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サントリービバレッジ&フード (2587) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
サントリー食品インターナショナルは、サントリーグループの飲料・食品セグメントの中核企業として、清涼飲料や健康食品の製造・販売事業を世界規模で展開しています。同社は事業持株会社として、日本をはじめアジア太平洋、欧州、米州の4つの地域でグループ各社の統括を行い、事業戦略の策定から商品開発まで幅広く担当しています。
同社の収益構造は、主に小売店舗、自動販売機、コンビニエンスストアなどを通じた一般消費者向けの販売が中心となっています。日本国内では、グループ会社のサントリーフーズがスーパーや量販店での販売を、サントリービバレッジソリューションが自動販売機を通じた直接販売をそれぞれ専門的に担当する体制を構築しています。
事業は地域別に4つのセグメントに分かれており、日本事業ではミネラルウォーター、コーヒー飲料、茶系飲料、炭酸飲料などを製造・販売しています。アジア太平洋事業では「BRAND'S」シリーズの健康食品やエナジードリンク「Sting」を展開し、欧州事業では「Orangina」「Schweppes」などの有名ブランドを取り扱っています。米州事業では北米を中心に清涼飲料の製造・販売を行い、各地域の消費者ニーズに対応した多様な製品ラインアップを提供しています。
経営方針
サントリー食品インターナショナルは、2030年に売上収益2.5兆円の達成を目標とした中長期戦略を推進しています。同社は「既存事業で市場を上回る成長」と「新規成長投資による増分獲得」を両輪として、真のグローバル飲料企業への発展を目指しています。2024年から2026年の中期計画では、売上収益で平均年率1桁台半ばの成長、営業利益で1桁台後半の成長を掲げており、2026年には営業利益率10%超の達成を計画しています。
同社の差別化戦略は、コアブランドのイノベーション強化に重点を置いています。日本市場では「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「GREEN DA・KA・RA」「特茶」への投資を継続し、自動販売機事業の構造改革とサプライチェーンの革新を進めています。海外では地域特性に応じたブランド戦略を展開し、欧州では「Orangina」「Lucozade」、アジアでは「Sting」「TEA+」「BRAND'S」シリーズの強化に注力しています。
新市場開拓では、RTDアルコール飲料の展開拡大が注目されます。オセアニア事業では2026年1月からニュージーランドでもRTD販売を開始し、事業ポートフォリオの拡充を図ります。同社は3,000億円から6,000億円の成長投資枠を設定しており、M&Aや戦略的設備投資、戦略ブランドのグローバル展開に積極的に資金を投下する計画です。
技術革新への取り組みでは、サステナビリティを重視した「環境目標2030」の達成を掲げています。「水」「温室効果ガス」「プラスチック」を重点領域として、環境負荷低減と社会課題解決に向けた技術開発を強化しています。また、DEI(多様性・公平性・包摂性)の推進により、グローバルで多様な人材を活用した企業競争力の向上を図り、消費行動の多様化に対応した新たな価値創造を加速しています。