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ウエストホールディングスJP:1407
沿革
1984年5月 |
住宅設備機器関連商品の卸売及びその施工を目的として、広島市西区に西日本鐘商株式会社を設立 |
10月 |
広島市西区三滝町に本社を移転 |
1985年4月 |
西日本鐘商株式会社から西武ハウス工業株式会社へ社名を変更し、一般顧客への販売、施工を開始 |
1989年6月 |
西武ハウス工業株式会社から株式会社ウエストへ社名を変更 |
1990年8月 |
東京都台東区に東京支店を開設 |
1991年2月 |
現在の広島市西区楠木町に本社を移転 |
1995年4月 |
広島市西区楠木町にウエスト第2ビルを業務拡大に伴い竣工 |
12月 |
新築戸建住宅分野へ進出のため、ユニオン事業部を設置 |
1997年9月 |
株式会社ウエスト(旧ムネカタ電子株式会社)と額面変更のため合併 |
1999年5月 |
電気設備設計分野へ進出のため、電気事業部を設置 |
2000年4月 |
異業種提携を推進のため、開発本部を設置 |
2001年4月 |
岡山市蕃山町に岡山ショールームを開設 |
10月 |
広島市に広島ショールームを開設 |
11月 |
福岡市に福岡ショールームを開設 |
2002年1月 |
広島城天守閣屋根瓦改修工事竣工 |
2月 |
大阪市に大阪ショールームを開設 |
3月 |
広島市に広島ショールームを増設 |
2003年6月 |
東京都新宿区に東京ショールームを開設 |
7月 |
ISO9001:2000認証取得(広島本社・東京支店・大阪支店・福岡支店) |
11月 |
株式会社イノベーションアライアンスを設立 |
2004年6月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年3月 |
広島市に「ウエストプラザ」を開設 |
5月 |
株式会社ヤマダハウジングとの業務提携による1号店(広島八木店)を出店 |
10月 |
株式会社ハウスドクターを設立 |
2006年3月 |
株式会社ウエストから株式会社骨太住宅へ社名変更 |
株式移転により株式会社骨太住宅の完全親会社として当社が設立 |
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株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
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株式会社ハウスケアを設立 |
2007年7月 |
株式会社サンテックを設立 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
10月 |
自社製住宅用パワーコンディショナの販売開始 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
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2011年3月 |
第4回国際太陽電池展(PV EXPO2011)へ出展 |
4月 |
家庭用リチウム蓄電池の販売開始 |
8月 |
株式会社骨太住宅を株式会社ウエストエネルギーソリューションに商号変更 |
株式会社サンテックを株式会社ウエストに商号変更 |
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2013年6月 |
株式会社ウエストO&Mを設立 |
7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
8月 |
第1ウエストグループ合同会社を設立 |
12月 |
株式会社ハウスケアを株式会社ウエストビギンに商号変更 |
2014年1月 |
経済産業省資源エネルギー庁による特定規模電気事業者(PPS)届出 |
9月 |
株式会社ウエスト電力を設立 |
2015年9月 |
株式会社ウエスト電力が経済産業省資源エネルギー庁による小売電気事業者に登録 |
2016年8月 |
WEST International(THAILAND)CO.,LTD.を設立 |
2020年2月 |
株式会社ウエストホールディングスが日本格付研究所より、グリーンファイナンス・フレームワーク評価 Green1(F)を取得 |
5月 |
株式会社ウエストを株式会社ウエストグリーンパワーに商号変更 |
9月 |
新設非FIT太陽光発電所の再エネ電気を大阪ガス株式会社へ供給開始 |
11月 |
株式会社ウエストエネルギーソリューションが広島大学と「ソーラーシェアリング共同研究講座」を開設 |
2021年3月 |
中国電力株式会社とグリーン電力供給に関する業務提携契約を締結 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
大阪ガス株式会社と資本業務提携契約を締結 |
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株式会社JERAと資本業務提携契約を締結 |
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6月 |
東京都千代田区丸の内に東京本社を移転 |
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と資本業務提携契約を締結 |
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2023年2月 |
三井住友信託銀行との再生可能エネルギー事業における協業に関する協定を締結 |
4月 |
JR九州 佐世保車両センターでオンサイトPPAによる太陽光発電を設置 |
8月 |
パワーエックスと蓄電所、太陽光発電所の開発・運用に向けた業務提携を締結 |
事業内容
ウエストホールディングス及びそのグループ企業は、複数の事業セグメントを展開しています。主要な事業には、公共・産業用太陽光発電システムの設計、施工、販売、そしてオペレーションアンドメンテナンス(O&M)が含まれます。これらの事業は、株式会社ウエストエネルギーソリューションや株式会社ウエストビギンをはじめとする複数の子会社によって運営されています。
また、同社グループは省エネサービスを提供するウエストエスコ事業も手掛けており、企業や地方自治体向けに電力の販売も行っています。これにより、エネルギーの効率化とコスト削減をサポートしています。
電力事業においては、太陽光発電システムを用いた発電及び販売事業、グリーン電力の卸売事業などを展開。株式会社ウエストエネルギーソリューションや株式会社ウエストグリーンパワーを含む32社がこのセグメントに関与しています。
メンテナンス事業では、株式会社ウエストO&Mが太陽光発電システム及び関連設備の総合管理・保守を担当しており、安定した運用を支えています。
ウエストホールディングスグループは、これらの事業を通じて、再生可能エネルギーの普及とエネルギーの効率的な利用を推進しています。
経営方針
ウエストホールディングスは、再生可能エネルギーと省エネルギー事業を核とした成長戦略を推進しています。同社は、トータルエネルギーマネジメントの創造と日本一のファブレス再生エネルギー電力会社を目指しており、独自のビジネスモデル構築に注力しています。具体的には、太陽光発電周辺事業への積極展開、発電所販売とO&M、グリーン電力電源確保によるフロー収益とストック収益の同時追求、地域密着型営業の展開、そして不断のコスト削減による発電効率の向上を目指しています。
再生可能エネルギー事業では、自家消費モデルや非FIT対応モデルの拡充、特別高圧案件の開発、風力発電への事業展開を進めています。省エネ・ウエストエスコ事業では、設備の「所有」から「利用」へのシフトと省エネ効果の拡大を図っています。電力販売事業では、グリーン電力事業の垂直立ち上げを目指し、O&M事業では、安心・安全・感動を提供できるサービスの提供と受注拡大に努めています。
経営上の目標として、ROEの上昇と売上高営業利益率10.0%以上の確保を掲げ、2024年8月期には18.1%を目標としています。また、中長期的な成長を確保するため、グリーン電力事業、自社売電事業、エスコ事業、O&M事業を中心にストックビジネスの強化に取り組み、今後3年間は営業利益前期比15%増を目指しています。
このように、ウエストホールディングスは、再生可能エネルギーの普及とエネルギー効率の向上を目指し、多角的な事業展開と革新的なビジネスモデルを通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。