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L is BJP:145A
沿革
2010-09 | 静岡県焼津市にて資本金5,000千円で当社設立 |
2011-04 | 感情解析エンジン「Social Emotion Engine」を開発 同エンジン搭載のTwitterアプリ「Feel on!」を提供開始 |
2012-02 | 東京都江東区青海に本社を移転 |
2014-05 | 東京都千代田区外神田へ本社を移転 |
2014-10 | ビジネスチャットサービス「direct」を提供開始 |
2014-12 | チャットボット開発環境「daab SDK」を公開 |
2015-10 | 「direct」に顧客が協力会社と安全につながるオプションサービス「direct Guest Mode(ダイレクトゲストモード)」を提供開始 |
2016-03 | 徳島県徳島市に徳島ラボを開設 |
2016-10 | 働き方改革支援ソリューション「direct Smart Working Solution」を提供開始 |
2016-12 | 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のISO/IEC27001及びISO/IEC27017認証を取得 |
2017-01 | チャットボットレンタルサービス「direct bot RENTAL」を提供開始 |
2018-05 | 大阪府大阪市西区に関西支社を開設 |
2018-07 | ユーザーの思考に合わせて進化するFAQソリューション「AI-FAQボット」を提供開始 |
2019-05 | 東京都千代田区岩本町へ本社を移転 |
2019-06 | 第三者割当増資により総額2.8億円を資金調達 |
2019-10 | 福岡県福岡市中央区に九州支社を開設 |
2021-05 | 第三者割当増資により総額約10億円を資金調達 |
2021-10 | 関西支社を大阪府大阪市西区に移転 |
2022-04 | タスク管理、スケジュール管理、掲示板を搭載した「direct Apps」を提供開始 |
2023-03 | 「direct Apps」に日程調整アプリ「トリスケ」を追加で提供開始 |
2023-06 | 「タグショット/タグアルバム」を提供開始 |
2024-03 | 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 |
事業内容
L is B(エルイズビー)は、「アイデアとテクノロジーで人々を笑顔にする」というミッションのもと、デジタルサービスの開発・提供を行っている企業です。同社は、特に「現場」を持つ企業の業務課題をデジタルトランスフォーメーション(DX)によって解決することに注力しており、そのサービスは主にSaaS(Software as a Service)形式で提供されています。対象となる業界は、建設業、流通小売業、インフラ業、運輸・交通業などで、これらの業界で働く人々の業務効率化を目指しています。
同社が提供する主なサービスには、現場向けビジネスチャット「direct」や、働き方改革支援ソリューション「direct Smart Working Solution(SWS)」、チャットボットレンタルサービス「direct bot RENTAL」、FAQソリューション「AI-FAQボット」、タスク管理、スケジュール管理、掲示板を搭載した「direct Apps」などがあります。これらのサービスは、顧客のDXに関する課題解決を目的としており、2022年7月にはDXコンサルティングサービスも開始しました。
また、L is Bは「direct」のOEM提供も行っており、自治体や信用金庫などにビジネスチャットサービスを提供しています。これにより、信用金庫と取引先のDX支援や、非対面コミュニケーションの促進を図っています。
サービス提供形態としては、顧客からのサービス利用料を受け取る直接販売と、販売パートナーを通じた販売があります。また、OEMパートナーに対しては、そのブランドでのサービス提供を行っています。サービスの初期設定やDXコンサルティングサービスは、プロジェクト完了やシステム納品ごとに売上を計上しています。
経営方針
L is Bは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、特に「現場」を持つ企業の業務課題を解決することに特化したサービスを提供している企業です。同社の成長戦略は、顧客の業務理解と課題理解に基づいたサービス開発、および継続的なサービス改善を通じて、顧客と共に成長していくことにあります。主力サービスであるビジネスチャット「direct」を中心に、連携ソリューション群の開発・販売を行い、さらにOEM提供を通じて顧客基盤の拡大を図っています。
同社は、建設業、流通小売業、インフラ業、運輸・交通業など、現場の業務での利用にフォーカスしており、他社のチャットツールとの差別化を図っています。また、広告宣伝や営業活動を通じて顧客基盤の拡大、および既存顧客内での利用浸透を目指しています。
経営上の目標としては、サービスの月額利用料の積み上がり状況を示すARR(Annual Recurring Revenue)の拡大を掲げており、ストック売上高、ストック売上比率、契約社数を重要な指標としています。これらの指標を通じて、サービス提供モデルの持続可能性と成長性を追求しています。
さらに、サービスの付加価値向上、顧客基盤の拡大、複数サービスの販売促進、人材の確保と育成、内部管理体制の強化、利益及びキャッシュ・フローの創出など、事業上及び財務上の課題に対しても積極的に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、L is BはDX市場における競争優位性の確保と持続的な成長を目指しています。