クロスキャットJP:2307

時価総額
¥174.3億
PER
10.7倍
システムソリューション事業を展開し、ソフトウェア開発、BI導入コンサルティング、オリジナルソリューション販売、技術系派遣などを手がける。

事業内容

クロスキャットは、情報サービス事業を中心に展開しており、システムソリューションの開発を主な事業としています。この事業は、クロスキャットとその連結子会社である株式会社クロスユーアイエス、株式会社クロスアクティブ、株式会社クロスリードによって構成されています。

クロスキャットのシステムソリューション事業には、ソフトウェア開発、システム運用・保守、テクニカルサポート、システムコンサルティング、インフラサポートが含まれます。これらのサービスは、クロスキャットとその子会社が共同で提供しています。

また、クロスキャットはBI(Business Intelligence)ビジネスも展開しています。BI導入コンサルティング、BI開発・実装支援、BI/DB高速化、BI教育などを行い、企業の経営情報の可視化と分析を支援しています。

その他の事業として、クロスキャットはオリジナルソリューションやパッケージの販売、ソフトウェアプロダクトやハードウェア機器の販売、ハードウェア保守管理、ITに関する教育を提供しています。これらのサービスも、クロスキャットとその子会社が手がけています。

さらに、クロスキャットはスタッフサービスも提供しており、技術系派遣、事務系派遣、アウトソーシング、職業紹介などを行っています。このサービスは、クロスキャット自身が提供しています。

経営方針

クロスキャットは、持続的な企業価値向上と社会貢献を目指し、独立系情報サービス企業としての成長戦略を推進しています。新中期経営計画「Growing Value 2026」では、提供価値を高め、顧客に必要とされる企業を目指すことを掲げています。この計画のもと、クロスキャットは品質、効率性、専門性、ノウハウを組み合わせたサービスの質を向上させ、カスタマーサクセスに貢献することを基本方針としています。

クロスキャットの成長戦略は、5つの基本戦略に基づいています。まず、価値提供モデルへの転換を図り、人的リソース依存から脱却し、独自の強みを追求します。次に、アセットベースビジネスの拡大を目指し、蓄積されたノウハウを活用して知識集約型企業への転換を図ります。また、顧客基盤の強化を進め、エンドユーザー比率の拡大を図ります。

さらに、クロスキャットは人材・組織力の強化に注力し、IT人材の育成とエンゲージメント施策を推進します。最後に、グループ経営の展開を通じて、各社の強みを活かし、グループ全体の収益性を向上させることを目指しています。これらの戦略を通じて、クロスキャットは持続的な成長を実現し、次の100年を見据えた企業としての地位を確立しようとしています。