ジャパンフーズJP:2599

時価総額
¥101.5億
PER
9.3倍
国内外で清涼飲料及び業務用飲料の受託製造、水宅配及びウォーターサーバーメンテナンス、水宅配フランチャイズ事業を展開。

沿革

1976.12

清涼飲料の受託製造を主目的として、千葉県長生郡長柄町皿木203番地1に、伊藤忠商事株式会社の全額出資によるジャパンフーズ株式会社を設立

1977.2

びん及び缶入り清涼飲料の受託製造を開始

1986.6

酒類製造免許取得

1987.12

大型ペットボトル飲料の受託製造開始

1993.1

果汁加工販売を主たる目的として、ジャパンジュースプロセッシング株式会社に資本参加

1996.5

小型ペットボトル飲料の受託製造開始

1998.12

ジャパンジュースプロセッシング株式会社の株式を譲受け、当社の100%子会社とする

2000.8

日本証券業協会に株式を店頭登録

2003.2

株式会社東京証券取引所市場第二部上場

2005.3

株式会社東京証券取引所市場第一部へ指定替え

2008.3

ジャパンジュースプロセッシング株式会社のBIB(Bag in Box)事業を譲受

2009.3

株式会社ウォーターネットへ資本参加

2010.7

株式会社ウォーターネットの株式を追加取得

2010.12

東洋飲料(常熟)有限公司へ資本参加

2012.7

世界最新鋭の無菌充填ライン(炭酸・非炭酸兼用)の稼働開始

2012.12

東洋飲料(常熟)有限公司の出資持分を追加取得

2013.7

太陽光発電システムによる売電開始

2014.3

既存大型ペットボトルラインリバイタライズ(ボトル成型・無菌充填(炭酸・非炭酸)設備増設)

2017.2

当社子会社のジャパンジュースプロセッシング株式会社は、JFウォーターサービス株式会社へ商号変更

2017.4

2017.12

水宅配及びウォーターサーバーメンテナンス事業を連結子会社であるJFウォーターサービス株式会社に事業移管

本社工場内に工場建屋及び小型ペットボトルライン新設(ボトル成型・充填(炭酸・非炭酸)設備)

2021.1

2022.4

本社工場内に工場建屋及びSOT缶ライン新設

株式会社東京証券取引所スタンダード市場へ移行

事業内容

ジャパンフーズ株式会社は、消費者向けの清涼飲料や業務用飲料の受託製造を主軸に事業を展開しています。同社は、国内外での飲料受託製造と、水宅配及びウォーターサーバーメンテナンス事業を含む複数のセグメントを有しています。

国内では、清涼飲料や業務用飲料の受託製造を行っており、これらの製品は消費者に直接飲用されるものです。海外に目を向けると、特に中国では、東洋飲料(常熟)有限公司を通じて清涼飲料等の受託製造事業を展開しています。これにより、ジャパンフーズは国際市場においてもその存在感を示しています。

また、同社グループには、JFウォーターサービス株式会社と株式会社ウォーターネットが含まれます。JFウォーターサービス株式会社は、水宅配サービスとウォーターサーバーのメンテナンスを手掛けており、株式会社ウォーターネットは水宅配のフランチャイズ事業を展開しています。これらのサービスは、日常生活における水の利便性と安全性を高めることを目的としています。

ジャパンフーズ株式会社とそのグループ企業は、飲料製造から水宅配サービスに至るまで、幅広い事業を通じて消費者のニーズに応えています。同社の事業展開は、飲料市場における多様な要求に対応することを可能にし、持続可能な成長を目指しています。

経営方針

ジャパンフーズ株式会社は、飲料ソリューションビジネスのリーディングカンパニーを目指し、中期経営計画「JUMP+++2024」を推進しています。この計画では、「品質経営とサステナビリティ」をキーワードに掲げ、資本効率の向上と財務体質の改善を目標としています。具体的には、自己資本当期純利益率(ROE)と株主資本比率の向上を重要な経営指標と位置づけ、これらの指標の改善を目指しています。

同社は、製品・サービスと業務プロセスの品質向上、新製品の積極受注や新たな販売領域の創出、総合スクラップ&ビルド計画の実行を通じて収益の最大化と財務体質の改善を図っています。また、サステナビリティやSDGsへの対応を新たな重要課題と捉え、環境や人権に配慮した目標設定とその達成を通じて、経済価値と社会価値の両立を目指しています。

中期経営計画の初年度では、品質経営の根幹となる人づくり、顧客の品質評価の向上、生産性の向上が進捗しています。また、2つのセグメント(コア:本社工場、新規:事業会社/新ビジネス)の継続成長、人材の活性化、環境配慮・SDGsへの貢献、キャッシュ・フロー極大化と財務体質の改善を重点領域としています。

ジャパンフーズは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長を目指し、飲料市場における多様なニーズに応えることで、企業価値の向上を図っています。