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アルテリア・ネットワークス【JP:E34545】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
アルテリア・ネットワークスは、日本全国に自社で光ファイバーネットワークを敷設し、法人向けの通信サービスを提供する電気通信事業者です。同社は収益性の高い都市部を中心に効率的な投資を行い、全国35都道府県にネットワーク拠点を展開しています。光インターネット接続、専用線、電話サービスなど幅広い通信サービスを自社回線で提供することで、高品質で安定した通信環境を顧客に届けています。
同社の主要顧客は中小企業やマンション事業者で、収益構造は複数のサービス分野から成り立っています。企業向けには1社につき光ファイバー1本を提供する高品質なインターネット接続サービスを展開し、マンション向けには全戸一括型のインターネット接続サービスで9年連続全国シェア1位を獲得しています。同社は直接営業に加えて、複数の販売パートナーとの代理店契約を通じて事業拡大を図っています。
同社のサービスは主に4つの分野に分かれています。インターネットサービスでは法人向け光接続とIP電話を、ネットワークサービスでは企業の基幹システム向け専用線や多拠点接続のVPNサービスを提供しています。マンションインターネットサービスでは分譲・賃貸住宅向けの全戸一括型サービスを展開し、新たにDXサービス分野では配信スタジオでのeスポーツ大会運営なども手がけています。
経営方針
アルテリア・ネットワークスは、2022年から2026年にかけての中期経営計画において、明確な数値目標を掲げた成長戦略を推進しています。同社は2026年3月期までに売上高800億円以上(M&A含め1,000億円目標)、営業利益150億円以上の達成を目指しており、高い収益性を示すEBITDAマージン30%台の維持を重視しています。この計画により、同社は通信事業者として持続的な成長軌道を描いています。
重点投資分野では、既存の基盤事業の強化と新規成長領域の開拓を両輪として展開しています。保有する光ファイバーネットワークの最適化・最新化を進め、動画配信事業者などからのインフラ需要取り込みを狙っています。マンションインターネット事業では、従来の分譲市場に加えて賃貸市場での成長加速に注力し、業界トップの地位をさらに強固なものにする戦略です。差別化要因として、全国35都道府県をカバーする自社光ファイバー網と、顧客のニーズに応じたカスタマイズ対応力を前面に押し出しています。
新市場開拓では、マンション居住者向けの直接サービス提供に踏み出し、テレワーク需要の拡大を背景とした個人向け市場への参入を図っています。このサービス基盤を活用してSOHO事業者や小規模法人向け事業の拡大も計画しており、従来の法人向け中心の事業構造を個人まで広げる戦略転換を進めています。さらに、M&Aや資本提携を通じて非通信サービス事業の拡充を目指し、通信インフラを基盤とした総合サービス企業への転換を模索しています。
技術革新とサステナビリティの分野では、脱炭素社会への貢献を重要な経営課題として位置づけています。再生エネルギーを活用したマンション向け電力供給事業の展開や、エネルギー効率の高いシステムへの刷新を進めています。セキュリティ強化の観点からゼロトラストネットワークの導入を推進し、働き方改革と併せて社内システムの近代化を図っています。これらの取り組みを通じて、同社は「つながる地球に、新しい鼓動を」というタグラインの下、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての地位確立を目指しています。