ウェッジホールディングスJP:2388

時価総額
¥28.9億
PER
映像、音楽、アニメ、雑誌、書籍、トレーディングカードゲーム、ウェブ、イベントの企画・制作・編集・デザイン・卸売・小売・運営・配信、関連するライツ事業。

沿革

2001-10東京都港区において株式会社ブレインナビ(資本金5,000万円)設立
原稿事業、重版印税事業、その他事業を開始
2001-11本社を東京都渋谷区に移転
2002-10著作権の取得を目的とするライツ部を設置
2002-11一般労働者派遣事業の許可を受ける
2003-11本社を東京都千代田区九段南一丁目1番5号に移転
2004-01大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所JASDAQ(グロース))に株式を上場
2004-02プロジェクト出資、コンテンツ所有の企業等に対する出資事業を目的としてブレインナビ・コンテンツファンド投資事業組合を設立
2005-01インターネット及び店舗を活用した玩具及び雑貨の企画、製造、販売を事業の主軸とする株式会社エンジンを株式交換により完全子会社化し物販事業を開始
2005-07持株会社方式による分社型新設分割を実施し、新設子会社の株式会社ブレインナビに営業の殆どを承継させ、当社は商号を株式会社ウェッジホールディングスに変更
投資事業を目的として株式会社ウェッジインベストメントを設立
2005-09本社を東京都千代田区神田錦町一丁目1番地に移転
2005-11アニメコンテンツの企画・制作を事業の主軸とする株式会社ラディクスエースエンタテインメントを株式交換により完全子会社化
2005-12アニメコンテンツの携帯端末への配信を事業の主軸とする株式会社モバニメーションを株式交換により完全子会社化
2006-10連結子会社である株式会社ラディクスエースエンタテインメント及び株式会社ウェッジインベストメントを吸収合併し、事業持株会社へ変更
2007-01連結子会社である株式会社ブレインナビを吸収合併
2007-04連結子会社である株式会社エンジンから「たのみこむ事業」を事業譲受
連結子会社である株式会社ラディクスモバニメーションが、アニメ音響制作・音楽出版を事業の主軸とする株式会社マルチックアイの全株式を取得し、連結の範囲を変更
2007-07ブレインナビ・コンテンツファンド投資事業組合を解散し、連結の範囲を変更
2007-09第三者割当増資を実施し、明日香野ホールディングス株式会社が筆頭株主へ
2008-08音楽事業の拡大を目的として株式会社スピニングを設立
2009-02投資育成事業の拡大を目的として、Engine Holdings Asia PTE.LTD.を設立
2009-03第三者割当増資を実施し、A.P.F.ホールディングス株式会社が筆頭株主へ
2009-07持分法適用関連会社であったGroup Lease PCL.を連結子会社とする
2010-07連結子会社である株式会社エンジン及び株式会社スピニングを吸収合併
2011-05株式譲渡に伴い、昭和ホールディングス株式会社が親会社へ
2011-08投資育成事業の拡大を目的として、Engine Property Management Asia PTE.LTD.を設立
2012-04Group Lease Holdings PTE.LTD.を連結子会社とする
GL Finance PLC.を連結子会社とする。
Thanaban Co.,Ltd.を連結子会社とする。
2015-05GL Leasing (Lao) Co.,Ltd.がリース免許を取得しファイナンス事業を開始
2016-04PT Group Lease Finance Indonesiaの資本金払込が完了し連結子会社とする。
2017-01BG Microfinance Myanmar Co.,Ltd.を連結子会社とする。
2017-03GL-AMMK Co.,Ltd.連結子会社とする。
2021-09連結子会社のGroup Lease PCL.を持分法適用関連会社とする。これに伴い、Thanaban Co.,Ltd.、Group Lease Holdings PTE.LTD.、GL Finance PLC.、GL Leasing (Lao) Co.,Ltd.、PT Group Lease Finance Indonesia、BG Microfinance Myanmar Co.,Ltd.、GL-AMMK Co.,Ltd.、Comfort Services Development Co.,Ltd.についても持分法適用関連会社とする。
2022-03本社を東京都江東区に移転
2022-09Brain Navi (Thailand) Co.,Ltd.を連結子会社とする。
2023-01樹想新社株式会社を設立し連結子会社とする。

事業内容

ウェッジホールディングスとそのグループ企業は、主にコンテンツ事業を中心に展開しています。この事業は、映像、音楽、アニメ、雑誌、書籍、トレーディングカードゲーム、ウェブ、イベントなどの企画・制作・編集・デザイン・卸売・小売・運営・配信及び関連するライツ事業を手掛けています。これらの事業は、同社のユニコン事業部、ホビー事業部、ブレインナビジャパン事業部、コンテンツビジネス企画推進室、樹想新社株式会社によって構成されています。

また、同社グループはその他の事業として、株式の取得・保有を通じて子会社及び持分法適用関連会社を管理する事業も展開しています。この部門は、Engine Holdings Asia PTE.LTD.とEngine Property Management Asia PTE.LTD.によって構成されています。

これらの事業を通じて、ウェッジホールディングスは多岐にわたるコンテンツの提供を行い、デジタルファイナンス事業やリゾート事業など、他の領域にも事業を拡大しています。ただし、デジタルファイナンス事業の会社が持分法適用関連会社となったことから、現在はコンテンツ事業のみが単一セグメントとして位置づけられています。

経営方針

ウェッジホールディングスは、コンテンツ事業を中心に、デジタルファイナンス事業やリゾート事業など多岐にわたる分野で事業展開を進めています。同社の成長戦略は、東南アジア市場を中心にグローバルな事業展開を加速させることに焦点を当てています。

コンテンツ事業では、日本国内での売上高の増加と海外展開の成功が見られます。特にベトナムやインドネシアでの売上高が増加しており、コロナ禍の中でも販売店数の増加が寄与しています。中期経営計画「アクセルプラン」に基づき、コンテンツの獲得と固定費の削減による利益確保が進んでいます。

デジタルファイナンス事業では、タイをはじめとする東南アジア諸国での展開を進めており、非都市部で高い競争力を持つ事業を形成しています。しかし、コロナ禍や政治的な不安定さによる影響を受け、一部の国では営業停止状態に陥るなどの課題も抱えています。今後は、東南アジア各国の経済状況に応じた事業方針の展開がテーマとなります。

リゾート事業では、タイのピピ島にある5つ星ホテル「Zeavola Resort」を運営しており、世界的なホテル賞を受賞するなど、収益性の高い事業となっています。客室稼働率の回復やタイの入国制限の緩和により、今後も成長が期待されます。

ウェッジホールディングスは、これらの事業を通じて、東南アジアにおける事業の推進とグローバル化への対応を重要な成長戦略として位置づけています。同社グループは、東南アジア地域における強いノウハウや人材、組織を活かし、積極的に事業展開を推進していく方針です。