アイティメディアJP:2148

時価総額
¥387.7億
PER
24.9倍
IT関連製品やサービスの導入支援情報、デジタルマーケティング情報、製造業向け製品・サービス情報、デジタルイベント開催サービスを提供。

沿革

1999年12月

ソフトバンク パブリッシング株式会社(*) (現SBクリエイティブ株式会社)の100%子会社として、ソフトバンクグループ初のオンライン・メディア企業ソフトバンク・ジーディーネット株式会社(東京都中央区日本橋箱崎町)設立

(*) 1999年3月 ソフトバンク株式会社から分社する形で設立

2000年3月 ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社へ商号変更

2013年10月 SBクリエイティブ株式会社へ商号変更

2000年5月

本店を東京都港区赤坂四丁目13番13号に移転

2000年8月

ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社、米国ZDNet Inc.(ジーディーネット)及びヤフー株式会社(現Zホールディングス株式会社)の3社の合弁契約に基づき、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社保有の当社株式のうち一部を、米国ZDNet Inc. 及びヤフー株式会社(現Zホールディングス株式会社)へ譲渡

2004年1月

米国ZDNet Inc.との合弁契約を解消し「ソフトバンク・アイティメディア株式会社」に商号変更

サービス名称も「ZDNet JAPAN」から「ITmedia」へ変更

2005年3月

技術者のためのオンライン・メディア(ウェブサイト)「@IT(アットマーク・アイティ)」を提供する株式会社アットマーク・アイティを合併し、「アイティメディア株式会社」に商号変更

本店を東京都千代田区丸の内三丁目1番1号に移転

2005年7月

米国TechTarget Inc.(テックターゲット)と業務提携契約を締結

2005年10月

次世代ITリーダーに焦点を当てたオンライン・メディア「ITmedia エンタープライズ」を開設

IT並びに経営のための雑誌・書籍などを発行する株式会社メディアセレクトの全株式を取得、子会社化

2005年11月

米国TechTarget Inc.との業務提携に基づき、「TechTargetジャパン」を開設

2006年1月

有限会社ネットビジョンを子会社化(現 連結子会社)

2006年2月

株式会社メディアセレクトを合併

2007年4月

東京証券取引所マザーズに上場

2008年4月

音楽情報専門サイト「BARKS(バークス)」のウェブ事業をソフトバンク クリエイティブ株式会社(現SBクリエイティブ株式会社)より譲受

2008年10月

動画投稿コミュニティサイトを運営するzoome(ズーミー)株式会社の全株式を取得し子会社化

2009年7月

本店を東京都千代田区大手町一丁目3番1号に移転

2010年1月

エレクトロニクス情報メディア「EE Times Japan」を運営するE2パブリッシング株式会社の全株式を取得し子会社化

2010年3月

E2パブリッシング株式会社を合併

2011年4月

ネット上の旬な情報を幅広く紹介するWebメディア「ねとらぼ」を開設

2011年6月

エレクトロニクス情報メディア「EDN Japan」を譲受

2011年9月

連結子会社zoome株式会社が解散

2012年3月

音楽情報専門サイト「BARKS(バークス)」を事業譲渡

2012年7月

本店を東京都港区赤坂八丁目1番22号に移転

2015年4月

法人向けIT製品選定サービス「キーマンズネット」を譲受

2015年10月

システム開発案件のマッチングサービスサイト「発注ナビ」を運営する株式会社ユーザラス(現発注ナビ株式会社)の全株式を取得し子会社化(現 連結子会社)

2015年10月

マニュアル制作業界向けソフトウェアを開発・販売するナレッジオンデマンド株式会社の株式を取得し持分法適用関連会社化

2015年10月

ネット上の気になる、人に話したいエンタメ情報を紹介するサイト「ねとらぼエンタ」を開設

2016年4月

ネット上のかわいく、癒される動物のニュースを幅広く紹介する新サイト「ねとらぼ生物部」を開設

2016年7月

本店を東京都千代田区紀尾井町3番12号に移転

ナレッジオンデマンド株式会社の株式を追加取得し、子会社化

2017年1月

AI(人工知能)・ロボット専門のチャンネル「AI+(エーアイプラス)by ITmedia NEWS」を開設

2017年4月

気になる疑問に答える新サイト「ねとらぼアンサー」を開設

2017年6月

アドテクノロジー商品「ITmedia DMP」の提供開始

2018年1月

誰かに話したくなる「乗りもの」のあれこれをお届けする新サイト「ねとらぼ交通課」を開設

2018年4月

ソフトバンク コマース&サービス株式会社(現SB C&S株式会社)とIT製品の選定・導入に役立つ製品レビューメディア事業を展開する合弁会社「アイティクラウド株式会社」を設立

2018年9月

ネット女子の毎日を愉快にする新サイト「ねとらぼGirlSide」を開設

2019年1月

企業におけるクラウドコンピューティング利用者のための専門情報サイト「Cloud USER by ITmedia NEWS」を開設

2019年3月

「今を生き抜くみんなのためのおかねの話」をコンセプトとした新サイト「ねとらぼ おかね」を開設

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2019年6月

ナレッジオンデマンド株式会社の株式譲渡に伴い連結除外

2019年10月

データ分析によるトレンド情報サイト「ねとらぼ調査隊」を開設

2019年11月

スポーツの話で日常を熱くする情報サイト「ねとらぼスポーツ」を開設

2019年12月

買い物を楽しくする「お気に入り」発見サイト「Fav-Log by ITmedia」を開設

当社創立20周年

2021年9月

AI(人工知能)とRPAの情報提供に特化した会員制メディア「RPA BANK」事業を譲受

2022年4月

東京証券取引所プライム市場に移行

事業内容

アイティメディアは、情報技術(IT)を中心に専門性の高い情報を提供するインターネット専業メディア企業です。同社グループは、アイティメディアとその連結子会社である発注ナビ株式会社、有限会社ネットビジョン、および持分法適用関連会社であるアイティクラウド株式会社の4社で構成されています。同社は、IT&ビジネス分野、産業テクノロジー分野、コンシューマー分野に特化したメディアを運営し、専門編集記者による質の高い情報提供を行っています。

同社の事業モデルは、主にメディア広告事業とリードジェネレーション事業の二輪で構成されており、メディア広告事業では、運営メディア上で展開する広告商品の販売を行っています。リードジェネレーション事業では、インターネットを活用した新たなマーケティング手法を確立し、企業のマーケティング活動の需要に応えています。

具体的なメディアとしては、IT&ビジネス分野では「TechTargetジャパン」や「キーマンズネット」、産業テクノロジー分野では「TechFactory」、コンシューマー分野では「ITmedia Mobile」や「ねとらぼ」などがあります。これらのメディアは、それぞれの分野における専門情報を提供し、企業の情報システム導入担当者やマーケティング活動に携わる担当者、製造業に従事するエンジニア、一般消費者など、幅広いユーザーに利用されています。

また、デジタルイベントの開催サービスも提供しており、展示会やセミナーなどのイベントをオンラインで実施することが可能です。これにより、同社は情報提供のみならず、企業とユーザーの接点を創出する役割も担っています。

アイティメディアは、IT技術の進化とともに情報ニーズが高まる中、専門性の高い情報提供とマーケティングソリューションを通じて、企業とユーザー双方のニーズに応えるサービスを展開しています。

経営方針

アイティメディアは、情報技術(IT)を中心に専門性の高い情報を提供するインターネット専業メディア企業として、独自の成長戦略を推進しています。同社は、メディアの革新を通じて情報革命を実現し、社会に貢献することを企業理念として掲げています。そのために、テクノロジーの進化に合わせてメディアのあり方を革新し続け、メディア業界全体の発展に貢献することを目指しています。

同社の成長戦略は、収益モデルの多元化、メディア領域の拡大、およびスマートメディアビジョンの推進の3つの重要な柱に基づいています。これらの戦略を通じて、インターネットならではの革新を志向し、持続可能な成長を目指しています。

収益モデルの多元化では、最新のテクノロジーやデータを活用し、新たな収益モデルを開発することを目指しています。メディア領域の拡大では、蓄積されたノウハウを活用して、メディア広告とリードジェネレーションの両モデルにおけるメディア領域を拡大します。スマートメディアビジョンの推進では、スマートデバイスやソーシャルメディアの普及に対応した新たなメディアを開発することを目標としています。

これらの戦略を実行することで、アイティメディアは、インターネット広告市場の拡大やテクノロジーがもたらす変化に対応し、競争優位を確立しています。また、リードジェネレーション事業やメディア広告事業を通じて、企業とユーザーの接点を創出し、企業価値の継続的な向上に努めています。同社は、これらの成長戦略を基盤として、将来に向けた長期的な成長を図っていく方針です。