Faber CompanyJP:220A株価

時価総額
¥30億
PER
13倍
デジタルマーケティングの自動化ツールと人材・教育・コンサル提供の有力企業、連結子会社2社で構成。『ミエルカSEO』『ミエルカヒートマップ』『ローカルミエルカ』『ミエルカコネクト』等のワンストップソリューションを展開。国立大学との産学共同研究によるAI技術の高度化。

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事業内容

Faber Companyは、AIを軸にしたデジタルマーケティングの自動化ツールと、それを補完する人材・教育・コンサルティングを提供し、企業の目標達成や事業成長、業務の内製化を支援しています。同社は大量のマーケティングデータを解析して改善提案を行うことで、企業のマーケティング生産性を高めるサービスを展開しています。

同社の主要顧客はデジタルマーケティングに取り組む企業全般で、小売や飲食などの多店舗事業者も含まれます。収益は自動化ツールの利用料やコンサルティング、業務委託による人材提供など複数の事業モデルから得ており、報告上は「ミエルカ事業」という単一のセグメントでまとめています。

同社の主な製品ラインには、Web流入最大化を支援する「ミエルカSEO」、訪問者行動を可視化してコンバージョン改善を図る「ミエルカヒートマップ」、店舗情報の一元管理で地域集客を支援する「ローカルミエルカ」、即戦力のデジタルマーケターを企業に紹介する「ミエルカコネクト」、そして専門性の高い課題に対応するソリューションサービスがあります。これらを組み合わせて、企業ごとの課題に応じたワンストップの支援を行っています。

経営方針

同社の成長戦略は、「辺境の知から“マーケティングゼロ”を実現する」という目的のもと、デジタルマーケティング市場の拡大を取り込みながら、1社あたりの月額粗利益の向上によって持続的成長を図ることにあります。具体的には、有料既存顧客1,668社(2025年9月末時点)を基盤にクロスセルを強化し、顧客単価を引き上げることを重要指標として管理しています。市場環境としてはデジタルマーケティング市場が2025年に約4,190億円、2028年に約6,158億円へと拡大する見通しがあり、同社はこの成長を取り込むことを目指しています。

同社は重点投資分野としてAIを中心とした自動化ツール群の開発と、専門人材の育成・ネットワーク構築に資源を配分しています。代表製品の「ミエルカSEO」や「ミエルカヒートマップ」「ローカルミエルカ」「ミエルカコネクト」といったラインナップを通じて、ツール提供と人材・教育・コンサルを組み合わせたワンストップの提案を行うことで差別化を図っています。併せて自社での情報発信(「ミエルカマーケティングジャーナル」「ミエルカチャンネル」など)や展示会運営のノウハウを蓄積し、リード獲得と顧客成功事例の創出(公開事例159件)を競争優位の源泉にしています。

新市場開拓や事業拡大では、消費者接点の多様化に対応するため周辺領域への進出とサービスラインナップの拡充を進めます。具体策としては、大手・中堅企業向けに組織的な販売体制を整備して顧客単価を引き上げること、規律ある事業提携やM&Aを用いて機能や領域を補完すること、さらにIT人材需給の逼迫(2030年に最大約79万人不足との試算)を踏まえ「ミエルカコネクト」等の人材提供を拡大することを計画しています。これらにより、売り手と買い手の境界を縮める事業拡大を目指しています。

技術革新への取り組みとして、同社は生成AIや自然言語処理を製品に組み込み、顧客のマーケティング生産性を高める開発を加速しています。2014年8月から継続する筑波大学の研究室との産学共同研究をベースに、ミエルカ製品群でのAI活用を推進しており、既に「ミエルカSEO」などで生成AI機能を投入しています。並行してシステムの安定稼働や情報セキュリティ(ISO/IEC27001:2022取得)への投資、中長期的な設備投資や人材育成を行い、技術基盤と信頼性を高めることで顧客の内製化支援を強化することを目指しています。