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コアJP:2359
沿革
1969年12月 |
メーカー系列のない自主独立系ソフトウエア会社をめざし、東京都千代田区に株式会社システムコア(現:株式会社コア)設立 |
1972年11月 |
広島県広島市西区に、西日本シンクタンク株式会社(現:中四国カンパニー)設立、環境分析事業開発に着手 |
1973年5月 |
コアグループ結成、東京都渋谷区に、株式会社デンケイ(現:株式会社コアに吸収合併)設立、エンベデッド(組込み)システム開発に着手 |
1973年11月 |
東京都渋谷区に、株式会社応用システム研究所(現:株式会社コアに吸収合併)設立 |
1974年1月 |
バンキングシステム開発事業に着手 |
1974年8月 |
東京都渋谷区に、コアデジタル株式会社(現:株式会社コアに吸収合併)設立、ハードウエア開発、販売開始 |
1979年5月 |
大阪府大阪市に、大阪コア株式会社(現:関西カンパニー)設立 |
1982年8月 |
西日本シンクタンク株式会社においてLA(Laboratory Automation)製品の販売開始 |
1984年10月 |
東京都世田谷区に、VAN事業進出を目的として、コアネットインタナショナル株式会社(現:連結子会社)設立 |
1985年4月 |
茨城県日立市に、茨城支店(現:東関東カンパニー)開設 東京都世田谷区に、旧株式会社コア(現:株式会社コア)設立 |
1985年5月 |
株式会社アコード・システム(現:連結子会社)を100%子会社化 |
1985年12月 |
新社屋完成、本店を現在地、東京都世田谷区に移転 |
1986年5月 |
北海道札幌市に、北海道コア株式会社(現:北海道カンパニー)設立 |
1988年11月 |
神奈川県川崎市に、システム開発拠点として、コアR&Dセンター開設 |
1989年5月 |
福岡県福岡市に、九州コア株式会社(現:九州カンパニー)設立 |
1989年11月 |
株式会社システムコアが、株式会社デンケイ及び株式会社応用システム研究所を吸収合併 愛知県名古屋市に、中部コア株式会社(現:中部カンパニー)設立 |
1992年6月 |
製造業向けPDMソリューション・パッケージとして日本語版ENGINEERING:EXPressを販売開始 |
1994年10月 |
ENGINEERING:EXPress知的所有権の全権を取得 |
1997年4月 |
株式会社システムコアが、旧株式会社コア(1985年4月設立)、コアデジタル株式会社、北海道コア株式会社、中部コア株式会社、大阪コア株式会社、西日本シンクタンク株式会社及び九州コア株式会社の7社を吸収合併し、商号を株式会社システムコアから「株式会社コア」に変更 |
1999年3月 |
東京都世田谷区に、社員寮管理を目的に、株式会社コアの100%子会社としてコア興産株式会社(現:連結子会社)設立 |
1999年10月 |
コアネットインタナショナル株式会社を100%子会社化 |
2000年5月 |
ISO9001(注1)認証取得(システムウエア事業カンパニー(現:エンベデッドソリューションカンパニー)) |
2000年7月 |
IT資産管理システム「ITAM(IT Asset Manager)」販売開始 |
2002年3月 |
山口県山口市に、西日本e-R&Dセンター開設 |
2003年3月 |
株式会社東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2004年2月 |
株式会社ギガ(現:連結子会社)を100%子会社化 |
2004年3月 |
株式会社東京証券取引所市場第一部に指定 |
2004年4月 |
山口県宇部市に、医療福祉機器・システムの研究開発、販売等を目的に、株式会社コアの子会社として、株式会社医療福祉工学研究所設立 |
2004年7月 |
株式会社プロネット(現:連結子会社)を100%子会社化 |
2005年4月 |
ISO14001(注2)認証取得(エンベデッドソリューションカンパニー、コア総合研究所(現:GNSSソリューションビジネスセンター)、コアネットインタナショナル株式会社) |
2006年1月 |
株式会社ラムダシステムズ(現:連結子会社)を100%子会社化 |
2006年2月 |
ISO27001(注3)認証取得(エンベデッドソリューションカンパニー、ビジネスソリューションカンパニー、業務推進統括コーポレート(現:経営統括本部)) |
2008年3月 |
ISO27001(注3)認証範囲拡大(コア総合研究所(現:GNSSソリューションビジネスセンター)) |
2008年12月 |
ISO27001(注3)認証範囲拡大(プロダクトソリューションカンパニー) |
2012年2月 |
宮崎県宮崎市に、株式会社コアの100%子会社として一般農業法人株式会社コアファーム(現:株式会社アコード・システムに吸収合併)設立 |
2013年10月 |
神奈川県川崎市に、都市型データセンターとして、コアクラウドセンターを開設 |
2015年2月 |
ISO27001(注3)認証範囲拡大(コアネットインタナショナル株式会社) |
2015年3月 |
業務提携を円滑に進めるため、コアネットインタナショナル株式会社株式1.4%をシリコンテクノロジー株式会社へ売却 |
2015年6月 |
山口県山口市に、太陽光発電による売電事業を目的として、コア山口太陽光発電所開設 |
ISO9001(注1)認証範囲拡大(関西カンパニー) |
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2016年2月 |
ISO27001(注3)認証範囲拡大(全カンパニー) |
2016年6月 |
ISO9001(注1)認証範囲拡大(中部カンパニー) |
2016年9月 |
株式会社アコード・システムが株式会社コアファームを吸収合併 |
2016年11月 |
株式会社レゾナ(現:連結子会社)を子会社化 |
2018年4月 2019年1月 2019年3月 |
ISO9001(注1)認証範囲拡大(北海道カンパニー) プライバシーマーク(注4)取得 事業の拡大を目的として、株式会社ラムダシステムズ株式の全部をコアネットインタナショナル株式会社へ譲渡 |
2020年7月 |
島根県松江市に、山陰技術センターを開設 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
コアグループは、自社および7つの連結子会社、1つの持分法適用関連会社を含む9社で構成されており、主にソリューションビジネスとSIビジネスの2つのセグメントで事業を展開しています。
ソリューションビジネスでは、自社製品やIT関連商品を基に、製品販売と顧客の経営課題解決に向けたトータルソリューションサービスを提供しています。これにより、顧客のニーズに合わせた包括的なサポートを実現しています。
一方、SIビジネスは、顧客の業務内容を分析し、業務効率化やICTを活用した製品開発など、顧客の多様な要望に応じた企画から設計、開発、運用、保守までの一貫したサービスを提供しています。これにより、顧客のビジネスプロセスの最適化を支援しています。
コアグループは、事業部採算制に基づき9つのカンパニーに編成されており、国内各地でこれら2つの事業セグメントを展開し、地域に根ざした密着型の事業を推進しています。また、将来的な事業戦略を踏まえ、翌連結会計年度からは「未来社会ソリューション事業」、「産業技術ソリューション事業」、「顧客業務インテグレーション事業」にセグメント区分を変更する予定です。これにより、より戦略的な事業展開を目指しています。
経営方針
コアグループは、1973年の設立以来、独立系ITソリューションサービス会社として、大手コンピュータメーカーに依存しないエンドユーザー主体のサービスを提供してきました。同社は、ソリューションビジネスとSIビジネスの2つのセグメントを通じて、40年以上にわたり蓄積した情報技術を活用し、全方位のトータルソリューションを提供しています。
同社は、「ソーシャル・ソリューションメーカー」として、ICTを活用して社会課題を解決し、価値を共創する企業として、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を実現することを目指しています。この目標を達成するために、2026年3月期を最終年度とする第14次中期経営計画を策定し、事業戦略、人材戦略、財務戦略をグループ一丸となって実行しています。
事業戦略では、SX実現に向けた新しい価値を創出するソリューション提供で社会課題を解決することを目指しています。人材戦略では、「個の力」を磨いて人的資本の価値向上を図り、SXを実現する人材を育成します。財務戦略では、中長期にわたる継続した企業成長を促すために積極的な戦略投資を実施します。
また、事業セグメントを変更し、「未来社会ソリューション事業」、「産業技術ソリューション事業」、「顧客業務インテグレーション事業」の3つを新たに設定しています。これらの新セグメントにより、社会課題・顧客課題を深掘りし、新たな価値を創出することで事業規模の拡大を図っています。
コアグループは、独創性と先端技術をもって付加価値の高いソリューションを創造し、ビジネスを推進することで顧客課題を解決し、理想の実現を共創する「ソリューションメーカー」として、高い競争力をもつソリューションの全国展開によるマーケット獲得と地域に根差した丁寧な対応による顧客からの信頼獲得の両輪により事業規模の拡大を図っています。