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住友三井オートサービス【JP:E34406】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
住友三井オートサービスは、自動車リース事業を主力とする総合モビリティサービス企業です。同社は車両の調達から点検整備・修理まで、自動車の維持管理に関わる包括的なサービスを提供するメンテナンス・リースを中核事業としており、これに加えてファイナンス・リースや割賦販売も手がけています。
同社の主要顧客は法人企業が中心となっており、企業の社用車や営業車両の調達・管理業務を代行することで安定した収益を確保しています。収益構造としては、リース料収入が主体となっており、車両の購入から保険・整備・燃料管理まで一括して請け負うことで、顧客の車両管理コストの削減と業務効率化を実現しながら収益性を高めています。
事業セグメントは自動車リース事業に集約されていますが、その中には多様なサービス領域が含まれています。近年注目される電気自動車関連事業やモビリティサービス事業に加え、カード事業、損害保険代理業務、レンタカー事業、さらには使用済み車両を活用するオートリサイクル事業まで展開しており、自動車のライフサイクル全体をカバーする総合的なサービス体制を構築しています。
経営方針
住友三井オートサービスは、2027年度に向けて「サステナブルな社会に向けたモビリティプラットフォーマー」への転換を目指した大規模な事業戦略の変革に取り組んでいます。同社は2025年度事業計画「SMAS Evolution 2025∞」において、事業領域の拡大、事業基盤の維持・強化、社会変化への対応という3つの大方針を策定し、従来のリース事業に留まらない新たなビジネスモデルの構築に注力しています。
事業領域の拡大では、従来のリース中心のビジネスモデルから脱却し、外部環境の変化を先取りした新規ビジネスの創出に重点を置いています。同社は人的リソースの再配分を進めながら、IoTやAI等の先進技術を活用した「総合モビリティサービス」の先駆者を目指しており、アジア・大洋州地域を中心とした海外事業の拡大にも積極的に取り組んでいます。外部パートナーとの連携強化により、多様な顧客ニーズに対応できるプラットフォームの構築を進めています。
カーボンニュートラルへの対応は、同社の重要な差別化戦略となっています。「EV&カーボンニュートラル戦略推進部」が中心となり、株主企業との連携に加え、自動車メーカー、EV関連企業、エネルギーマネジメント専門企業、地方銀行系リース会社との多面的なパートナーシップを構築しています。法人顧客や自治体のカーボンニュートラル実現に向けた課題解決を支援することで、持続可能な社会の構築に貢献しながら新たな収益機会の創出を図っています。
技術革新への取り組みでは、デジタル技術の活用による業務生産性の向上と、社員全体のデジタルリテラシー向上に力を入れています。同社は全社横断での業務フローの見直しとシステム化を推進し、取引拡大に伴う業務量増加への対応を図っています。また、多様性とインクルージョン(D&I)の促進や経営戦略の錬成を通じて、急速に変化する社会環境に対応できる組織体制の構築を進めており、これらの取り組みが同社の長期的な競争優位性の確保に寄与すると期待されます。