L is B (145A) 株価

時価総額
¥44.9億
PER
24.9倍
企業向けDXソリューションの有力企業。現場特化型ビジネスチャット「direct」を主力にSaaSサービスを展開。2024年12月期に投資事業を新設し、BIMソリューション企業を買収。建設業・流通小売業・インフラ業界を中心に展開。

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事業内容

L is Bは、建設業や流通小売業、運輸業などの「現場」を持つ企業向けに、業務効率化を支援するデジタルサービスを提供している企業です。同社の主力サービスは現場向けビジネスチャット「direct」で、現場特有のコミュニケーション課題を解決するため、直感的な操作性と高いセキュリティを兼ね備えたSaaS型サービスとして展開しています。加えて、写真管理サービス「タグショット」やAIを活用したFAQボット、動画共有サービス「ナレッジ動画」など、現場DXを支援する連携ソリューションも幅広く提供しています。

同社の顧客は建設業、流通小売業、インフラ業などの現場を持つ企業が中心です。収益構造は、月額利用料による安定的なストック収益と、システム導入支援やDXコンサルティングによるプロフェッショナルサービス収益から構成されています。販売は直販のほか、販売パートナー経由での提供や、自治体向け「LoGoチャット」や信用金庫向け「しんきんdirect」などのOEM提供も行っています。

事業セグメントは、主力のDXソリューション事業と新設の投資事業の2つに分かれています。DXソリューション事業では「direct」を核とした現場向けサービス群の提供に加え、連結子会社のシステム・エムズを通じた受託開発業務や、新たに買収したIU BIM STUDIOによる建設業界向けBIMソリューションも展開し、現場DXの総合プラットフォーム化を進めています。

経営方針

L is Bは「現場DXの総合プラットフォーム」への進化を目指し、積極的な成長戦略を展開しています。同社は翌期に売上高2,823百万円(前年同期比32.4%増)、営業利益266百万円(同57.8%増)という強気な業績目標を掲げており、月額課金型サービスの特性を活かしたARR(年間経常収益)の拡大を重要指標として位置づけています。収益基盤の安定性を示すストック売上比率の向上と、新規契約獲得に加えて既存顧客でのアップセル・クロスセル展開により、持続的な成長を目指しています。

同社の差別化戦略は、建設業や流通小売業など「現場」を持つ業界に特化したソリューション開発にあります。主力のビジネスチャット「direct」は、現場特有の課題を深く理解した機能設計により他社製品との差別化を実現しており、これに連携する「タグショット」「ナレッジ動画」などの周辺サービスを組み合わせることで、単なるコミュニケーションツールを超えた総合的な現場DXソリューションを提供しています。また、生成AI技術の活用による付加価値向上にも積極的に取り組んでいます。

新市場開拓では、投資事業やM&Aを積極活用した事業領域の拡張を推進しています。建設業界向けBIMソリューションを手がけるIU BIM STUDIOの買収に続き、システム開発分野への進出も図っており、既存の顧客基盤に対してクロスセル展開を進めることで収益拡大を狙っています。さらに、パートナー企業へのOEM提供や効果的な広告宣伝活動により、新規顧客の獲得も同時に進めています。

技術革新への取り組みでは、AI技術を中核とした先端テクノロジーの自社開発を強化しています。特に生成AIを活用した新規サービスの研究開発を継続的に実施し、顧客の業務プロセス全体をデジタル化する包括的なソリューションの構築を目指しています。同時に、システムの安定稼働とセキュリティ確保のためのインフラ強化、優秀な人材の確保・育成にも注力し、持続的な競争優位性の確立に努めています。

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