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KHCJP:1451
沿革
1981年10月 |
兵庫県明石市松の内に資本金8,000千円で不動産の仲介及び住宅請負等を目的として株式会社勝美住宅(現 当社)を設立 |
1998年9月 |
兵庫県明石市小久保に子会社 株式会社神戸住建(現 連結子会社、住宅の横綱大和建設株式会社)を設立 |
1999年1月 |
株式会社勝美住宅(現 当社)が大和建設株式会社を吸収合併 株式会社神戸住建が商号を大和建設株式会社に変更 |
1999年9月 |
兵庫県加古川市平岡町に子会社 株式会社みなと住建を設立 |
2000年7月 |
株式会社勝美住宅(現 当社)が株式会社加古川住宅を吸収合併 株式会社みなと住建が商号を株式会社加古川住宅に変更 |
2000年9月 |
本店を兵庫県明石市花園町に移転 |
2001年2月 |
株式会社明石住建(現 連結子会社)及び恭和住宅株式会社(現 連結子会社、パル建設株式会社)を株式交換により完全子会社とする |
2002年1月 |
兵庫県明石市花園町に子会社 パル建築工房株式会社(現 連結子会社、株式会社Labo)を設立 |
2004年10月 |
恭和住宅株式会社が商号をパル建設株式会社に変更 パル建築工房株式会社が商号を株式会社Laboに変更 |
2005年3月 |
創業者の前田昭雄が日本アジアランド株式会社に当社株式を譲渡したため、日本アジアランド株式会社の子会社となる |
2005年5月 |
大和建設株式会社が商号を住宅の横綱大和建設株式会社に変更 |
2006年10月 |
会社分割(新設分割)により住宅事業を設立会社である株式会社勝美住宅(現 連結子会社)に事業承継し、持株会社化するとともに、商号を株式会社KHCに変更 |
2008年4月 |
日本アジアランド株式会社が国際航業ホールディングス株式会社に当社株式を譲渡したため、国際航業ホールディングス株式会社の子会社となる |
2011年10月 |
パル建設株式会社が株式会社加古川住宅を吸収合併 |
2015年7月 |
日本アジアグループ株式会社を存続会社とし、国際航業ホールディングス株式会社を消滅会社とする吸収合併により、日本アジアグループ株式会社の子会社となる |
2016年4月 |
自己株式の消却により、日本アジアグループ株式会社の完全子会社となる |
2019年3月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2021年8月 |
株式会社シティインデックスイレブンスが、当社の親会社である日本アジアグループ株式会社の株式を公開買い付けしたため、株式会社シティインデックスイレブンスは当社の親会社となる |
2021年11月 |
当社の親会社である日本アジアグループ株式会社が吸収分割の方法により、同社が所有する当社株式を株式会社JAGに継承したため、日本アジアグループ株式会社とその親会社である株式会社シティインデックスイレブンスが親会社でなくなり、株式会社JAGとその親会社であるグリーンプロジェクト株式会社が親会社となる |
2022年4月 |
株式会社勝美住宅(現 連結子会社)が子会社 いい不動産プラザ株式会社(現 連結子会社)を設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場に移行 |
2023年1月 |
当社の親会社である株式会社JAGが商号を株式会社SOLABLEに変更 |
事業内容
KHCグループは、持株会社であるKHCを中心に、連結子会社6社(株式会社勝美住宅、住宅の横綱大和建設株式会社、株式会社明石住建、パル建設株式会社、株式会社Labo、いい不動産プラザ株式会社)で構成されています。同社グループは、マルチブランド戦略に基づき、各社のブランドによる住宅請負をメインとした事業や不動産の販売及び仲介事業を展開しています。
具体的には、住宅建設用地の分譲及び仲介から、グループ共通の建築部門での設計・施工による住宅建設までをワンストップで提供しており、20代から30代の若いファミリーや初めて住宅を購入する方、マンションからの住み替えの方等を顧客ターゲットとしています。
売上種類別事業としては、「住宅請負」、「分譲用土地」、「分譲用建物」及び「その他」に分類されており、注文住宅、リフォーム工事、中大規模木造建築の住宅請負、土地販売、建売戸建て住宅の販売などを行っています。各連結子会社は、完全自由設計型の家づくりを基本とし、豊富な土地情報を活用して他社との差別化を図っています。
また、KHCグループは、住宅事業の単一セグメントであり、グループ共通部門による効率的なグループ経営や、実績に基づく専門に特化した建築・設計力を強みとしています。株式会社Laboでは、新築における設計・工事管理及びアフターメンテナンス並びにリフォーム工事を担当し、グループ共通の生産部門として設計・工事管理業務を集約しています。
経営方針
KHCグループは、兵庫県の播磨地区を中心に建設・不動産事業を展開している企業で、注文住宅請負や不動産販売をメインに事業を行っています。同社は、マルチブランド戦略とエリア拡大、顧客層の拡大を核とした成長戦略を推進しています。
マルチブランド戦略では、顧客の多様なニーズに応えるため、各連結子会社が独自のブランドを構築し、自由設計の家づくりを通じて顧客満足度の向上を目指しています。この戦略により、各社のブランド確立と技術力の蓄積を図り、さらなる付加価値の創出を目指しています。
エリア拡大戦略では、兵庫県播磨地域周辺を中心に事業を展開してきたKHCグループが、低コストでのエリア拡大を実現するためにサテライト型店舗の出店や、株式会社Laboを通じた阪神間及び大阪エリアへの進出を図っています。
顧客層の拡大に関しては、一次取得者層を主なターゲットとしながらも、新商品の開発や商品バリエーションの拡充、建替え需要の掘り起こしを通じて顧客層を広げています。また、リフォーム事業の強化や中大規模木造建築への注力を通じて、新たな市場を開拓しています。
これらの戦略を背景に、KHCグループは、厳しい経営環境の中でも長期的な成長を目指しています。同社は、顧客満足度の向上、技術力の蓄積、そして地域社会への貢献を通じて、持続可能な発展を追求していることが伺えます。