CSSホールディングスJP:2304

時価総額
¥43.2億
PER
14.4倍
スチュワード事業ではホテル・レストランの食器洗浄管理、フードサービス事業では従業員食堂・レストラン運営、空間プロデュース事業では音楽関連やセキュリティーシステム販売・施工を展開。

沿革

1984年12月

スチュワード業務の業務請負を目的として、東京都品川区に資本金2百万円で株式会社セントラルサービスシステムを設立

1985年10月

<東京都進出>株式会社サッポロライオンチェーン6店と契約

1986年7月

<千葉県進出>株式会社プラザサンルート(サンルートプラザ東京)と契約

1988年7月

本社を東京都江戸川区西葛西に移転

1994年9月

株式会社宮崎セントラルサービスシステム及び株式会社福岡セントラルサービスシステムを設立(当社100%出資)

1994年11月

<九州ブロック進出>フェニックスリゾート株式会社(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート)と契約

1995年4月

福岡県福岡市中央区に福岡営業所を開設

1996年4月

<東海ブロック進出>名古屋ヒルトン株式会社(ヒルトン名古屋)と契約

1997年6月

大阪府大阪市西区に大阪営業所を開設

<関西ブロック(京都府)進出>京都ガーデンパレスと契約

1999年3月

当社と同業である株式会社千葉セントラルサービスシステム(当社役員の出資により1989年8月に設立)・株式会社東京西セントラルサービスシステム(当社役員の出資により1991年3月に設立)・株式会社東京南セントラルサービスシステム(当社役員の出資により1993年4月に設立)を吸収合併

2000年10月

100%子会社である株式会社宮崎セントラルサービスシステム及び株式会社福岡セントラルサービスシステムを吸収合併

2001年2月

本社を東京都千代田区麹町六丁目1番地25に移転

2002年6月

株式をジャスダック市場に上場

2002年12月

株式会社センダンを連結子会社化

2004年4月

<東北ブロック(仙台)に進出>株式会社仙台国際ホテルと契約

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所(2010年10月より大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場

2005年7月

当社連結子会社の株式会社セントラルマネジメントシステムを設立

2006年4月

東洋メディアリンクス株式会社及び音響特機株式会社を連結子会社化

2008年4月

 2009年12月

 2012年7月

 2013年7月

 2014年10月

 2015年1月

 2018年10月

 2019年9月

 2021年10月

 2022年4月

会社分割により純粋持株会社に移行し、商号を「株式会社CSSホールディングス」に変更

新たに、連結子会社「株式会社セントラルサービスシステム」及び「株式会社CSSビジネスサポート」を設立

株式会社セントラルマネジメントシステム、清算結了

本社を東京都中央区日本橋小伝馬町10番1号に移転(現住所)

大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

当社非連結子会社の株式会社デジタルコミュニケーションズが、ヤマト食品株式会社、綜合食産株式会社及び株式会社日本給食の全株式を譲り受けたことにより、これら4社を連結子会社化

株式会社デジタルコミュニケーションズを存続会社とし、ヤマト食品株式会社、綜合食産株式会社及び株式会社日本給食を消滅会社とする吸収合併を実施、同時に商号変更を行い、ヤマト食品株式会社に変更

Mood Media Japan株式会社を株式の追加取得により持分法適用会社から連結子会社化

ヤマト食品株式会社の全株式を譲渡、連結子会社から除外

株式会社セントラルホテルサービスを重要性が増したため、非連結子会社から連結子会社化

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

事業内容

CSSホールディングス及びそのグループ会社は、主に3つの事業セグメントを展開しています。これらは、スチュワード事業、フードサービス事業、そして空間プロデュース事業です。

スチュワード事業は、CSSホールディングスグループの中核を担っており、ホテルやレストランでの食器洗浄とスチュワード管理を全国で提供しています。この事業は、飲食業界における衛生管理と効率化を支える重要な役割を果たしています。

次に、フードサービス事業では、従業員食堂の運営やレストランの運営など、総合給食サービスを全国規模で展開しています。このセグメントは、企業や学校、病院など様々な施設における食事提供のニーズに応えています。

最後に、空間プロデュース事業は、音楽関連事業やセキュリティーシステム、音響映像システムの販売・施工、業務用音響機器の輸入・販売を行っています。この事業は、幅広い顧客層に対して、空間の価値を高めるサービスを提供しています。

CSSホールディングスは、これらの事業を通じて、多様なニーズに応えるサービスを提供し、業界内での地位を確立しています。また、同社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の適用を受けています。これにより、透明性の高い経営を行っていることも特徴の一つです。

経営方針

CSSホールディングスは、スチュワード事業、フードサービス事業、空間プロデュース事業を展開し、多様なサービスを提供している企業です。同社は、質の高い「おもてなし」の創造を理念に掲げ、顧客に最適なサービスを提供することを経営の柱としています。2024年の40周年に向けて、中期経営計画「Value Innovation 2024」を策定し、基軸事業の強化、人財育成、ESG課題への取り組み、グループシナジーや外部リソースの活用を通じた新たな価値の創出を目指しています。

同社は、計画の2年目において、売上高、当期純利益、ROEの目標を一年前倒しで達成し、次期2024年9月期の業績予想ではさらなる成長を見込んでいます。また、2025年9月期を始期とする次期3か年の中期経営計画「Value Innovation 2024 and Beyond」の策定を進め、各事業での新たな取り組みを積極的に展開し、企業価値の向上に努めています。

スチュワード事業では、コロナ禍前の水準に復調し、観光・レジャー業界からの業務委託ニーズが強まっています。人財の確保と育成、多様性を活かしたエンゲージメント構築に力を入れています。フードサービス事業も、コロナ禍前の水準に復調し、観光・レジャー業界の需要の高まりを背景に業務の委託ニーズが強まっています。空間プロデュース事業では、コロナ禍の影響から徐々に回復し、営業活動を強化しています。

CSSホールディングスは、これらの成長戦略を通じて、持続可能な成長を目指し、業界内でのリーディングカンパニーとしての地位を確立しようとしています。