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エスプールJP:2471
沿革
1999年12月 |
東京都新宿区高田馬場に株式会社エスプールを設立(資本金2,000万円)し、人材関連及びマーケティング関連のアウトソーシング事業を開始 |
2002年8月 |
本社を東京都中央区日本橋に移転 |
人材・組織開発に関するコンサルティングを行うパフォーマンス・コンサルティング事業を開始 |
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2003年6月 |
マーケティング事業を分社化し、株式会社エスプール・マーケティングを設立(2016年5月清算) |
2005年7月 |
株式会社パスカルを設立し、アルバイトの雇用・勤怠管理アウトソーシングサービスを開始 |
2006年2月 |
大阪証券取引所ニッポン・ニューマーケット-「ヘラクレス」市場に上場 |
2006年4月 |
パフォーマンス・コンサルティング事業を分社化し、株式会社エスプール総合研究所を設立 |
2008年8月 |
株式会社パスカルの社名を株式会社GIMに変更 |
2008年10月 |
株式会社GIMが、システム開発受託事業を吸収分割にて事業承継し、システム事業を開始 |
2008年12月 |
ロジスティクスアウトソーシングサービスを開始 |
2009年12月 |
会社分割により人材アウトソーシングサービスを分社化し、人材ソリューション事業を行う株式会社エスプールヒューマンソリューションズ(現連結子会社)を設立 |
2010年4月 |
障がい者雇用支援サービスを開始 |
2010年6月 |
株式会社わーくはぴねす農園(現株式会社エスプールプラス・現連結子会社)を設立 |
2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場 |
2011年2月 |
株式会社エスプール総合研究所を株式譲渡により連結除外 |
2011年2月 |
株式会社エスプール・マーケティングで行っていたマーケティング事業から撤退 |
2011年6月 |
障がい者雇用支援サービスを株式会社わーくはぴねす農園に統合 |
2011年8月 |
S-POOL BANGKOK CO.,LTD.を設立(2017年8月清算) |
2011年9月 |
株式会社GIMを株式譲渡により連結除外 |
2013年2月 |
株式会社わーくはぴねす農園の社名を株式会社エスプールプラスに変更 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場 |
2013年12月 |
ロジスティクスアウトソーシングサービスを分社化し、株式会社エスプールロジスティクス(現連結子会社)を設立 |
2014年11月 |
株式会社エスプールセールスサポート(現連結子会社)を設立し、グループの販売促進サービスを集約 |
2015年2月 |
株式会社エスプールエンジニアリングを設立し、フィールドマーケティングサービスを開始(2018年6月清算) |
2015年8月 |
本社を現在地に移転 |
2016年6月 |
採用支援サービスを開始 |
2019年2月 |
東京証券取引所第二部へ市場変更 |
2019年7月 |
東京証券取引所第一部銘柄に指定 |
2019年12月 |
採用支援サービスを分社化し、株式会社エスプールリンク(現連結子会社)を設立 |
2019年12月 |
世霹股份有限公司(Shipeee)の株式を取得(現連結子会社) |
2020年6月 |
ブルードットグリーン株式会社の株式を取得(現連結子会社)し、環境経営支援サービスを開始 |
2021年6月 |
広域行政BPOサービスを開始 |
2021年12月 |
広域行政BPOサービスを分社化し、株式会社エスプールグローカル(現連結子会社)を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
エスプールとその子会社8社は、ビジネスソリューション事業と人材ソリューション事業の2つの主要なセグメントで事業を展開しています。
ビジネスソリューション事業では、エスプールプラスが障がい者の就労支援サービスを提供し、知的障がい者の採用から定着までをサポートしています。また、エスプールはシニア層の潜在労働力を活用するサービスを手がけています。エスプールロジスティクスは通販商品の発送代行を、エスプールリンクはアルバイトやパートの採用代行サービスを提供しています。エスプールセールスサポートは会員獲得や販売促進業務を、ブルードットグリーンは環境経営支援サービスを、エスプールグローカルは広域行政BPOサービスをそれぞれ行っています。
人材ソリューション事業では、エスプールヒューマンソリューションズが人材派遣サービスを提供しており、コールセンターや店頭販売支援、接客業務などに特化しています。同社は「グループ型派遣」を採用し、フィールドコンサルタントが派遣スタッフを現場でサポートすることで、未経験者の短期間での育成と定着率の向上を実現しています。
これらの事業を通じて、エスプールグループは多様なニーズに応える幅広いサービスを提供し、顧客満足度の向上とシェア拡大に努めています。
経営方針
エスプールとそのグループ企業は、アウトソーシングの力を活用して企業変革を支援し、社会課題の解決を目指すという企業理念のもと、多岐にわたるビジネスを展開しています。同社は、ポートフォリオ経営を基本方針とし、社会貢献性及び付加価値の高い事業を異なる領域で複数展開することで、外部環境の変化に強い企業体を目指しています。経営指標としては、営業利益率10%以上の維持と連結配当性向30%以上を掲げ、継続的な企業価値の向上と株主還元に積極的に取り組んでいます。
中長期的な経営戦略として、エスプールは障がい者雇用支援サービス、環境経営支援サービス、広域行政BPOサービスを重点注力分野と定め、これらの分野でのオーガニック成長と新規事業開発、M&Aを通じた事業領域の拡大を目指しています。特に、障がい者雇用支援サービスでは多様な働き方を可能とする新サービスの開発、環境経営支援サービスではサステナビリティ全般にわたる事業領域の拡大、広域行政BPOサービスでは地方創生をテーマにしたサービスの開発に力を入れています。
また、既存事業の継続的な発展、主力事業への依存度の軽減、優秀な人材の採用・育成、多様な人材の活躍促進を事業上及び財務上の優先課題として挙げています。これらの取り組みを通じて、エスプールは持続可能な成長を目指し、社会に貢献する企業グループとしての地位を確固たるものにしていく方針です。