ケイ・ウノJP:259A株価

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ジュエリー・時計の製造販売の有力企業。オーダーメイドやキャラクタージュエリー『U-TREASURE』『Disney Treasure』を展開。2016年にダイヤカット技術で特許取得、2022年1月にタイ工場開設。日本全国とタイで展開。

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事業内容

ケイ・ウノは、ジュエリーと時計の製造販売を主力に、オーダーメイドを軸とした事業を展開しています。 同社はフルオーダーから既成デザインへのダイヤ追加などの部分オーダー、さらに店頭やEC向けの既製品まで幅広く取り扱い、デザイナーによる対面提案を強みに個別の要望に応えています。

同社の主要顧客は個人消費者で、とくに婚約指輪・結婚指輪を求めるブライダル層が重要な接点になっています。 その接点を通じてファッションジュエリーやリフォームの販売につなげて顧客生涯価値を高める一方、店舗販売とECが収益の中心で、企業からの委託生産やライセンス商品も収入源になっています。

同社は事業を「製造小売事業」の単一セグメントで運営し、デザインから製造・販売まで自社で一貫して行う体制を採用しています。 店舗常駐のデザイナーや多数の職人を擁し、特許取得のダイヤモンドカット技術や海外の生産拠点を活かしてオーダーメイドの品質を維持しつつ量産にも対応し、U-TREASUREやDisney Treasure created by K.UNOなどのキャラクタージュエリーやアフターサービスで顧客のリピートを促しています。

経営方針

同社は成長性だけでなく収益性を重視した経営を目指しています。成長戦略は「オーダーメイド戦略」と「IP(知的財産)戦略」の二本柱で構成され、これらを支える基盤強化により売上高、売上総利益、売上総利益率、営業利益および売上高営業利益率といった指標の改善を図る方針です。市場環境は追い風で、宝飾品市場は2024年に約1兆1,306億円、2025年は約1兆2,070億円と回復が見込まれ、ブライダル市場も2024年に約2,217億円と高い伸長を示しているため、同社はこれらの需要を取り込むことで安定した成長を目指しています。

同社は「オーダーメイドの体験価値」を中核に据えた差別化を強化しています。具体的には自社で抱えるデザイナー・販売員・職人による製販一貫体制を活かし、パーソナライズ性の高い提案、店舗や広告・オンライン上の世界観統一、購入後の永久無料アフターサービスといった三つの体験価値を訴求して販売単価の引き上げを図る方針です。また、価格面では市場相場に合わせた柔軟な改定を行いつつ、オーダーメイドの品質やアフターケアを価格に反映させる具体施策を進めています。

同社はIPの活用と販路拡大で新市場を開拓しています。これまでのアニメ・ゲーム中心の展開に加え、アニメ以外のIPや中高価格帯の貴金属製品、キャラクタージュエリー以外のライセンス商品を積極投入し、国内では新規出店と店舗改装、海外では重点地域での販売網強化を通じて売上拡大を狙っています。生産面では国内工場を高度工程に特化させ、タイの拠点に低〜中難度工程を移管する難易度別のグローバル分業で生産キャパシティを確保し原価構造の最適化を進める計画です。

同社は業務効率化と品質安定のための技術投資にも力を入れています。販売現場では販売員のスキル差や見積りの複雑さを解消するためにAIを活用した支援ツールを導入し、製造現場では工程設計や確認作業の省力化・標準化を進めて原価低減を図る方針です。加えて、ウェブサイトやSNSのリニューアル、広告宣伝の強化によるデジタル発信の拡充といった具体施策で顧客接点を広げ、顧客生涯価値の向上につなげることを目指しています。