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ETSホールディングスJP:1789
沿革
1935年12月 |
東京府東京市京橋区北槇町6番地(現 東京都中央区京橋一丁目)に株式会社山加商会を設立 |
1948年9月 |
山加電業株式会社に商号変更 |
1949年10月 |
仙台市に仙台営業所(現 東北支社)を設置 |
1950年3月 |
関西電力株式会社(現 関西電力送配電株式会社)より、日本で初の27.5万ボルト送電線工事「北陸幹線工事」を受注 |
1950年10月 |
建設省より、「高田予備隊施設電気工事」を受注 |
1958年7月 |
名古屋市に名古屋営業所(現 中部送電事業部)を設置 |
1959年3月 |
大阪市に大阪営業所(現 関西事業部)を設置 |
1961年5月 |
電気工事業者としては日本で初の海外送電線工事「南ベトナム・ダニム・サイゴン間送電線工事」を受注 |
1963年9月 |
東京都渋谷区渋谷一丁目に本社を移転 |
1965年6月 |
東京電力株式会社(現 東京電力パワーグリッド株式会社)より、日本で初の50万ボルト送電線工事「房総線工事」を受注 |
1976年9月 |
イランより、12線路、総長900キロメートル工事「イラン・コーラサン地区送電線工事」を受注 |
1979年10月 |
東京都渋谷区渋谷二丁目に本社を移転 |
1982年11月 |
資本金を2億円余に増資 |
1986年8月 |
東京電力株式会社(現 東京電力パワーグリッド株式会社)より、光ファイバー工事を受注し通信情報産業に対応する技術開発を推進 |
1988年10月 |
東京電力株式会社(現 東京電力パワーグリッド株式会社)より、日本で初の100万ボルト送電線工事「群馬山梨幹線工事」を受注 |
1991年12月 |
東京電力株式会社(現 東京電力パワーグリッド株式会社)より、共同企業体の代表会社として、100万ボルト送電線工事「北栃木幹線新設工事」を受注 |
1994年10月 |
東京電力株式会社(現 東京電力パワーグリッド株式会社)より、共同企業体の代表会社として、100万ボルト送電線工事「南いわき幹線新設工事」を受注 |
1995年2月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1998年3月 |
資本金を8億2千3百万円余に増資 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年9月 |
東京都新宿区西早稲田二丁目に本社を移転 |
2006年5月 |
資本金を9億8千9百万円余に増資 |
2008年7月 |
宮城県石巻市に石巻営業所を設置 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
2010年8月 |
宮城県蔵王町に仙台機材センターを設置 |
2012年2月 |
株式会社東京管理(現 連結子会社)の全株式を取得 |
2012年12月 |
東京都豊島区南池袋一丁目に本社を移転 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2017年12月 |
株式会社ETSホールディングスに商号変更 |
2021年8月 |
うきは太陽光発電所(福岡県うきは市)を取得 |
2021年9月 |
株式会社岩井工業所(現 連結子会社)の全株式を取得 |
2021年12月 |
ユウキ産業株式会社(現 連結子会社)の全株式を取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
2022年6月 |
中央電氣建設株式会社(現 連結子会社)の全株式を取得し、その子会社である株式会社電友社を含め子会社化 |
事業内容
ETSホールディングス及びその連結子会社5社は、電気工事業と建物管理・清掃業の2つの主要な事業セグメントを展開しています。電気工事業では、送電事業と設備事業の2つの区分に分かれており、送電事業では架空送電線建設工事、地中送電線建設工事、変電所工事、土木工事等の測量設計、送電線建設工事用機械工具の開発及び製造販売、海外での送電線建設工事を手がけています。設備事業では、電気設備工事設計施工、計装設備工事設計施工、情報通信設備工事設計施工、防災防犯設備工事設計施工、太陽光発電所工事、特別高圧変電所工事、情報通信工事などを行っています。
建物管理・清掃業では、マンション管理事業、建物設備メンテナンス、管理業務受託事業、ビル清掃・管理事業を展開しており、マンション管理、建物設備メンテナンス及び管理業務受託、ビル清掃、有人警備、機械警備、内装工事設計施工、産業廃棄物処理業などのサービスを提供しています。これらの事業を通じて、ETSホールディングスは幅広い顧客ニーズに応える多様なサービスを提供しています。
経営方針
ETSホールディングスは、電気工事業と建物管理・清掃業の二つの主要な事業セグメントを展開しており、その中で経営戦略として企業価値の向上を目指しています。同社は、「この街に明かりを灯すのは私達 ~100年の伝統から100年の未来へ~」というパーパスのもと、事業活動を行っており、売上高営業利益率5.0%を目標に掲げています。
中長期的な経営戦略として、ETSホールディングスは、エネルギー業界のカーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギーの導入促進や送電線網の強化などの課題に対応しています。また、働き方改革関連法の施行に伴う労働環境の整備も重要な取り組みとしています。
送電事業部門では、設備保全対策や広域連系整備計画の実施に向けた工事を想定し、人材確保や労働環境の改善に努めています。設備事業部門では、グリーントランスフォーメーションを推進し、再生エネルギー設備工事計画に注力しています。
建物管理・清掃事業部門では、マンション管理のデジタル化推進や長期修繕及び設備改修の提案などを通じて、事業強化を図っています。これらの戦略を通じて、ETSホールディングスは、関連する分野への挑戦やお客様のニーズに応える事業展開を目指しています。