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リファインバース (E32456) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
**リファインバースの事業概要**
リファインバースは、製造業で発生する廃棄物を再資源化し、従来の製造工程とは異なる新しい材料循環システムを構築している環境関連企業です。同社は使用済みカーペットタイルの再資源化を中核事業とし、独自の技術により廃棄物を合成樹脂製品として再生・販売しています。現在は漁網やエアバッグの工場端材、製鉄所向けの製鋼副資材の製造なども手がけ、再資源化事業の領域を拡大しています。
同社の主要顧客は、再生樹脂を購入するカーペットタイルメーカー各社(住江織物、東リ、サンゲツ、川島織物セルコンなど)と、廃棄物処理を委託する産業廃棄物処理業者です。収益構造は二重になっており、使用済みカーペットタイルを受け入れる際の処理受託料と、再生樹脂をメーカーに販売する際の売上の両方で収入を得ています。この仕組みにより、最終処分場への委託より安価な処理サービスを提供しながら、品質の安定した再生樹脂を競争力ある価格で供給できています。
事業セグメントは再生樹脂製造販売事業と産業廃棄物処理事業の2つに分かれています。前者では、本体とリファインマテリアル株式会社が使用済みカーペットタイルから「リファインパウダー」や製鋼副資材、再生ナイロン樹脂を製造し、後者では株式会社ジーエムエスが首都圏の建築系廃棄物の収集運搬・中間処理を行っています。東京都内の2つの処理施設(葛飾区と大田区)を拠点とし、都心部全域での産業廃棄物受入体制を整えています。
経営方針
リファインバースは、廃棄物を再資源化する素材再生企業として、使用済みカーペットタイルを中心とした循環型ビジネスモデルで成長を目指しています。同社は環境対応製品への需要拡大を背景に、カーペットタイルメーカーからの引き合い増加に対応するため生産能力増強を進めており、販売数量拡大と価格向上による収益性改善を図っています。また、歩留り向上や生産効率化によるコスト削減にも取り組み、競争力強化を推進しています。
新規事業領域への進出が同社の重要な成長戦略となっています。独自開発した高純度分離技術により、自動車エアバッグ基布や使用済み漁網から再生ナイロン樹脂を製造し、糸や布への高付加価値化を実現しています。また、混合圧縮成形技術を活用して製鋼副資材の製造事業にも参入し、事業領域を建設業界から自動車、鉄鋼、アパレル業界まで拡大させています。三菱ケミカルとの協業による廃プラケミカルリサイクル事業化も進めており、化学業界への進出も視野に入れています。
技術面では、従来の機械的処理による分離技術をベースとしながら、新たに低コストな高純度分離技術と混合圧縮成形技術を確立しました。これらの技術革新により、カーペットタイルリサイクルに加えてナイロンリサイクル事業、製鋼副資材製造事業への新規参入を実現しています。さらに、蓄積したノウハウを活用したソリューション事業も拡大しており、コンサルティングや設備販売、ライセンス供与を通じて顧客への価値提供を図っています。
事業基盤強化の取り組みとして、産業廃棄物処理事業では全国への回収拠点拡大を検討し、処理能力向上を目指しています。組織面では事業部制を導入し、テレワークやウェブ会議の活用による働き方改革も実施しています。財務基盤については利益剰余金の積み増しと借入条件の見直しによる金利コスト削減を進め、持続的成長に向けた体制整備を着実に推進しています。