日配品、菓子、飲料、酒などの食料品と酒類を取り扱っています。
カワチ薬品の店舗は主に郊外型で、売場面積400坪以上のメガ・ドラッグストアを中心に展開しています。これらの店舗は、車社会に対応した広い駐車場を備え、バリアフリー型のワンフロア構造で、お客様が快適に買い物ができるように配慮されています。店内は明るく、清潔感があり、商品が豊富で見つけやすいシンプルなレイアウトと広い通路が特徴です。また、医薬分業に対応し、顧客の利便性を高めるために調剤薬局併設型のメガ・ドラッグストアの展開にも積極的です。
経営方針
カワチ薬品は、ドラッグストア業界において「ドラッグストア世界一」を目指し、日々革新し向上し続ける経営を目標としています。同社は、健康で豊かな暮らしを実現するために、卓越したノウハウを活かした「普段の生活の拠点」を提供し、社会に貢献することを経営理念として掲げています。その実現のため、メガ・ドラッグストアの展開に力を入れており、これらの店舗は健康に欠かせない商品を豊富に取り揃え、低価格で提供することに加え、短時間でのショッピングが可能な利便性の高い生活密着型ストアとして位置づけられています。
中長期的な成長戦略として、カワチ薬品は市場占拠率の向上を目指し、ヘルスケアセンター(調剤を併設したメガ・ドラッグストア)と地域補完性を考慮したサテライトタイプ店舗の出店を重点的に進めています。また、新規出店の加速に向けて物流網の整備や体制強化、IT活用による全体効率化を図ることを課題として挙げており、これらの改善に努めています。さらに、店長や各種専門家の育成にも注力し、次代を担う人材の育成に努めています。
競争が激化する業界環境の中で、カワチ薬品は異業種との戦略的な提携も視野に入れ、柔軟な対応と検討を行っています。新型コロナウイルス感染症の影響にも対応しながら、消費者の動向に適切かつ迅速に対応できるよう努めていることが伺えます。