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大成温調JP:1904
沿革
1941-04 | 東京市蒲田区萩中町にて創業 |
1952-12 | 東京都品川区大井鎧町3596番地において大成温調工業株式会社を設立 |
1959-03 | 建設業法により東京都知事(ほ)第8335号の登録を完了 |
1971-04 | 東京都品川区大井一丁目47番1号に移転 |
1972-03 | 大成温調サービス株式会社を保守、メンテナンス会社として設立(1982年3月大成温調エンジニアリング株式会社に商号変更、1989年4月当社に吸収合併) |
1972-05 | 大宮出張所を設置(1981年3月関東支店に昇格) |
1972-08 | 東北営業所を設置(1982年3月東北支店に昇格) |
1974-01 | 建設業法改正により建設大臣許可(般、特48)第2826号を取得 |
1974-05 | 大阪営業所を設置(1982年3月大阪支店に昇格) |
1975-10 | 横浜営業所を設置(1989年4月横浜支店に昇格) |
1978-05 | 千葉営業所を設置(1992年4月東関東支店に昇格) |
1978-07 | 静岡営業所を設置(2012年4月静岡支店に昇格) |
1980-11 | 株式会社ストアシステムを店舗用建物の設計及び建築、店舗内装の設計及び施工会社として設立(1993年4月温調機器株式会社に吸収合併) |
1983-03 | 名古屋営業所を設置(1989年4月名古屋支店に昇格) |
1983-11 | 大成ビル管理株式会社を建物総合管理会社として設立(1993年4月温調機器株式会社に吸収合併) |
1987-08 | 温調機器株式会社(1994年4月温調システム株式会社に商号変更 2010年4月温調エコシステムズ株式会社に商号変更)を冷暖房機器等の販売会社として設立 |
1987-09 | 香港支店を設置(2009年11月大成温調香港工程有限公司に改組) |
1989-12 | TAISEIONCHO HAWAII, INC.を設立し、1990年1月アメリカ合衆国ハワイ州設備工事会社AU'S PLUMBING & METAL WORK, INC.(1994年9月ALAKA'I MECHANICAL CORPORATIONに商号変更)を買収 |
1990-02 | 温調プラミング株式会社(2004年6月当社に吸収合併)をスプリンクラー消火設備工事及びプレハブ配管工事を主とする管工事会社として設立 |
1991-01 | 大成温調株式会社に商号変更 |
1991-10 | 横浜技術センターを設置(1998年4月技術センターに名称変更、1999年10月技術研究所に統合、2004年4月中央研究所に吸収) |
1991-12 | 株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録 |
1993-04 | 九州支店を設置 |
1995-04 | ONCHO PHILIPPINES, INC.を設立(2022年1月清算結了) |
1996-03 | 本社新社屋(NTビル)竣工 |
1998-04 | 温調メンテナンス株式会社(2000年6月当社に吸収合併)をビル管理を主とする会社として、また、プレハブシステム株式会社(2002年4月温調プラミング株式会社に吸収合併)をプレハブ配管工事を主とする会社として設立 |
2002-11 | 本社社屋(NTビル)を流動化 |
2003-12 | 大成温調機電工程(上海)有限公司を設立 |
2004-04 | 中央研究所を設置(2013年4月環境・省エネグループに再編、2019年4月技術開発統括部に再編) |
2004-12 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2009-01 | TAISEIONCHO HAWAII, INC.を完全子会社化(2017年12月ALAKA'I MECHANICAL CORPORATIONに吸収合併) |
2009-11 | 大成温調香港工程有限公司を設立(2021年7月清算結了) |
2010-02 | TAISEI ONCHO INDIA PRIVATE LIMITEDを設立(2023年3月清算結了) |
2010-04 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2013-06 | ベトナム設備工事会社SEAREFICO CORPORATION(旧社名:SEAPRODEX REFRIGERATION INDUSTRY CORPORATION)と業務・資本提携 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2014-03 | ぺんぎんアソシエイツ株式会社を設計・施工管理サービス会社として設立 ぺんぎんメガソーラー発電所を設置し、売電事業を開始 |
2016-06 | 監査等委員会設置会社に移行 |
2017-03 | TOP ENGINEERING VIETNAM COMPANY LIMITEDを積算業務等アウトソーシング会社として設立 |
2019-12 | シンガポール総合ファシリティサービス会社ISOTEAM社の株式を取得 |
2020-04 | 自社ブランド『LIVZON』スタート |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
2022-11 | ESG経営推進委員会を設置 |
2022-12 | TAISEI ONCHO VIETNAM HOLDINGS CO., LIMITEDをエンジニアリング関連事業を主とする会社として設立 |
2023-05 | ホライズン5株式会社及びその完全子会社であるウッドテック株式会社を買収 |
事業内容
大成温調株式会社およびそのグループ会社は、設備工事事業を中心に、建築事業、不動産賃貸事業、およびその他の事業を展開しています。設備工事事業では、冷暖房、給排水衛生、電気、恒温恒湿、除湿、熱交換、冷凍冷蔵などに関する設計・施工を手掛けており、大成温調株式会社をはじめ、ALAKA'I MECHANICAL CORPORATIONや大成温調機電工程(上海)有限公司など、合計6社がこのセグメントに関与しています。
建築事業では、建物および附帯設備の設計・施工を行っており、この事業は大成温調機電工程(上海)有限公司が担当しています。不動産賃貸事業は、業務用および居住用の土地建物の賃貸を行っており、大成温調株式会社を含む3社がこの事業に従事しています。
その他の事業としては、冷暖房機器等の販売、太陽光発電事業などがあり、大成温調株式会社や温調エコシステムズ株式会社を含む6社が関わっています。これらの事業を通じて、大成温調グループは幅広い分野でサービスを提供しており、日本国内外で事業を展開しています。特に、設備工事事業は、グループの主力事業として位置づけられており、高い技術力と豊富な経験を活かしたサービス提供に努めています。
経営方針
大成温調株式会社は、1941年の創業以来、空気調和・給排水衛生・電気設備工事を中心に、質の高い設計・施工管理・メンテナンスサービスを提供してきました。同社は、「たてものを、いきものに」というブランドステートメントを掲げ、建物に命を吹き込むことで、快適な環境を創出し、地域社会の活性化に貢献しています。
経営戦略として、同社は長期ビジョン「LIVZON DREAM 2030」を設定し、その第一段階として2025年までの中期経営計画「LIVZON DREAM 2030 1st half!」を策定しました。この計画では、コア事業の収益性改善と成長のための基盤作りを目標に掲げています。具体的な取り組みとしては、基盤事業の深耕、成長への投資、経営基盤の整備が挙げられます。これには、高付加価値セグメントへの資源配分、競争力の強化、生産性の向上、デジタライゼーションへの投資、事業ポートフォリオの拡充、新規成長分野への投資などが含まれます。
また、人財の確保・育成、ガバナンスの強化、資本効率の向上を通じて、経営基盤を強化しています。同社は、2030年までに「総合たてものサービス企業」としての飛躍を目指し、社会課題の解決にも貢献する「ESG推進企業」としての役割を果たすことを目標に掲げています。これには、エネルギー効率の高い建物全体のエネルギーマネジメントシステムの提案など、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが含まれます。
大成温調株式会社は、設備工事事業を中心に、建築事業、不動産賃貸事業、およびその他の事業を展開しており、国内外で幅広いサービスを提供しています。同社の中期経営計画は、営業利益率5.0%以上、ROEは8.0%以上を維持することを目標にしており、建設業界の課題に対応しながら、持続可能な成長を目指しています。