幼児活動研究会JP:2152

時価総額
¥159.1億
PER
16倍
幼児体育指導関連事業では、幼稚園や保育園での正課体育指導、課外スポーツクラブ運営、イベント企画、保育所経営を、コンサルティング関連事業では、経営・教育コンサルティングや運営指導を手がける。

沿革

1972年9月

子供の人間形成を目的として資本金700千円、東京都品川区北品川五丁目18番8号に幼児活動研究会株式会社を設立

1978年4月

大阪支部開設 関西地区へ業務エリア拡大

1980年4月

福岡支部開設 九州地区へ業務エリア拡大

1982年4月

不動産の賃貸・管理、幼児教材の販売を目的として株式会社山善設立

1984年4月

広島支部開設 中国地区へ業務エリア拡大

1985年4月

仙台支部開設 東北地区へ業務エリア拡大

1988年4月

日本経営教育研究所(コンサルティング部門)創設

1989年4月

銀河鉄道ツーリスト(イベント企画部門)創設

1991年4月

名古屋支部開設 東海地区へ業務エリア拡大

1995年4月

札幌支部開設 北海道地区へ業務エリア拡大

1997年2月

コンサルティング部門を独立、有限会社日本経営教育研究所を設立(連結子会社)

1999年4月

沖縄支部開設 沖縄地区へ業務エリア拡大

1999年4月

金沢支部開設 北陸地区へ業務エリア拡大

2000年3月

株式会社山善を株式会社コスモケア環境福祉研究所に商号変更

2002年3月

経営の効率化を図り、株式会社コスモケア環境福祉研究所を吸収合併

2002年3月

本社を東京都品川区西五反田二丁目18番3号に移転

2002年4月

幼稚園・保育園に対して人材派遣業務開始

2004年2月

有限会社日本経営教育研究所を株式会社日本経営教育研究所に組織変更(連結子会社)

2004年12月

本社を現在地の東京都品川区西五反田二丁目11番17号に移転

2005年9月

東京都認証保育所「こっこる(五反田)」を開設

2006年4月

横浜保育室「こっこるTOTSUKA」を開設

2007年5月

株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」市場に上場

2008年4月

愛媛支部開設 四国地区へ業務エリア拡大

2009年11月

幼児向け学習塾を開設

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2013年7月

大阪証券取引所の現物市場を東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2016年3月

横浜保育室「こっこるTOTSUKA」を閉鎖し、社会福祉法人大和まほろば福祉会へ移行

2016年4月

株式会社日本経営教育研究所を吸収合併

2022年4月

療育施設「コスモ療育クラブ ファミリア」を開設
東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

2023年3月

東京都認証保育所「こっこる(五反田)」を閉鎖し、社会福祉法人大和学園福祉会へ移行

事業内容

幼児活動研究会は、主に幼児体育指導関連事業とコンサルティング関連事業の二つのセグメントで事業を展開しています。幼児体育指導関連事業では、幼稚園、保育園、こども園における正課体育指導や課外体育指導、さらにはイベント企画業務などを手がけています。これらのサービスは、各園の基本方針に沿ったカリキュラム策定や運動会の構成企画、直接的な体育指導などを含みます。また、課外活動としてスポーツクラブや新体操クラブの運営も行っており、幼児から小学生までを対象にした体育指導を提供しています。

一方、コンサルティング関連事業では、幼稚園や保育園の経営指導や運営指導を中心に、教育コンサルティングや職員研修、幼児教育に関するコミュニケーション活動の企画、印刷物の企画制作などを行っています。これにより、魅力的で元気な幼稚園・保育園・こども園づくりをサポートしています。

さらに、その他事業として、認証保育所の運営や幼児・学童向けの学習塾の運営も手掛けており、地域社会における保育サービスの提供にも力を入れています。幼児活動研究会はこれらの事業を通じて、幼児教育の質の向上と、保育・教育施設の運営サポートに貢献しています。

経営方針

幼児活動研究会は、幼児教育と体育指導を核とした事業展開を行っており、その成長戦略は、高品質なサービスの提供と事業領域の拡大に焦点を当てています。同社は、幼児体育指導関連事業において、既存契約園の安定化と新規契約園の開拓を推進し、サービスの高付加価値化と差別化を図ることで、契約園の倍増を目指しています。また、課外体育指導では、独自のカリキュラムを進化させ、クラブ員の倍増を図ります。児童発達支援サービスの充実も計画しており、すべての子供たちの能力を最大限に伸ばすサポートを提供する方針です。

コンサルティング関連事業では、幼稚園・保育園・こども園の経営及び教育サポートを積極的に展開し、園児数の増加に貢献することを目指しています。特に、情報提供会員制度の特別個別研修コンサルティング事業に注力し、会員の倍増を図る計画です。

これらの戦略は、少子化の進行という経営環境の中で、高付加価値・高品位・高品質のサービスの開発・提供により、市場の縮小傾向に対抗し、同社の持続的な成長を目指すものです。また、サービス提供の質を高めるため、指導スタッフの人材育成にも力を入れ、全社的な指導レベルの向上を図ることで、他社との差別化を実現し、高収益体質の確立を目指しています。