ニッソウJP:1444

時価総額
¥29.9億
PER
24倍
首都圏を中心に、原状回復工事、リノベーション、ハウスクリーニング・入居中メンテナンス、外装工事などのリフォーム工事施工管理業。

沿革

1987年1月

不動産のリフォーム工事を目的として、当社代表取締役社長である前田浩が東京都目黒区にて当社の前身であるクリエイティブリフォームオフィス・マエダを個人事業として創業

1988年9月

株式会社ニッソウを設立(資本金3,000千円にて設立)

1993年9月

資本金を10,000千円に増資

1997年5月

東京都知事(般)第106206号 一般建設業許可を取得

2005年11月

資本金を20,000千円に増資

2006年12月

本社を東京都世田谷区経堂へ移転

2010年9月

資本金を50,000千円に増資

2013年7月

資本金を100,000千円に増資

2016年10月

神奈川県高座郡寒川町に神奈川営業所を開設

2016年12月

国土交通大臣(般)第26483号 一般建設業許可を取得

2017年3月

埼玉県さいたま市西区に埼玉営業所を開設

2018年2月

東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへ上場

2020年3月

名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場

資本金を203,500千円に増資

2020年10月

千葉県船橋市に千葉営業所を開設

2020年11月

資本金を216,280千円に増資

2021年4月

埼玉県朝霞市に朝霞営業所を開設

2022年4月

名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所セントレックスからネクスト市場に移行

神奈川県横浜市に横浜営業所を開設

2022年7月

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

資本金を316,600千円に増資

2022年8月

資本金を349,789千円に増資

2022年11月

国土交通大臣(特-4)第26483号 特定建設業許可を取得

2023年3月

100%子会社 日本リゾートバンク株式会社を設立

2023年5月

株式会社ヤナ・コーポレーションの全株式を取得し子会社化

2023年6月

匠屋本鋪有限公司へ資本出資

事業内容

ニッソウグループは、ニッソウ株式会社とその連結子会社2社(日本リゾートバンク株式会社、株式会社ヤナ・コーポレーション)で構成されています。同社は、首都圏を中心に、原状回復工事や住まいの不具合に対応する修繕工事などのリフォーム工事の施工管理業を営んでいます。施工管理業務には、工程管理、安全管理、品質管理、原価管理などが含まれます。

ニッソウグループは、750社以上の専門施工会社との外注体制を有し、首都圏を中心に事業を展開しています。顧客は主に中小規模の不動産会社であり、個人ではなく法人に特化しています。小さな工事でも親切丁寧に対応することで、不動産会社との信頼関係を構築し、安定的・継続的な受注を実現しています。同社は、2,700社以上の不動産会社と取引実績があり、年間11,000件以上の工事を行っています。

主な工事区分としては、原状回復工事、リノベーション工事、ハウスクリーニング・入居中メンテナンス工事、およびその他の外装工事や共用部工事などがあります。原状回復工事は、経年劣化した建物や部屋を新築に近い状態に戻す工事であり、リノベーション工事は、住宅の機能を新築時よりも向上させる工事です。ハウスクリーニングや入居中メンテナンス工事は、入居者が退去した後の清掃や、入居中の小修繕を行います。その他にも、外壁塗装工事や屋上防水工事など、顧客のニーズに対応した様々な工事を手がけています。

経営方針

ニッソウグループは、持続的な企業価値の向上を目指し、市場のニーズに適応した高品質なリフォームサービスの提供に注力しています。同社は、不動産会社との強固な信頼関係を築き、日本一のリフォーム会社を目指すという経営理念のもと、顧客満足度の向上に努めています。経営戦略としては、建設物の老朽化に伴うリフォーム・リノベーション需要の高まりに対応するため、新たな顧客開拓、仕入先や外注先の確保、営業所の増設を通じて事業の拡大を図っています。

経営上の目標達成には、完成工事高と完成工事総利益を重要な指標としており、工事受注件数と新規顧客数の増加を通じてこれらの指標の向上を目指しています。また、人材育成と採用にも力を入れており、社員一人ひとりが顧客を担当する体制を強化し、サービスの質の向上を図っています。

ニッソウグループは、経営環境の変化にも柔軟に対応しており、新型コロナウイルスの影響やロシア・ウクライナ情勢による経済の不確実性にも対処しています。リフォーム業界の構造問題や労働力不足、原材料費の高騰などにも対応し、施工品質の向上、人材の確保と育成、内部管理体制の強化、施工ネットワークの拡充、事業エリアの拡大など、多角的なアプローチで成長戦略を推進しています。これらの取り組みを通じて、ニッソウグループは持続可能な成長を目指し、企業価値の最大化に努めています。