トランスジェニックグループJP:2342

時価総額
¥69.2億
PER
169.6倍
遺伝子改変マウスの作製受託や抗体作製、糖鎖解析・合成の受託、M&Aによる新規事業推進、事業承継及び事業再生分野の助言・支援サービス。

事業内容

トランスジェニックグループは、主に二つの事業セグメントを展開しています。まず、「創薬支援事業」では、創薬の初期段階から臨床試験までの各ステージに対応するシームレスなサービスを提供しています。具体的には、遺伝子改変マウスの作製受託、抗体作製、糖鎖の解析・合成の受託、医薬品や農薬・食品関連物質に対する薬効薬理試験及び安全性試験の受託などがあります。

次に、「投資・コンサルティング事業」は、株式会社TGビジネスサービスが主導しています。この事業では、M&Aによる新規事業の推進や、事業承継及び事業再生分野における助言・支援サービスを提供しています。具体的な活動としては、電機製品の小売・卸売、洋食器の輸入販売、BtoC及びBtoBの電子商取引、情報通信機器関連の開発・販売、複層ガラス用副資材やガラス加工設備の輸入販売、プリンタートナーの輸入販売、米袋の企画販売などがあります。

経営方針

トランスジェニックグループは、未来に貢献し、世界の人々の健康と豊かな暮らしを実現することを経営理念としています。この理念のもと、事業環境の変化に迅速に対応し、事業モデルを適切に変化させることで、グループの成長を目指しています。

同社は、創薬支援事業と投資・コンサルティング事業の二つの柱を持ち、これらを通じて持続的な成長を図っています。創薬支援事業では、基礎研究から臨床試験までを網羅し、他社と差別化可能な高付加価値サービスの提供を強化しています。

投資・コンサルティング事業では、M&Aや事業承継を通じてグループの収益基盤を強化し、多様化を図っています。特に、事業承継・再生分野への投資を積極的に行い、短期間での成果獲得を目指しています。

トランスジェニックグループは、2026年3月期に売上高13,500百万円、営業利益150百万円を目標としています。これにより、持続的な成長と企業価値の増大を実現しようとしています。

同社は、創薬支援事業においては、遺伝子改変マウスを用いた試験や新規試験の導入を通じて、競争力を高めています。また、投資・コンサルティング事業では、円安によるコスト増加に対応しつつ、収益力の向上を図っています。