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クロスキャットJP:2307
沿革
1973年6月 |
産業制御系ソフト開発を目的として資本金100万円をもって東京都大田区蒲田に株式会社ニスコンコアを設立 |
1977年10月 |
株式会社イーディーピー・アプリケーションシステムに社名変更するとともに本社を東京都中央区日本橋小網町に移転 |
1979年1月 |
本社を東京都港区麻布台に移転 |
1981年10月 |
倉庫管理パッケージ(RAPAC)販売開始 |
1984年4月 |
自動倉庫管理パッケージ(AUTO-RAPAC)販売開始 |
1985年9月 |
本社を東京都港区南麻布に移転 |
1986年11月 |
特定労働者派遣事業の届出 |
1989年6月 |
株式会社クロスキャットに社名変更、システムインテグレーションサービス事業開始 |
1990年2月 |
通商産業省(現・経済産業省)システムインテグレータ登録企業となる |
1990年10月 |
株式会社イーディーピー・サービスと合併 OAサービス事業部新設 |
1991年11月 |
自社開発パッケージソフト「STOCER」(倉庫管理システム)販売開始 |
1994年6月 |
自社開発パッケージソフト「STOCKER/WIN」(倉庫管理システム)販売開始 |
1997年3月 |
本社を東京都品川区東品川に移転 |
1997年4月 |
仙台事業所を仙台支店に名称変更 |
1997年7月 |
釣り専門サイト「つりnet」サービス開始 |
1998年4月 |
ITコンサルティングビジネス開始 |
1999年8月 |
ISO9001認証取得 |
2001年3月 |
パッケージソフト「同報@メール」販売開始 |
2001年6月 |
北品川事業所開設、スタッフサービス事業部を移転 |
2001年11月 |
一般労働者派遣事業の認定を取得 |
2002年1月 |
プライバシーマーク付与認定企業となる |
2002年6月 |
日本証券業協会に店頭登録 |
2002年11月 |
パッケージソフト「共有@メール」販売開始 |
2003年11月 |
仙台支店を宮城県仙台市青葉区(同区内)に移転 |
2004年2月 |
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証取得 |
BA7799認証取得 |
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BIツール販売開始 |
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2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場 |
2005年1月 |
「CCBITemplate」販売開始 |
2005年11月 |
有料職業紹介事業の認定取得 |
2006年3月 |
「つりnet」サービスを営業譲渡 |
2006年7月 |
株式会社クロススタッフ設立 |
2007年2月 |
ISO27001認証取得(ISMSからの移行) |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2011年2月 |
株式会社クロススタッフを清算 |
2011年6月 |
仙台支店を宮城県仙台市青葉区(同区内)に移転 |
2011年10月 |
クレジット国際ブランドソリューション「CC-Quattro」販売開始 |
2011年11月 |
予算管理ソリューション「CC-BudgetRunner」販売開始 |
SaaS型勤怠管理システム「CC-BizMate」販売開始 |
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2013年7月 |
市場統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2014年1月 |
予算管理クラウドサービス「CC-BudgetRunner Lite」販売開始 |
2014年3月 |
CMMI レベル3達成 |
2015年6月 |
ユニチカ情報システム株式会社(現・株式会社クロスユーアイエス)を連結子会社化 |
2016年2月 |
本社を東京都港区港南に移転 |
2017年3月 |
CMMI レベル5達成(公共ビジネス事業部公共第1部) |
2018年6月 |
東京証券取引所第二部へ市場変更 |
2018年12月 |
東京証券取引所第一部へ指定替え |
2019年11月 |
クラウド型AI-OCR「CC-HyperOCR」販売開始 |
デスクトップ型RPA「CC-EasyRobo」販売開始 |
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2020年11月 |
株式会社アクティブ(現・株式会社クロスアクティブ)を連結子会社化 |
2021年4月 |
仙台支店を分社化し、株式会社クロスリードを設立、連結子会社化 |
DX推進支援サービス「CC-Dash」提供開始 |
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2022年2月 |
経営ダッシュボード構築サービス「CC-MicView」販売開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年5月 |
サテライトオフィスを東京都港区港南に新設 |
事業内容
クロスキャットとそのグループ会社(株式会社クロスユーアイエス、株式会社クロスアクティブ、株式会社クロスリード)は、情報サービス事業を中心に展開しています。この事業は、ソフトウェア開発、システム運用・保守、テクニカルサポート、システムコンサルティング、インフラサポートなど、幅広いサービスを提供しています。また、BI(ビジネスインテリジェンス)ビジネスにも力を入れており、BI導入コンサルティング、開発、実装支援、高速化、教育などを行っています。
さらに、オリジナルソリューションやパッケージの販売、ソフトウェアプロダクトの販売、ハードウェア機器の販売及び保守管理、ITに関する教育サービスも手がけています。スタッフサービスとしては、技術系派遣、事務系派遣、アウトソーシング、職業紹介など、人材サービスも提供しており、クライアント企業の多様なニーズに応える体制を整えています。
クロスキャットグループは、これらの事業を通じて、企業の情報化支援や効率化、業務改善をサポートし、経営の革新や効率化を実現するための情報活用を推進しています。
経営方針
クロスキャットは、中期経営計画「Impress with customers 2023」を推進しており、2024年3月期に売上高133億円、営業利益9.7億円、営業利益率7.3%、ROE14%以上を目標としています。同社は、顧客満足度と収益性の向上を目指し、品質と生産性の向上に努めています。また、創立50周年を迎える2023年には、顧客満足度と従業員満足度を高め、感動を創出することを目標に、4つの基本戦略を策定しました。これには、コア事業の拡大、先端技術の活用、新規領域への取り組み、グループ経営基盤の強化が含まれます。
クロスキャットグループは、情報サービス事業を中心に、ソフトウェア開発、システム運用・保守、テクニカルサポート、システムコンサルティング、インフラサポートなど幅広いサービスを提供しています。また、BIビジネスやオリジナルソリューションの販売、人材サービスも手がけており、企業の情報化支援や業務改善をサポートしています。
経営環境の変化に対応し、DXニーズの高まりに応えるため、同社は先端技術を活用した新規領域開拓に注力しています。また、長年にわたり構築した顧客との信頼関係を基に、積極的な提案活動を行い、顧客内シェアの拡大を図っています。グループ経営のシナジー創出や事業提携、M&Aにも戦略的に取り組んでいます。
収益力の向上には、不採算プロジェクトの未然防止と品質管理の強化が重要であり、同社はこれらの課題に取り組んでいます。人材の育成と確保にも力を入れ、最新技術習得やプロジェクトマネジメントスキルの向上を目指しています。さらに、SDGsへの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。